【天国の妻に42通通目の手紙】死別シングルファザーと娘の物語6月「誕生日会」

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シングルファザーが、天国の妻に宛てた手紙たち<不定期>

どーも気ままお父さんです!

6年前に最愛の妻を病気で亡くしました😢
「妻の想い」と「娘の笑顔」を大事に9歳歳娘を1人で育てている49歳才のシングルファザーです。

今は、死別を受け入れ、娘と二人で、幸せと笑顔いっぱいに暮らしています😊

どのようにして、ツラい不安ばかりの日常を、楽しい日常に変えられたのか?

このブログには、死別の受け入れ方、老後のお金の不安解消法、家族の心温まるエピソードを残しています。

何か小さなことでも、当ブログが皆様のお役に立つことができたなら、うれしいです😊

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【天国の妻に42通通目の手紙】死別シングルファザーと娘の物語6月「誕生日会」

先に目次へ行く

1,はじめに

毎月、天国の妻へ手紙を書いてます😊

娘の成長や、今の想い、妻との思い出を、妻に綴っています😊

妻へ手紙を書くのは、私が死別を受け入れるための1つの方法です。

妻に娘の成長や日頃の様子を伝えて、今の自分の気持ちを書くことにより、気持ちを整理することができています。

死別を受け入れるには、時間がかかります。

私は、妻の人生に終わりが来た時、「自分の人生も終わりだ」と思い悲観しました。

それでも、泣いている私に無邪気に笑いかけてくる幼い娘の笑顔が、私の持っている“今ある幸せ”に気付かせてくれました。

そのことを文章に書いて、今ある幸せを一つ一つ集めることで、今は、娘と笑顔で楽しく、妻を想い、幸せに暮らすことができるようになりました。

私たちのエピソードは、大切な家族との死別の向き合い方や、今ある幸せの感じ方のヒントになると思います。

死別した家族、今ある家族を、大切に想うきっかけになり、死別の受け入れや、悩んでいる人の励みになれば幸いです😊

目次
1,はじめに
2,授業参観
3,誕生日旅行

2,授業参観

娘の学校の様子を見に行ってきましたよ。

私たちの子供の頃は、「授業参観」と言っていましたが、今は、「学校公開」というみたいです。

私は、子供の頃、授業参観と言うと、親に見張られている気がして、嫌だったんですが、娘は、「来て欲しい!」と言います。

というわけで、今回は、参観日のことをお話ししますね。

参観日に、学校に行くと、放課(休み時間)で、たくさんの児童が、運動場などで遊んでいました。

「娘はどこかな?」と探してみますが、どうも運動場には、見当たりません。

「教室かな?」と、教室に行くと、いつも仲良くしてもらっているお友達と遊んでいました。

他のお友達は、1人で本を読んでいる子もいれば、もっと大人数で騒いでいる男子もいて様々です。

チャイムが鳴ると、教室の外にいたお友達も戻ってきて、みんな席に座り、静まりかえり、先生が来るのを待ちます。

先生がやってくると、日直が、「よろしくお願いします!」と号令を掛けて、みんなが後に続きます。

今時は、「起立!礼!着席!」では無くなっていましたよ。

先生は、簡単に挨拶をすると、早速、授業を開始しました。

授業の内容は、「道徳」でした。

様々なシチュエーションで、お友達にどのような声掛けをしたら、お友達が喜ぶか?嫌に思うか?を考える授業です。

例えば、バケツをひっくり返してしまったお友達がいるシチュエーションで、その子に何て言ったらうれしいか?を、みんなで考える感じです。

バケツをひっくり返す役の人、声を掛ける役の人を手を挙げて、先生が指名して、実際にみんなの前でやってみるという展開でした。

娘は、間違えるのが嫌な性格なので、「手を挙げて発言する」というのが苦手です。

いつも、学校から帰ってきて、「今日は手を挙げられた?」って聞いても、「うーん、どうかな😅」と浮かない顔になります。

親としては、娘に自信を持って欲しいと願いつつも、あまりプレッシャーに感じてはいけないと思い「答えに自信のある時だけ、手を挙げてみるといいかも」って、伝えるだけにしています。

