
気ままお父さんです!
4年前に最愛の妻を病気で亡くした46才のシングルファザーです😢
娘は6才で、「妻の想い」と「娘の笑顔」を大事にして育てています。
色々ありましたが、今では、死別を受け入れ、娘と幸せと笑顔いっぱいに暮らせています😊
このブログは、私の体験(死別、不登校)のこと、妻への想い、お金の話など書いています😊
ポジティブ発信を心掛けているので、目を通していただき、ホッコリしてくれたらうれしいです😊
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私は、ひとり親(シングルファザー)になる時に、とても不安な気持ちを抱きました。
「私は、ひとりで子供を育てることができるのか?」
同じような不安を抱えているひとり親の方も多いと思います。
今、私は、不安を抱えながらも、しっかり娘に愛情を注ぎ子育てができています。
むしろ、親が私ひとりになったことで、気付いたことも多く、以前より娘と真剣に向き合う時間が増えました。
私は、40代の死別シングルファザーです。
妻が他界して4年、娘は、6才になりました。
今回の記事は、私が、ひとり親になるにあたり、体験したことを記事にしています。
私とは、状況が違うかもしれませんが、ひとり親で不安を抱えている方、これから、ひとり親になる方の不安を少しでも和らげ、励ましたくて書いております。
これからひとり親になる方の力になり、幸せの一助となれば幸いです。
1,はじめに。
2,ひとり親になって良かったこと
3,事前にやっておいて良かったこと
4,もっとやっておけば良かったこと
5,子供が一番にならないように
6,おわりに。
ひとり親になって、良かったことを書いておきます。
たしかに、ひとり親になる前は、どうなるのか想像もつかなかったので、とてつもなく大きな不安を抱えました。
しかし、ひとり親になってみると、悪いことばかりではありませんでした。
ひとり親になり、何に良さを感じたのか書いておきます。
私は、死別で、ひとり親になりました。
妻の病気が分かった時は、絶望しか感じませんでしたが、夫婦として残された時間をいただきました。
正直、妻との闘病中や、妻が他界した直後は、悲しいやら、不安やらで、良いことなんて何も思いつきませんでした。
しかし、生活や気持ちが落ち着いてくると、ひとり親だからこその良いこともあることに気付いてきます。
一番感じたのは、「自由」でした。
「寂しい」気持ちと矛盾していますが、良いも悪いも独身ゆえの自由を感じました。
結婚生活の良いところは、助け合えることですが、配偶者は家族とは言え他人です。
他人と一緒に生活する訳ですから、当然、色々と気を遣わないといけません。
結婚生活は、独身と違って、お風呂の順番や、食事の時間、寝る時間や、洋服の畳み方、掃除の時間や仕方、暗黙にできたルールなども守らねばならず、窮屈を感じます。
ひとり親には、生活するのに、そのような気遣いは必要ありません。
人間関係が、多いとストレスを感じます。
人間関係の中でも一番難しいのが、夫婦関係と言われています。
その夫婦関係が無くなり、ストレスが大幅に減りました。
私たち夫婦は、とても幸せに暮らしていましたし、その幸せは永遠に続くものだと勝手に思っていました。
そんな私でも、夫婦関係が減ったことで、自由を感じ、ストレスが減ったと自覚できます。
もちろん、妻への愛は変わりませんし、「ひとり親になって良かったぁ」と、楽観的に思っている訳でもありません。
良いも悪いもありますが、自由な生活はストレスがなく、結婚生活には無い、独身ならではの気楽さがあります。
「お金」と「時間」で特に感じますね😊
お金も、時間も、誰の許可もいらずに自由に使えます。
余分な物を買って嫌な顔をされることもありません。
好きな時にお風呂に入り、好きな時にご飯が食べられます。
娘がいるので、ダラダラと夜を過ごすことはありませんが、基本的に自由で、小言を言われることもありません😊
両親や妹、弟夫婦など自分の家族と会う機会が大幅に増えました😊
両親も元気ですし、妹弟も独立しているので、しばらく会う機会もありませんでしたが、シングルになってから、両親や妹弟も、私のことを心配してくれたり、子育ての協力もしてくれます😊
有難いです😊
以前より、会う機会も増えて、何十年ぶりかで、家族全員そろって食事するようにもなりました😊
寂しいですね。
妻がいなくなり、ぽっかり空いた心の穴は、埋まることはないかもしれません。
