
どーも気ままお父さんです!
ブログに興味を持っていただきありがとうございます😊
私は、7年前に最愛の妻を病気で亡くした死別シングルファザーです😢
今は、妻との死別を受け入れ、「妻の想い」と「娘の笑顔」を大事に9歳娘と楽しく幸せに暮らしています😊
天国の妻への手紙や未来の娘に宛てた日記、死別、生活の質に関することを書いてます。
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【エッセンシャル思考】グレッグ・マキューン著
シンプリストの必読の書と言うぐらい読んで、共感することができました。
本書に書いてある考え方を身に付ければ、シンプリストになれます。
私が、本書を読んで、シンプリストとして、実践していることや、さらに取り入れたいと思った考え方などをまとめてみました。
複雑な世の中を、シンプルに生きたい方のお役に立てればうれしいです。
<目次>
1、はじめに(本書を読んで得られるものとは)
2、思考1「選ぶ力を取り戻す」
3、思考2「見極める力」
4、思考3「捨てる」
5、まとめ
私が本書を読んで一番印象に残った言葉は、「エッセンシャル思考をまとう」という言葉でした。
エッセンシャル思考とは、「より少なく、しかし、より良く」する考え方のことです。
サブタイトルにもある「最小の時間で成果を最大にする」思考法で、自分の人生をシンプルにする究極の思考法となります。
「エッセンシャル思考をまとう」とは、自分の中心にエッセンシャル思考を置いて生きるということです。
私は、会社では事務の責任者をしており、常に生産性や効率を求めるのが日常となっています。
いつしか、私生活でも、あらゆる無駄を無くすようになり、今ではシンプルに暮らすのが楽になりました。
「エッセンシャル思考をまとう」と、自分にとって本当に大事なことだけが残り、大事なことに集中できるようになるので、最高のパフォーマンスを発揮することができるようになります。
質の高い仕事ができるようになり、正しいことを自信を持って選択できるようになるので、毎日が充実して楽しくなります。
本書は、「選択する力」「見極める力」「捨てる」ことでエッセンシャル思考の考え方を述べ、最後に「仕組化」することにより、エッセンシャル思考に導いてくれます。
日常でも活かせるエッセンシャル思考を身に付けるテクニックが随所に書いてあるので実践していくうちにエッセンシャル思考をまとった人になれます。
本書の最初は、「手離した選ぶ力」を取り戻そうと主張しています。
人間とは、本来は「選ぶ」生き物です。
しかし、様々な要因で多くの人は選ぶことができなくなっていると本書は主張します。
選択肢があり過ぎて、複雑になっていたり、雑音が多すぎて、選ぶことを邪魔しているからです。
まずは、「選ぶことを選ぶ」ようにすることの重要性から本書はスタートしています。
見極めるには、自分の状態をいつでも正しく見極められる状態にしておかないといけません。
正しく見極めるのに、大事なことは、「自分の時間」「洞察力の鍛錬」「睡眠」「選抜」です。
1人で考える時間が重要だと書いてあります。
「本当にすることは何か?」
自分でじっくり考える時間が必要です。
私は、具体的に、毎朝、日記をつけて「毎朝、やりたいことを書く」ことを実践するようにしました。
見極めるには、情報の本質を知る努力が必要だと書いてあります。
全ての情報や話を聞いていたら、本質を聞き逃してしまいます。
ノイズの中からの重要なシグナルだけを聞き分け、語られていない本当に重要なことを聴くことが大事です。
読解力が必要なので、私は、「何が問題なのか」を意識して、毎日、新聞と20分の読書を行うようにしています。
本書には、見極めるには、十分な睡眠が必要だと主張しています。
どの本にも「睡眠が大事」って書いてありますね。
特に日本人は、睡眠が短いと言われています。
私は、6時間の睡眠で十分だと感じています。
6時間では短いと、どの本にも書いてあるので、30分伸ばして、6時間30分の睡眠をしてみることにしました。
30分伸ばしただけで、昼間に眠気を感じることが無くなりました。
パフォーマンスも上がっていると思います。
正しく選択するには、厳しい基準が必要です。
その基準とは、「仕方なくしている」ことと、「やりたいからしている」ことを判断することです。
厳しい基準で、選抜することで、不要な選択肢を却下することができます。
すると、やりたいことだけが残り、自分がやりたいことをしているので“自由”を感じることができます。
私も自分の「何が好きなのか?」「自分には何が合っているのか?」をノートに書き出してみて、仕方なくしていることとやりたいかたしていることを明確にしてみました。
たしかに、生活する上で、仕方なくしていることの方が圧倒的に多いです。
