
どーも気ままお父さんです!
7年前に最愛の妻を病気で亡くしました😢
「妻の想い」と「娘の笑顔」を大事に9歳歳娘を1人で育てている49歳才のシングルファザーです。
今は、死別を受け入れ、娘と二人で、幸せと笑顔いっぱいに暮らしています😊
どのようにして、ツラい不安ばかりの日常を、楽しい日常に変えられたのか?
このブログには、死別の受け入れ方、老後のお金の不安解消法、家族の心温まるエピソードを残しています。
何か小さなことでも、当ブログが皆様のお役に立つことができたなら、うれしいです😊
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【天国の妻に41通通目の手紙】死別シングルファザーと娘の物語5月「母の日」
毎月、天国の妻へ手紙を書いてます😊
娘の成長や、今の想い、妻との思い出を、妻に綴っています😊
妻へ手紙を書くのは、私が死別を受け入れるための1つの方法です。
妻に娘の成長や日頃の様子を伝えて、今の自分の気持ちを書くことにより、気持ちを整理することができています。
死別を受け入れるには、時間がかかります。
私は、妻の人生に終わりが来た時、「自分の人生も終わりだ」と思い悲観しました。
それでも、泣いている私に無邪気に笑いかけてくる幼い娘の笑顔が、私の持っている“今ある幸せ”に気付かせてくれました。
そのことを文章に書いて、今ある幸せを一つ一つ集めることで、今は、娘と笑顔で楽しく、妻を想い、幸せに暮らすことができるようになりました。
私たちのエピソードは、大切な家族との死別の向き合い方や、今ある幸せの感じ方のヒントになると思います。
死別した家族、今ある家族を、大切に想うきっかけになり、死別の受け入れや、悩んでいる人の励みになれば幸いです😊
目次
1,はじめに
2,メガネデビュー
3,母の日
小学2年生になり、4月にする身体測定が、一通り終わり結果がきました。
気になっているのは、身長と、目。
身長は、保育園の時は、ごはんを食べる量が少なくて、伸びていかなかったんだよね。
同学年では、一番小さかった。
それでも、元気だし、病気をする訳でもないし、基準値の範囲には、ギリギリ入っていたので、様子を見ていた。
小学生になり、以前よりは、モリモリと食べるようになり、それに合わせて、身長も伸びてきた。
今は、背の順で、クラスで2番目らしい。
今は、女の子だし、平均より多少身長が低くても良いかなって思っています。
それよりも、大変なのが、「目」なんですよ。
まだ、小学2年生なのに、黒板の字が少し見えづらくなっているようなんです。
1年生の健診で、「右C・左C」をもらってきたので、「あやしいな?」とは思いつつ、「黒板の字は見える」「うん」ということで、眼科にも行かず、様子を見ました。
2年生の健診で良くなるわけもなく、今回もらってきたのは、「右D・左D」の判定。
近視とは思いつつも、眼病だといけないので、念のため、眼科に行って検査してきました。
色々と検査をしてもらいましたが、結果は、やはり「近視」でした。
他の病気が無くて安心はしましたが、早くもメガネ生活になりそうです。
私の生活習慣が良く無いのだと思います。
私も娘も、出不精なので、外で遊ぶことも少なかったから、遠くを見る習慣が無かったのも原因だと思います。
家にいて、あまりテレビ番組は見ないのですが、ゲームしたり、最近は、ずっと本を読んでいます。
すみません。
眼科で、メガネの処方箋をもらったので、早速、メガネ屋さんに、メガネを買いに行きました。
どのメガネを着けても可愛かったんです(親バカ😅)が、娘の一番好きな色が、薄紫色なので、薄紫色のメガネを選びました。
メガネが出来て、取りに行き、家ではメガネを掛けていたのですが、朝、学校に行く時に
娘「メガネは、ケースに入れて持って行く。」
「なんで?そのまま掛けて行ったらいいんじゃない?」
娘「恥ずかしいから、持って行く。」
「黒板の字が見えにくかったら、授業中にメガネしてね。」
と、ランドセルにメガネを入れてやり、学校に行かせました。
連絡帳には、先生宛に「本日より、メガネを持って行くので、お声掛けいただけると助かります。」と書いておきました。
その日、学校から帰ってきて
「どう?黒板の字が良く見えたでしょ?」
娘「う~ん。メガネ使わなかった?」
「なんで?恥ずかしかったの?」
娘「うん。。。」
どうやら、先生のフォローも無く、恥ずかしくて、メガネデビューができなかったみたいです。
私も、初めてメガネを掛けて学校に行った時は、恥ずかしかったのを思い出しました。
まだ、小学2年生で、メガネを掛けている子は、クラスにいません。
メガネを掛けるには、勇気がいると思います。