しかし、日々の寂しさは、娘がいるので忘れさせてくれます😊
私に生きる糧と笑顔をくれたのは、間違いなく娘です😊
娘には、感謝です😊
「ひとりだと、子育て大変でしょ?」と、良く言われるのですが、私は、子育てを楽しんでいるので、大変とは思っていません😊
たしかに、二人でしていた家事育児をひとりでするのですから、忙しいという意味では、大変です。
それでも、子供の成長は、うれしいですし、何より、笑顔がたくさん増えるので、とても楽しんでいます😊
ひとり親になり、娘には、寂しい想いをさせているかもしれません😥
しかし、今まで以上に娘のことを考え、愛情を注ぎ、娘と向き合って子育てができるようになったのも事実です。
娘も、私の愛情を感じて、スクスク笑顔で育ってくれているので、娘には、感謝しかありません😊
ひとり親にならなかったら、これほど、娘に感謝して過ごす日々は無かったと思います😊
今は、ひとり親の負い目も減り、自信を持って娘と接し、子育てができています😊
子育ては、親も成長させてくれます。
ひとりで忙しいですが、その分、自分も成長させてくれました。
最初は、不安だった子育ても、ひとりで悩み考えて行うことにより、今まで以上に私を成長させてくれたと思います。
最初は、不安から始まりましたが、子供の笑顔で乗り越えることができ、自分の成長にもつながりました😊
4年は、あっと言う間でしたが、とても多くの思い出が作れたので、素晴らしい4年間だったと思えます😊
これからも、そう思えるように子育てができたら良いなって思っています😊
私たちは、私が、ひとり親になることが分かっていたので、妻と事前に色々と準備していました。
やっておいて良かったことは、
・保育園の手続き
・行政手続きを調べておいたこと
会社員ですが、ずっと同じ会社にお世話になっています。
私は、妻が病気になっても、妻がいなくなっても、仕事は変えませんでした。
私は、仕事を変えなくて良かったと実感しています。
仕事が変わっていたら、とても大変な思いをすることになっていたと思います。
ひとり親になると、想像以上に生活環境がガラリと変わります。
仕事まで変わると、心にも時間にも余裕が無くなり、自分に負担がすごく掛かったと思います。
ひとり親になってから、新しい仕事を始めるよりは、ひとり親に慣れてから仕事を探すか、今の仕事を継続してする方が良いかと思います。
妻の病状も悪くなるのが早く、保育園の手続きは、早めにしておきました。
保育園にはすぐに入れる訳では無いので、事前に役所に行って相談しておいて良かったです。
妻が他界した後の、行政の手続きに関しては、妻と一緒に調べておきました。
というより、妻が私の心配をして、率先して調べてくれました。
葬儀の手続き、妻の除籍の手続き、子供手当の手続き、年金の手続き、確定申告、社会保険の扶養手続きなどやることはたくさんありました。
しかし、事前にやることをリストアップしてくれていたので、スムーズに手続きをすることができました。
死別ならではですが、妻の想いを聞いておきました。
娘に想うことや、私にして欲しいことなど、随分と話し合えたのは良かったです。
死別ならではの、もっとやっておけば良かったこともあります。
・年金の下調べ
・妻の交友関係について調べておく
・娘への手紙やビデオレターをもっと残しておけばよかった
家事は、妻がしていました。
妻がいなくなり、どこになにがあるのか分からないことも多かったです。
特に季節の変わり目は、洋服や布団など、何をどこにしまったのか随分と探すことも多かったです。
妻が色々な工夫をしてくれていたことも、改めて気付かされることもたくさんありました。
妻がいなくなり、色々なところに妻の知恵が残っており、感心し感謝することも多かったです。
もっと、長年の妻の家事の知恵を伝授してもらえば良かったなって思います。
妻の年金の手続きのことは調べておいたのですが、年金の納付状況まで聞いておくのを忘れました。
年金の手続きで未納部分があって、それが本当かどうか私では分かりません。
年金の記録通りで間違い無いと思うのですが、しっかりしていた妻に未納があったのはやや疑問もあります。
スッキリしないだけに後悔が残っています。
誰に訃報を伝えたら良いか聞くのを忘れてしまいました。
妻が他界してから、しばらくして気付いた交友関係に慌ててお知らせしたこともあります。
古いご友人は、線香をあげに来ていただきましたが、交友関係はしっかりと聞いておけば良かったです。
