シングルファザーになったら、仕事はどうするべきなのか?

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幸せになるヒント

どーも気ままお父さんです!

4年前に最愛の妻を病気で亡くしました😢
「妻の想い」と「娘の笑顔」を大事に6歳娘を1人で育てている46才のシングルファザーです。

今は、死別を受け入れ、娘と二人で、幸せと笑顔いっぱいに暮らしています😊

どのようにして、ツラい不安ばかりの日常を、楽しい日常に変えられたのか?

このブログには、死別の受け入れ方、老後のお金の不安解消法、家族の心温まるエピソードを残しています。

何か小さなことでも、当ブログが皆様のお役に立つことができたなら、うれしいです😊

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【シングルファザーになったら、仕事はどうするべきなのか?】

1,はじめに

シングルファザーになる時に、仕事の不安は、とても大きいです。

「このまま、仕事を続けられるのか?」、「評価が、下がるのではないか?」「給料が、落ちるかもしれない。」「みんなから、迷惑がられる。」など、勝手に想像してしまいます。

また、子供が小さいと、「ひとりで仕事を抱えながら、育てていくことができるのか?」と、不安に駆られます。

私も、そのような不安があり、2才の娘と二人きりの、シングルファザー生活を、スタートさせています。

シングルファザーになったきっかけは、妻との死別です。

4年前に、幸せ絶頂の中、最愛の妻は、ガンを患い闘病の末、亡くなりました😔

不安を感じながらも、4年が過ぎ、今、娘は、順調に成長をして、元気に小学校に通っています😊

今回の記事は、私の仕事に対する考え方と、体験談です。

これから、ひとりでの子育てに不安を抱えている方の不安を少しでも解消できたら良いなと思って書きました。

最後まで読んでいただき、参考になればうれしいです😊

目次
1,はじめに
2,子育てと仕事は、どちらを優先する?
3,シングルファザーは、子育てと仕事を両立できる?
4,仕事に対する考え方の変化
5,さいごに

 

2,子育てと仕事は、どちらを優先する?

親に、「子供」と「仕事」ではどちらが大事かと聞くと、「子供」と答える方が多いのです。

特に、ひとり親だと、「子供に寂しい想いをさせたくない」、「ひとりでも愛情だけは十分に注いて育てたい」という気持ちが強くなります。

反面、「ひとりでも、子供に不自由な想いをさせたくない」という想いもあり、お金も子育てには、欠かせないのも事実です。

ひとり親になると、そのような想いを頂き、とにかく、必死に稼いで、子供を育てていくことになります。

子供が一番大事ですし、お金も必要なのです。

毎日、子育てと仕事に忙しく時間を過ごしていると、ついつい、仕事を優先してしまうことがあります。

「こんなに一生懸命働いて忙しいから、言うこと聞いて!」

と、親の都合を子供に押し付けたりすることも、しばしばあります。

そして、たまに、子供が、熱を出して、苦しんでいる時の顔を見ながら「ごめんね。しばらくあなたの側にいるね」と、仕事を休むのです。

その繰り返しです。

私は、妻がいる時は、仕事を優先していました。

できるだけ多く稼いで、家族の生活を豊かにしたいと思っていたのです。

しかし、今は、逆な考えになりました。

子供を優先するようになりました。

仕事の評価や、多く稼ぐことより、子供といる時間を長くとり、充実させることで、生活を豊かにしたいと考えるようになりました。

私は、量より質で仕事をするよう、心がけるようになり、毎日、定時までには仕事を終わらせて帰ります。

シングルファザーになってから、出世のお話もいただきましたが、お断りしました。

職場の移動が条件に入っており、通えないわけでもありませんでしたが、仕事が終わったら早く娘の顔を早く見たいので、お断りさせていただきました。(記事にしているので興味があればお読みください↓)

私にとっては、娘が、一番大事で、仕事は、生活する上で必要なことです。

生活ができれば、今は、子供に寂しい思いまでさせて、働こうとは思っていません。

シングルファザーになってから、会社の給料は増えていませんが、家族との時間を大事にして働いている今の方が、ずっと豊かに楽しく暮らせております。

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3,シングルファザーは、子育てと仕事を両立できる?