娘を食卓に座らせ、正面に私も座り
「お母さんもメガネ掛けてて、すごく可愛かったよ。あなたはお母さんに似て、すごくメガネも良く似合っていて可愛いよ。みんなに見てもらったら分かるよ。みんな可愛いーって褒めてくれると思うよ。明日、頑張ってメガネしてみて。」
娘「うん。やってみる。」
「無理しなくても良いからね😊」
次の日も、ランドセルにメガネを入れて、学校に行きました。
玄関で「あなたは可愛いから大丈夫だよ!」と、励まして、送り出しました。
その日、仕事をしている間も、どうだったんだろうと気になって過ごしましたよ。
仕事が終わり、夕方、学童に迎えに行くと、娘は、メガネを掛けていました。
「メガネどうだった?みんな可愛いって言ってくれただろう?」
娘「うん😊」
どうやら、思い切ってメガネを掛けたら、お友達から、「可愛い😊」って、とても、チヤホヤされたらしく、娘も気分良くメガネで過ごせたようです😊(お友達に感謝😊)
次の日は、朝からメガネを掛けて、登校して行きましたよ😊
無事にメガネデビューができました。
まだ、顔が小さいので、少しレンズの大きいメガネでとても可愛いです。
そして、あなたに似て、メガネが良く似合います。
メガネの似合う娘に産んでくれてありがとう。
これからは、娘も私たちと一緒で、ずっとメガネと一緒の生活となります。
視力回復などもあると思いますが、私もあなたも、極度の近視なので、効果が期待できないような気がします。
視力回復に労力は使わず、メガネと仲良くなるように生活していこうと思っています。
もう少し大きくなり、お洒落にも気を遣うようになったら、コンタクトレンズは買ってやりますね。
あなたが、いなくなり、最初の母の日は、複雑で切ない気持ちだったのを覚えています。
娘のお友達は、お母さんがいて、母の日を普通に過ごしていると思うと、何とも切なかったんです。
今年であなたのいない母の日も6回目ともなると、そのような切ない気持ちは消えてしまいました。
あなたがどこにいても、「ありがとう」は伝えられるし、伝わると思えるようになったからです。
母の日は、「死別」を受け入れらていると感じる日でもあります。
今年の母の日は、5月14日で、月命日と重なりました。
お墓参りには、最高のタイミングです。
カーネーション持って、あなたのお墓参りに行こうと思っており、一週間前から習慣的予報を眺めていました。
その週間天気予報は、ずっと雨。
雨だと、墓地が歩けないぐらいドロドロになり、お墓参りができないぐらいになります。
「雨、降らないと良いけどなぁ」
母の日の前の一週間は、週間予報を眺め、ずっとそんなことを思って過ごしていましたよ。
母の日の前日の土曜日は、雨。
「明日のお墓参りは、雨だから中止かな😔」
と、少し残念だが、天気に文句言っても仕方がないので、また、次週にでもお墓参りに行こうと思い、やや諦め気分になってました。
母の日の当日も、朝から、やや小ぶりの雨。
いつもなら、無理はしないが、今日は「母の日」。
あなたに、娘の「いつも、ありがとう」を聞かせてあげたい!と、思い、本格的に雨が降る前に、急遽お墓参りに行こうと決心しました。
いつものお花屋さんに電話。
いつもは、さほど混んでいないお花屋さんですが、母の日は、さすがに忙しそうで、
「いつものお花いけます?」と聞いたら、
ちょっと間が挟まったが、
店主「・・・何とかします!」
と、快く引き受けてくださいました。
毎月、お墓参りのお花を頼んでいて、顔を覚えていてくれていたので、何とか無理をきいてくれました。(感謝)
お墓に着き、小雨の降る中、少しカーネーション多めの花束を持って、妻のお墓まで娘と並んで歩く。
お墓に水をかけてやり、花を交換する。
ロウソクに火をいれ、線香を立てる。
最後に娘が、妻の好きだった缶ビールをお供えします。
飲み口を妻の方に置いてお供えできる小学2年生も、いないかもしれません。
娘「どうぞ。」
並んで妻に手を合わせる。
娘「お母さん、いつも見守ってくれてありがとう。」
母の日に、娘から、あなたに、「ありがとう」が伝えられたよ。
あなたがいなくなり、5年とちょっとが経ちました。
今でも、こうして、2人で、あなたを想い暮らしています。
供養も少しルーズになったところがあるかもしれませんが、毎月のお墓参りは、私が死ぬまで続けて行きたいと思っています。
あなたはいないですが、あなたがいるような暮らし。
いつもあなたを想っているよ。
私からも感謝を伝えさせてください。
いつも娘を見守ってくれてありがとう。
これからも、よろしくお見守り願います。
先月の手紙↓
https://kimamatousan.work/hot-diary40/