妻は、娘に手紙などを残すことができませんでした。
妻の想いの詰まった手紙やビデオレターを残しておけば良かったと思っています。
妻とのお別れの時、娘は、まだ2才でした。
まだ、複雑な言葉は、理解できる年齢ではありませんでした。
「母親が、死んで、もう会えなくなる」ということを、まだ理解できなかったのです。
なので、妻が生きているうちに、未来の娘に宛てた手紙やビデオレターなど少し残しておけば良かったと思っています。
妻は、手紙を残そうとしましたが、闘病も辛くなかなか筆が進みませんでした。
もう少し調子の良い時に、声でも掛けて、手紙でも残してあげたら良かったと、後悔はあります。
私は、妻の娘への想いを知っていますが、娘は知りません。
私は、「娘が一番にならないように」と、自分自身に、いつも言い聞かせています。
ひとり親になると、子育てに、余計な力が入ってしまいます。
「寂しい想いをさせたくない」、「シングルだからと言って不自由を感じさせたくない」などの気持ちが沸き出てくるのです。
自分を犠牲にして、娘のために、尽くそうと考えがちになります。
しかし、子供に「申し訳ない」と自分ばかりを責め、何事も自分を犠牲にして、子供を優先することが良いことではありません。
親は、子供の人生を案じずにはいられないと思います。
しかし、子供のことばかり考えるでもなく、自分のことも考え、バランスを考えて生活すると、シングルライフは、家族にとって、とても素晴らしいものになります。
「私の幸せ」を、娘も願っているからです。
私は、娘の幸せだけを願っていても、私が不幸になれば、娘は、決して喜びません。
例えば、「娘のため!😤」って頑張って、働くのはとても良いです。
しかし、「子供を育てるのに仕事が大事」と、仕事を優先し、子供との時間を削り一生懸命に働くことを、子供が望むとは思いません。
ましてや、働き過ぎて過労で倒れたら、子供は、悲しむだけです😔
と言っても、子供の時間を優先するばかりで働きもせず、欲しい物も手に入らない生活も、子供は喜びません。
バランスが大事なのです。
私は、ひとり親になってから、気付かないうちに娘重視になっていました。
「寂しい想いや、不自由な想いを、娘にさせたくない」と、知らないうちに、肩に力が入り、時には笑えなくなることもありました。
でも、「それではいけない」と娘が気付かせてくれました。
私が、笑わないと、娘の笑顔も減るのです。
娘は、笑って暮らすことを願っています。
なので、「私が、笑顔を失わない程度に子育てを頑張ろう」と、いつも意識しているのです。
たくさんありますよ😅
親とは言え、人間なので、一生懸命になり、思うようにいかないとイライラもします。
多少無理してでも、娘を幸せにしたい気持ちが優先になり、頑張り過ぎてしまうのです😅
こんな親でも、もうすぐ小学生になる娘は、私の体を気遣い、「お父さん、いつまでも元気でいて欲しい」と、涙ながらに言ってきます。
そんな言葉を聞くと、「娘のために、無理はせず、自分の健康のことも考えなくて生活しないといけないな」と心から思うのです。
それが、娘のためでもあり、私のためでもあるのです。
子供の幸せが、親の幸せと思うのであれば、私がすることは、自分を犠牲にして無理をすることではないと考えています。
私は、娘の幸せのために笑い、娘は私の幸せのために笑います。
妻とは、そんな優しい空間をリビングに作ることができ、私たちはとても幸せに暮らしていました。
妻と作った優しい空間は今でも残っており、娘ともいつまでも残していきたいと思っています。
私は、全く恋愛できておりません😅
「ひとり親は、モテる」なんて言うのは、ウソです😤
と、言うのは冗談で😅、私は、未練がましい男で、いまだに、妻以外の人と恋愛する気になれないのです。
私は、恋愛に興味はありませんが、ひとり親が恋愛をするのは、とても良いことだと思っています😊
恋愛に夢中になり過ぎて、子供をほったらかしにするのは、良くないと思いますが、普段から子供と、きちんと向き合っていれば、子供もきっと応援してくれるはずです。
変に子供の気持ちを察して「子供が自立するまでは。。」と、結婚を控えるのは、お気持ちは分かりますが、何か違和感を感じます。
もちろん、子供の気持ちも考えずに結婚や恋愛を推奨する訳ではありません。
色々な事情があると思います。
子供と一緒に話し合って、考えて、お互いの幸せのバランスを考えて決めれば良いのではないでしょうか?