そんななのに、前に出て、演技するなんて、まずできないだろうと思っていました😅

ところが、先生が、「この役やってくれる人!」って、みんなに聞いたら、たくさんのお友達が手を挙げる中、娘も、手を挙げているじゃないですか!?😳

誰よりも、背筋を伸ばして、右腕を耳にくっつけて、まっすぐに手を挙げています。

「お~!カッコいい!当たれ!」と心の中で願いつつ、何回か当たらずに過ぎていきましたが、ついに指名され出番がきました!

何人かのお友達と前に出て、演技をします。

恥ずかしそうでしたが、堂々とみんなの前で発言していました。

その後も、先生の質問に、何回か手を挙げ大きな声で答えていました。

すごく頑張っていて、成長が見られましたよ😊

娘が、苦手を克服しようと、努力しているのを見て、すごく愛おしく感じました😊

帰ったら、思いっきり褒めて、抱きしめてあげましたよ😊

娘も、もう小学2年生です。

あなたとお別れしたのが、2才の時、あれから5年以上が経ちました。

しっかりしていたあなたと違い、私だけでの子育てには、不安しかありません。

しかし、娘は、しっかりしていて、私、1人でも、立派に成長してくれています😊

そんな親孝行の娘には感謝しかありません。

これからも、大事に育てていきますね😊

まだまだ、これからもどんどん成長していくと思います。

また、娘の成長を報告しますね。

お楽しみに😊

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3,誕生日旅行

6月は、娘の誕生日がある月です。

誕生日のプレゼントに欲しい物が無いと言うので、盛大に旅行に行くことにしました。

あなたとも良く行った温泉宿が、娘も気に入っていて、その宿の露天風呂付の一番良い部屋に1泊の旅行に行って来ましたよ😊

私と娘だけだと、男風呂にしか入れないので、娘が小学生になってからは、共同のお風呂に行かないようにして、露天風呂のある部屋に泊まるようにしています。

宿にフクロウがいて、触れ合えるのと、海辺が近いので、浜辺で貝を拾ったり、磯で生き物を見つけたりできるのが、娘のお気に入りポイントです。

小学2年生のくせに「温泉行きたい!」と、年を取った私たちのように言うので、笑えます😊

今年、娘の8歳の誕生日会は、合計で4回やりました😊

1回目は、旅行をプレゼント、2回目は、通っている学童でお祝い、3回目は、家でケーキでお祝い、4回目は、おじいちゃん、おばあちゃんとお祝いしました。

何回も誕生日会があって、娘は、とても満足気でしたよ😊

それにしても、もう8才です。

2才であなたと別れ、2人きりになり、何とかここまで大きく育てることができました。

毎日が、必死でしたが、振り返るとあっという間です。

それでも、私たちの独自の生活の「型」みたいなのができて、楽しく毎日を過ごすことができています。

世間も、子育てに協力的になり、職場でも、様々な場面で、気を遣ってくれます。

2人とも、とにかく健康で、物を大切するので、余分なお金も掛かりません。

本当に良い環境に恵まれて、子育てができていると感じています。

あなたと買った家も広いですが、どこも壊れることもないですし、不具合もなく、快適に過ごすことができています。

そろそろ、2階に子供部屋でも作ろうかと、娘に声を掛けていますが、「いらない!」と言います。

理由を聞くと、1人で2階に上がるのが、怖いんだそうです😅

いつでも子供部屋が作れるように、一部屋は、空っぽにして何も置いてありません。

まだ、勉強机も買っていません。

部屋が必要になったら、その年齢にあったお部屋を作ってあげたいと思っています😊

あなたがくれた幸せが、今でもこの家に残っていますよ😊

今、幸せに暮らせているのは、あなたのおかげだと思っています😊

これからも、仲良く暮らせていけるよう、お空から見守っていてくださいね😊

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先月の手紙↓

https://kimamatousan.work/hot-diary41/