【天国の妻に40通目の手紙】死別シングルファザーと娘の物語4月「幸せ?」

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シングルファザーが、天国の妻に宛てた手紙たち<不定期>

どーも気ままお父さんです!

5年前に最愛の妻を病気で亡くしました😢
「妻の想い」と「娘の笑顔」を大事に7歳娘を1人で育てている47才のシングルファザーです。

今は、死別を受け入れ、娘と二人で、幸せと笑顔いっぱいに暮らしています😊

どのようにして、ツラい不安ばかりの日常を、楽しい日常に変えられたのか?

このブログには、死別の受け入れ方、老後のお金の不安解消法、家族の心温まるエピソードを残しています。

何か小さなことでも、当ブログが皆様のお役に立つことができたなら、うれしいです😊

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【天国の妻に40通通目の手紙】死別シングルファザーと娘の物語4月「幸せ?」

先に目次へ行く

1,はじめに

毎月、天国の妻へ手紙を書いてます😊

娘の成長や、今の想い、妻との思い出を、妻に綴っています😊

妻へ手紙を書くのは、私が死別を受け入れるための1つの方法です。

妻に娘の成長や日頃の様子を伝えて、今の自分の気持ちを書くことにより、気持ちを整理することができています。

死別を受け入れるには、時間がかかります。

私は、妻の人生に終わりが来た時、「自分の人生も終わりだ」と思い悲観しました。

それでも、泣いている私に無邪気に笑いかけてくる幼い娘の笑顔が、私の持っている“今ある幸せ”に気付かせてくれました。

そのことを文章に書いて、今ある幸せを一つ一つ集めることで、今は、娘と笑顔で楽しく、妻を想い、幸せに暮らすことができるようになりました。

私たちのエピソードは、大切な家族との死別の向き合い方や、今ある幸せの感じ方のヒントになると思います。

死別した家族、今ある家族を、大切に想うきっかけになり、死別の受け入れや、悩んでいる人の励みになれば幸いです😊

目次
1,はじめに
2,小学2年生
3,初めてのママ友
4,幸せ?

2,小学2年生

今年は、例年に比べ、桜が咲くのが早かったです。

去年は、娘の入学式まで桜が残り、からっぽの真新しいランドセルを背負わせ、桜の木で写真を撮りましたが、今年は、3月末には散ってしまいました。

「今年も、桜が咲いたなぁ」と、思うのと同時に、「1年があっという間に過ぎたなぁ」とも思います

そして、この春、娘は、無事に小学2年生になりました。

娘の学年のクラスは、3つに分かれています。

そして、学年が上がるたびに、クラス替えがあるようです。

去年、入学の時は、お友達0人のクラスで始まり、「友達できるかなぁ」って心配しましたが、この1年間で、仲の良いお友達もたくさんでき、今年は「誰と一緒になるかなぁ」と、私も娘も楽しみにしてましたよ。

始業式の日の帰り道、「クラスにお友達はいた?」って聞いたら、「うん😊」と、仲良しメンバーが勢ぞろいで、喜んでいました😊

今年も、1年、楽しく学校に行けそうです😊

娘は、人見知りだし、甘やかして育てているので、「友達できるかなぁ」って、私、心配だったんですよ。

でも、保育園でも、小学校でも、学童でも、全員と仲良しになる訳ではありませんが、特定の仲の良いお友達は作ってきます。

仲良くなったら、ずっと一緒にいるようで、狭く親交を深めるタイプのようです。

私も、あなたも同じタイプですね😊

私は、小学校の時のことを、かなり覚えているんですよ。

お友達と過ごした楽しい思い出や、先生や親から叱られて教わったこと、忘れちゃったこともたくさんあると思うのですが、それでも色々なことを良く覚えています。

もちろん、嫌なこともあったと思うのですが、今は、楽しい思い出ばかり記憶に残っています。

娘にも、小学校では、楽しい思い出をたくさん作って欲しいと願っています。

私は、毎朝、背負うとまだ少し大きいランドセルに向かって、「今日も、ニコニコ明るく元気良くね😊」って、手を振って、送り出し、学童からの車の帰り道には、「今日も、学校は、楽しかった?」って聞いています。