やりたくないことで、止められることは止めて、止められないことは「やりたいこと」に変えられないか考えるようになりました。
自分のやりたいことが増え、自由を感じられるようになり、幸福度は増しています。
捨てるには、「目標」「拒否」「キャンセル」「編集」が大事だと書いてあります。
自分の目標が明確であればあるほど、捨てるものがハッキリしてきます。
逆に目標が曖昧だと、他人の目を気にしたりして、捨てられなくなります。
本書では、目標は「完全に明確にしろ」と厳しいです。
自分の人生において、目標から外れた本質以外のものは、断固として切り捨てることで、自分の力が最高に発揮できると書いています。
私もノートに自分の目標を明確にしてみました。
仕事に関しては、私に関係の無い仕事も多く抱えていることに気付けました。
それらの関係のない仕事は、別の部署に依頼などして、私は、自分の本来しなければならない仕事だけを残すようにしました。
まだ、本書のように、私の本質と関係のないものをすべて、断固として切り捨てたわけではありませんが、自分の目標を明確にすることにより、何が大事なことか明確になり、切り捨てるのに、迷いが無くなりました。
本書でも「拒否」は実践が難しいと書いてあります。
「拒否」に関しては、上手にお断りする方法を紹介してくれています。
参考になったのが、仕事の依頼をお断りする際の「代替え案」です。
上司から、本来、自分のやるべき仕事とは関係ない依頼された場合、「私には、関係がないのでやりたくありません。」とは言えないです。
でも、代替え案を提案して、専門部署に依頼した方がメリットがあることを、お伝えすることにより、私には関係のない仕事をお断りしやすくなりました。
「キャンセル」とは、一度所有したものや、明らかに持っていたら損失となってしまうものを手離すことです。
不必要な物でも、もったいなくて手離せない物は多いです。
損失も、これだけお金と時間を費やしたので、今までの努力が無駄になると切り捨てられません。
エッセンシャル思考では、不要な物や損失は、すぐにでも切り捨てなければなりません。
本書では、それらを切り捨てる考え方を紹介しています。
「もう一度それを購入したいか?」「失敗を認めれば、失敗した分、自分が賢くなる」など紹介されていますが、中でも「ゼロベース」という考え方は、良いと思いました。
「今すぐこれを止めて、その分の時間とお金と労力を次は何に使おう」と考えます。
とても生産的で、好きな考え方です。
「キャンセル」の考え方を実践すると、不要な物や損失を見つけることができ、それらを手離せるようになります。
まだまだ、捨てられるものがあります。
それは、「余剰」です。
「編集」とは、余剰を削り、本質だけを取り出す作業です。
本書では、「削除」、「凝縮」、「修正」、「抑制」の方法で編集作業を行うことを紹介しています。
例えば、文章の編集では、最初に書いた文章から、余分な文字を削ったり、同じ意味のことはまとめたり、手直ししたりします。
私は、文章の編集で気を付けているのは、「抑制」です。
自分の言いたいことを我慢して、読む方が知りたいことを残すようにしています。
本書では、最後に、エッセンシャル思考を実践する、仕組化を紹介してくれます。
・バッファ:計画に余裕を持つ
・削減:本当の障害を取り除く
・前進:小さな成功を積み上げる
・習慣:正しい習慣は偉大な結果を生み、悪い習慣はトリガーを見直す
・集中:明日のことより今するべきことをする
・未来:私はエッセンシャル思考を生きる
と続きます。
私は、特に「バッファ」と言う考え方を実践しようと思いました。
計画が思うようにいかないと、ペースが乱れ、正しい選択ができなくなります。
なので、恵まれた好条件で計画を立てるのではなく、時間に1.5倍ぐらいの余裕を持って計画を立てることを推奨しています。
本書に書いてあるエッセンシャル思考の仕組化を実践し、自分の中心に常にエッセンシャル思考を置けば、世間的な成功ではなく、自分の人生に意味を見いだし、本当に重要なことを成し遂げられるようになります。
私は、仕事ですぐに実践して効果を感じることができました。
生活にも取り入れると、未来にあるのは、複雑化された現状ではなく、シンプルになった本来あるべき姿となるはずです。
エッセンシャル思考で正しくシンプルを手にすることで、迷いが無くなり、人に流されず、後悔なく自分の人生を生きることにつながります。
自分の人生を生きると、日々が楽しくなり笑って過ごすことができます。
本書は、シンプリストの本質を語ってくれます。
本書に共感ができれば、未来に、シンプルな世界が待っています。
シンプルな生活に興味がある方は、本書がとても参考になると思います。
参考になればうれしいです。
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