ひとり親も幸せになって良いと思いますし、子供は、親が思っているより、親の幸せを考えてくれているように思います。
死別シングルファザーは、悲観的に生きているイメージがあるかもしれません。
大切なパートナーを失ったので、そう思われても仕方ありません。
私も、配偶者との死別は、悲観的なものだと思っていました。
しかし、自分が死別シングルファザーになってみると、全く違う世界がありました。
妻が、生きていた頃と何にも変わらず、幸せを感じ、笑顔いっぱいで暮らすことができています。
むしろ、以前より、娘と自分の幸せを考え、娘との時間を大切にして、真剣に向き合えることができています。
ひとりで、仕事や家事育児をしなければならず、ひとり親ならではの大変さはあります。
それでも、決して悲観的ではなく、天国の妻のために、娘のため、笑って過ごしていきたいと、心から思って生活ができているのです。
妻は、私たちを不幸にしたくて天国に行ったわけではありません。
その逆で、今でも、私たちの幸せを願っていると思います。
私たちが、いつまでも悲しみに暮れて生きていくのを、天国の妻は、喜びません。
私は、妻が亡くなる前に「娘は、どんな大人になって欲しい?」と妻に聞きました。
妻は、ベッドの上でしばらく考えて、「いつも笑っていて欲しいなぁ」と、私に笑顔で答えました。
きっと、妻は、見れないかもしれない、大人になった娘の笑顔を想像して、思わず笑顔がこぼれたのでしょう。
私が笑えば、娘も一緒に笑ってくれます。
娘が笑えば、妻も喜んで笑ってくれます。
なので、私は、どんなことがあろうと、妻のため、娘のため、自分のため笑って過ごしたいと思っています。
ひとり親の方も、これからひとり親になられる方も、不安をたくさん抱えておられると思います。
私も不安がとてもありました。
私は、突然、事故や自死で家族を亡くされた方の心の痛みを本当に知ることはできません。
きっと、私なんかより、耐えがたい気持ちや不安を抱えて生活していらっしゃるのだと想像します。
また、離別も否定派ではありません。
信頼し合えない夫婦が、毎日ケンカばかりして、お互いの不幸を願い、家庭に笑顔がない状況は、夫婦揃っていても、子育てするうえで、良い環境とは思えないです。
子供は、離別は望みません。
でも、両親が、憎しみ合って生活するのを望んでいる訳でもありません。
仲良く一緒に暮らしたいのです。
仲良く暮らせないなら、離別も選択肢の一つとして考えることに、私は、なんら違和感を感じません。
ひとり親の方は、様々な想いや事情を抱えて、ひとり親になっているのかと思います。
当たり前に夫婦で協力していた家事、育児を、これからは、ひとりでしなくてはならない不安や大変さを感じるかもしれません。
それでも、子供は、無邪気に笑います。
私は、娘の笑顔に何度も助けられました。
私ひとりの力では、とても乗り越えられなかったと思い、娘には感謝しています。
ひとり親は、ひとりではありません。
妻は、娘の未来を見ることができなくなりました。
私は、妻のためにも、大人になった娘の笑顔を、見なくてはなりません。
そして、いつか私も娘をこの世に残し、天国の妻に報告しに行く時が来ます。
その時、娘は、とても悲しむかもしれませんが、悲しみ以上に笑っている思い出をたくさん娘に残して、妻のところに行きたいと思っています。
そして、妻に会い「たくさん笑顔作ってきたからね」と胸を張って伝えたいのです。
ひとり親であることは、決して悲観的なことではありません。
笑顔で過ごすも、不安で過ごすも自分で決められます。
私は、そう思い、まだまだ続く子育てを楽しんでいきたいと思います😊
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
私の体験が、力や励みになったのであれば、うれしいです。
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話を聞くだけしかできませんが、誰かに悩みを打ち明けるだけでも、不安は軽くなります。
私は、応援します。
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