「完璧にできてます!」とは言い難いですが、何とかなっています😅

世の中のお父さんお母さんには、足元にも及ばないかもしれませんが、自分では上出来だと思っています😊(自画自賛😅)

妻が、天国に行ってしまった時、このような明るい未来が来るとは、思ってもいなかったです。

私は、ひとり親を理由に、「仕事は変えるべきではない」と思っています。

ひとり親になると、生活環境は、かなり大きく変化します。

特に、シングルファザーだと、慣れない家事と育児で、時間はあっという間に過ぎていきます。

そのような生活環境の変化で、仕事まで変わると、新しい仕事を覚えるプレッシャーはありますし、新しい人間関係を作るにも、ストレスは当然掛かります。

相談する人もいないので、これからの不安も一人で抱えることになります。

最初からそのような状態だと、相当なストレスを抱えることになると思います。

不幸にも突然の事故などで、前触れなくひとり親になってしまったらどうしようも無いですが、ひとり親になるのに、時間があるのであれば、ひとり親になる前に、仕事を安定させておくことをおススメします。

仕事を安定させたうえで、慣れない家事、育児に挑戦していけば、忙しいながらも、少しずつ生活は楽になっていきます。

無理は、禁物です。

無理して自分が倒れたら、子供がどうなるのか想像するのは難しくないでしょう。

私が、ひとり親になったのは、娘が2才の時です。

私は、迷いましたが、今の会社に勤め続けました。

保育園の送り迎えも、全てひとりでしなくてはいけないので、働き方は、大きく変わりました。

ひとり親になると、朝は、ギリギリの出社となり、残業は、一切できなくなります。

上司と相談し、勤務の開始や終了などの変更をお願いしました。

それから、4年が経ちました。

2才で、言葉もお互い一方通行だった娘も、どんどん成長していきます。

少しずつですが、育児にも手が掛からなくなり、私自身の時間や体力にも余裕が出てきます。

慣れない家事も、毎日やっていると、自分のスタイルができてきます。

自分のスタイルで家事をするようになると、家事もさほど苦とも思わなくなりました。

家事も、それなりの工夫を自分でするので、効率も良くなっていきます。

最初は、夕食の準備にバタバタと1時間は掛かっていましたが、今では、30分で食べたい物が作れるまでになってます。

毎日していると、家事も上達してくるのです😊

私は、同じ会社で、仕事を継続することで、仕事のストレスを極力減らし、子育てや家事に集中することができました。

ひとり親になる時に、正社員かパートか選べるのであれば、私は、迷わずに正社員を選びます。

仕事の安定が、今の不安のない生活につながっていると思うからです。

欲を言えば、働く時間を短くして、もっと娘との時間を多く取ってあげたいです。

でも、娘との時間を有意義にするためには、生活に不安のないことが一番です。

不安を抱えて娘との時間を長く取っても、娘に不安が伝染するだけだと思うのです。

また、正社員は、責任もあり、大変に思うかもしれませんが、私が、ひとり親になった4年前と比べても、社会の考え方も変わり、働きやすくなったように思います。

社会や地域は、ひとり親に協力的ですし、保育時間の延長や、保育料の無料など、制度も充実してきました。

条件さえ合えば、正社員で働くことができ、十分に子供との時間も作れます。

正社員で働けば、最低賃金はいただけますので、手取りで15万円と、ひとり親の手当を受け取ることが可能であれば、贅沢はできないまでも、生活していくだけなら十分安定して暮らしていけます。

賞与が出るような会社であれば、貯蓄もできるでしょう。

コロナ禍で改めて、正社員で良かったと思いました。

コロナ禍でのニュースを見ていると、収入が安定していない方のほとんどが、正社員ではありませんでした。

もちろん、正社員でも、残業や賞与がカットされて収入が減少した方はいるでしょう。

そもそも、ひとり親になると、残業できないので、残業カットの影響はありませんし、毎月の収入で生活していれば、賞与がカットされても、日々の食事に困ることはないと思います。