返事は決まって、「うん😊楽しかったよ😊」です。

嫌なことがあれば、何でも言ってもらえるような親子関係を作り、悩みがあれば、余分なアドバイスはせず、ゆっくりと話を聴いてあげたいと思います。

あっという間に小学2年生です。

あっという間におっきくなりそうです😅

あと数年で、子育ての終わりがくると思うと、寂しくて仕方がありません。

娘は、まだまだ、甘えん坊で、「抱っこ抱っこ」と寄ってきてくれます。

いつも抱き上げてやるのですが、最近は、抱きしめているうちに、「この抱っこもいつまでだろう?」って、考えるようになり、切なく寂しくなり、抱っこする腕に力が入ってしまいます。

あなたは、私の「そんなところが一緒の感覚で好き」って言ってくれましたが、子離れする自信がありません。。。😅

娘は、きっとすぐに親離れできそうな感じがあります。

どうしましょうね。。。😅

子離れできるよう、苦笑いでもして、見守っててくださいね😅

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3,初めてのママ友

信じられないかもしれないけど、ママ友ができましたよ!

今までも、娘のお友達のお母さんやお父さんとは、顔見知りぐらいにはなり、挨拶や、立ち話ぐらいはしますよ。

でも、電話番号やメールの交換をしたことは無かったんですよ。

私から、「メールでも交換しませんか?」とか、「今度、公園でも一緒に行かないですか?」って言えば良いのですが、そこまで勇気が出なかったんです。

多分、皆さんも同じで、やや距離を保っていて、なかなかお互いに、お友達にまでは発展しなかったんですよ。

私も、シングルファザーなので、お友達のお母さんに「メールでも、、」と、聞くと、「下心でもあるんじゃないの?」って思われそうで、言い出しにくいです。(そんなこと思わないと思うのですが😅)

それが!

いきなり、初ママ友ができたんです。

きっかけは、そのママ友が、「メール交換しませんか?」って、誘ってくれたんです。

娘が小学生になってから、顔見知りにはなっていて、会えば、立ち話ぐらいはしていたのですが、話をしているうちに、色々な共通点が出てきたんです。

共通点①娘が同じ学年で仲が良い。

顔見知りになったきっかけは、学校のクラスは違うのですが、学童が一緒なんです。

学童で、一番最初にお友達になったのが、そのママ友の娘で、入学当初から、娘同士が、すごく仲が良い。

共通点②良く顔を合わせていた。

学童でのお迎えの時間が、同じで、良く顔を合わせていて、立ち話の回数が多い。

また、家が近所なので、学童以外でも遭遇することがあり、立ち話も長くなっていた。

共通点③ひとり親

1年通った学童が閉鎖し、新しい学童に、そのお友達と一緒に移ることになったんですが、学童の通園費が、「ひとり親は半額」というとこで、お互いにひとり親だということが発覚したんです。

保育園でも、学童でも、お父さんしか送り迎えする家庭っていないので、おそらく、ママ友は、私のことをひとり親だと、うすうす気付いていたとは思うのですが、私は、全く知りませんでした。

「ひとり親も嫌なコトばかりでないですね😅」と、意気投合した。

共通点④2年生になり、娘たちは、クラスが一緒になった。

2年生になり、クラス替えがあって、1年生の時は、別々だったクラスが、そのお友達と一緒のクラスになって、親子共々喜んでいた😊

と、このような共通点が、1年掛けて、どんどん見つかり、また、娘たちの仲も、どんどん深まり、そのママ友から、立ち話の時に「メール交換しませんか?」って誘ってくれました😊

学校を休む時に、お互いに、学校に連絡するお友達をお知らせするのですが、「娘さんの名前書いていいですか?」と言ってくれたんです。

私も、空欄だったので、「喜んで😊」と返事して、メールと電話番号の交換をしました。

これで、お互い困った時は、相談ができます。

勇気のあるママ友さんです。

娘も、そのお友達に「友達になろ😊」って、一番最初に誘われたみたいで、小学校生活1日目で、友達ができて喜んでいたんです。

私は、そのお友達にすごく感謝して、娘には、「大事にしてね」と話していたんです。

まさか、ママさんからも、連絡先の交換を誘われるとは思いませんでした。。😅

私にとって、初めてのママ友さんです。

私は、学校でもお友達がいなかったので、すごく心強いです。

すごくうれしくて、そのママ友さんと娘さんに親子で感謝です。

娘たちは、中学校まで一緒なので、ずっと仲良くしてくれたら良いなって思ってます😊

女性のお友達ですが、ヤキモチの心配は無用ですよ。

お互いに娘がいなかったら、共通点は無くなるので、ママ友以上の関係にはなりません。

それに最後の妻は、あなたです😊

あなたと一緒に入るお墓もありますし、位牌の横も私の名前が書けるように空けてありますよ。

いつもあなたのことを想っているので安心してください😊

娘の仲の良いお友達のお母さんなんで、お互いにシングル同士、お互いの娘のため、助け合っていきたいと思っています。

今は、自分の娘が一番。

そのママ友も同じ考えだと思います。

そんなわけで、女性のお友達ですが、報告させていただきました😊

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4,幸せ?

娘が、「お父さんは、幸せ?」って、聞いてきました😳

突然の質問でしたが、私の答えは決まっています。

「お母さんが、幸せにしてくれたし、あなたかいるから、幸せだよ😊」

娘が、すぐに「私も😊」と言ったので、鼻がツーンとして、思わず涙が出そうになりました😥

「会えないのは、少しさみしいけどね😥」と言うと

娘「だね😊でもいつも心の中で一緒にいる😊」

うれしくて、こらえきれずに、涙が流れてしまいました😥

いつも、娘には、「お父さんたちは、一緒にいれて楽しいよね。でもね、お母さんは、天国で1人で寂しいかもしれない。だから、いつも笑って天国のお母さんに声を掛けようね😊」と、伝えています。

もう、どんなに頑張っても、悲しんでも、会えないものは、会えません。

だったら、会えないことを受け入れて、笑って過ごしたいと思っているのです。

なかなか、割り切れる訳ではありませんが、日頃から、受け入れることで、笑って過ごせるようになってます。

何気ない日常の会話でしたが、娘の方から、言われて、「ちゃんと大事なコトが伝わっているんだ」って、感動しちゃいました😥

私は、幸せですよ😊

娘と一緒にいられるし、子育ても大変なことより、楽しいことの方が圧倒的に多いんです。

あなたは、どうでしょうか?

あなたは、結婚する前から、

妻「あなたを待つのが好きなの😊」

と、ずっと言ってくれていましたね。

随分、待たせて、やっと一緒になって、幸せな時間もあっという間に過ぎ、今度は、1人で天国で待たせることになりました。

今も、「あなたを待つの好きなの」と言ってくれるかな?

できれば、私も、早くあなたに会いにいきたいです。

あなたのいない世界は、私にとって、何の色もないんですよ。

あなたと作った思い出だけに色があって、今も、その思い出と共に生きています。

私だけのこと思うと、あなたが十分に私を幸せにしてくれたので、これ以上の幸せはいりませんし、求めるのは欲張りだと思っています。

あなたがくれた心地良い幸せの中だけで、生きていきていけたら、それが一番の幸せです。

今は、あなたがいないモノクロの世界に、娘が、色を着けてくれています。

あなたがいなくなり、私の人生の目標は変わりました。

今は、娘の笑顔のために生きています。

それは、あなたと約束したことであり、しっかりと育てあげて、あなたに会いに行きたいと思っています。

私がいなくなっても、娘にとって、お父さんと過ごした日々が、いつ思い出しても暖かく、心地の良いものにしてあげたいです。

もうすぐ、娘は、8歳になります。

まだまだ、私がいなくなって、ひとりぼっちにする訳にもいきません。

娘が成長し、娘に自分の家族ができたら、私はこの世を去り、あなたに会いに行きます。

それまでは、あなたに会いたいのを我慢して、何としても、娘の側にいてやりたいと思っています。

娘がいなかったら、私は、生きる目標を見いだすことはできなかったでしょう。

娘には、感謝しています。

私に生きる糧を与えてくれました。

そんな娘を一人にする訳にはいきません。

だから、まだまだ随分あなたを待たせてしまいそうです。

私を待つのが好きと言ってくれましたが、寂しくないですか?

娘をひとりぼっちにして残して、ノコノコとあなたのもとに現れたら、追い返されそうですけどね😅

娘に家族ができたら、この世に未練もなく、あなたのもとに行けます。

それまで、お互い、想い合い、会うのを我慢して待ちましょう😊

今も天国で、あなたが、私を応援してくれて、たくさん褒めてくれている姿が、目に浮かびます。

「すごいね」「尊敬しているよ」って、あなたが亡くなるまで、私に、たくさん言ってくれてたおかげで、頑張っていられるんですよ。

今も、あなたと2人で子育てしているんですよ😊

娘にも聞かれましたが、私の答えは決まっています。

私は、今も、あなたのおかげで幸せです。

この先、何回聞かれても同じように答えるでしょう。

いつも、幸せと元気をくれてありがとう。

また、来月、手紙書くね。

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先月の手紙↓(結婚記念日の過ごし方書いてます。良かった読んでください😊)