不幸にも、正社員でも、会社の業績が低迷し、リストラになった方もいるでしょう。

それでも、その会社の正社員のリストラは、最終手段であり、パートより、多くの正社員が生き残れたのは事実でしょう。

私は、幸運なことに、コロナ禍でも生活を脅かすような収入の減少は無く、経済的には不安になることもありませんでした。

改めて、正社員で良かったと思っています。

子供の体調不良が原因で、仕事を休まなければいけないこともあります。

病児保育がある地域もたくさんあります。

私は、病児保育を利用することで、仕事を欠勤することは、ほとんどありませんでした。

2才や3才ぐらいまでは、しょっちゅう熱を出してましたが、4才ぐらいからは、体も丈夫になり熱を出さなくなります。

仕事の仲間に、迷惑を掛ける時もあると思いますが、それは一時的です。

仲間が、熱を出した時は、助けてもらった分、恩返しすれば良いと思います。

ひとり親と正社員の両立は、何とかなります。

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4,仕事に対する考え方の変化

私は、血気盛んな若者でした😅

会社員の仕事は、「成果を出し、評価され、給料に反映させていく」。

そう思い、ビジネスの勉強をして、実践して、役職を付けていくような日々を送っていました。

また、残業が評価され、休日に仕事をすれば、それも評価され、プライベートを犠牲にできる人が責任者に抜擢されるような時代でもありました。

私は、家庭は妻に任せ、朝は早くから仕事に出かけて、夜中まで仕事をしてました。

それを評価されて、責任者にもなり、年収も上がりました。

責任者になってからは、さらに残業をして頑張って働きました。

しかし、ひとり親になり、そのような働き方ができなくなりました。

決められた勤務時間内で、実績を積み上げ、それを評価してもらうしか無くなったのです。

でも、私は、悲観することはありません。

出世して、年収を上げるだけが仕事でないことに気付くことができました。

仕事より大切なものを見つけることができました。

もちろん、仕事をサボっている訳ではありません。

仕事は、決められた勤務時間内でしっかりとします。

しかし、以前のように、プライベートの時間を削ってまで、仕事をしなくなりました。

プライベートの時間は、しっかりと娘に使うべきだと気付いたのです。

仕事より、娘の方が大事です。

職場に幸せが落ちていると信じており、ずっと一生懸命に身を粉にして働いていましたが、幸せだと思って職場で集めていたのは、実は、不幸でした。

幸せは家にあったのです。

気付かせてくれたのは、妻。

命をかけて私に教えてくれたようなものです。

もう、無理な出世や、娘との時間を削ってまで年収を上げたいとは思わなくなりました。

仕事場では、仲間に助けられた分、恩返しをして、頑張っている同僚の出世を、心から喜べるようになりました。

今、私は、仕事が別の意味で面白くなりました。

仲間の役に立っていると思えるのがうれしいのです。

ひとり親になってから、同じ会社に勤めていますが、私の仕事に対する考え方は、大きく変わりました。

娘のために、定時に帰ろうが、有休を申請しようが、後ろめたさなどは、感じなくなりました。

仕事を時間内にきちんと終わらせていれば、堂々と娘のために帰れば良いですし、日頃から仲間の役に立ちたいと助けていれば、娘が、急に熱を出した時も、仲間が快く手伝ってくれます。

若い頃の私は、自分のことしか考えていなかったですが、これからは、娘のため、仲間のために働いていこうと思っています。

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5,さいごに

ここに書いたのは、あくまで私の体験と気持ちです。

私も、ひとり親になった時は、とても大変で悲観的でした。

そんな時、先輩シングルファザーさんたちが書かれていた、たくさんのブログを読ませていただきました。

そこには、大変な苦労話や、辛い体験、日々の忙しい毎日が書いてありました。

でも、どのブログにも共通していたのは、とても前向きに子供と向き合って生活しているお父さんたちの姿でした。

どこの家庭も、とても素敵で、不器用で一生懸命に働くお父さんを助けようと、幼い子供たちが、笑って支えている姿がありました。

お父さんの不器用ながらも「大切にしたい」という素直でまっすぐな気持ちを、子供たちがしっかりと受け止めていたのです。

そんなブログを読み、私は、勇気をもらい頑張って娘のために働いてきたのです。

4年経った今、しっかり者の娘が、うっかりお父さんを支えているような、笑顔の絶えないシングルファザー家庭になっています。

妻がおらず、二人きりで少し寂しいですが、娘のおかげで、毎日、楽しく暮らせています。

家事、育児、仕事を全てひとりでするのは、大変です。

でも、私みたいな仕事一点張りの40半ばのおじさんですら、ひとりで、2才だった娘を、今年、小学校に入学させることができたのです。

私にも、まだまだ、これから、越えなければならない色々なハードルがあると思います。

思春期、受験、就職、、そして 独立。

娘が、悩むたびに、私も一緒に悩むのでしょう。

私と娘の物語が、どのような結末になるかは、まだ、分かりません。

とても悲観的なことが、起きるかもしれません。

そんな時は、また、先輩方のブログや本を読み、勇気をいただきたいと思います。

私も先輩方に負けない勇気を与える文章を書いて、これからひとりで子供を育てようとしている方の励みになりたい思います。

これからも、少しでも皆様の力になれるように、娘との生活を書き続けたいと思います。

この記事が、少しでもお役に立ったのであれば幸いです😊

最後までお読みいただきありがとうございました😊

今は、悲観していても、未来は、子供たちの笑顔でいっぱいです。

一緒に頑張っていきましょう。

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