【天国の妻に39通目の手紙】死別シングルファザーと娘の物語3月「妻のいない結婚記念日」

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シングルファザーが、天国の妻に宛てた手紙たち<不定期>

どーも気ままお父さんです!

5年前に最愛の妻を病気で亡くしました😢
「妻の想い」と「娘の笑顔」を大事に7歳娘を1人で育てている47才のシングルファザーです。

今は、死別を受け入れ、娘と二人で、幸せと笑顔いっぱいに暮らしています😊

どのようにして、ツラい不安ばかりの日常を、楽しい日常に変えられたのか?

このブログには、死別の受け入れ方、老後のお金の不安解消法、家族の心温まるエピソードを残しています。

何か小さなことでも、当ブログが皆様のお役に立つことができたなら、うれしいです😊

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【天国の妻に39通目の手紙】死別シングルファザーと娘の物語3月「妻のいない結婚記念日」

先に目次へ行く

1,はじめに

毎月、天国の妻へ手紙を書いてます😊

娘の成長や、今の想い、妻との思い出を、妻に綴っています😊

妻へ手紙を書くのは、私が死別を受け入れるための1つの方法です。

妻に娘の成長や日頃の様子を伝えて、今の自分の気持ちを書くことにより、気持ちを整理することができています。

死別を受け入れるには、時間がかかります。

私は、妻の人生に終わりが来た時、「自分の人生も終わりだ」と思い悲観しました。

それでも、泣いている私に無邪気に笑いかけてくる幼い娘の笑顔が、私の持っている“今ある幸せ”に気付かせてくれました。

そのことを文章に書いて、今ある幸せを一つ一つ集めることで、今は、娘と笑顔で楽しく、妻を想い、幸せに暮らすことができるようになりました。

私たちのエピソードは、大切な家族との死別の向き合い方や、今ある幸せの感じ方のヒントになると思います。

死別した家族、今ある家族を、大切に想うきっかけになり、死別の受け入れや、悩んでいる人の励みになれば幸いです😊

目次
1,はじめに
2,修了式
3,さくら
4,妻のいない結婚記念日

2,修了式

娘の小学1年生が、あっという間に、終わってしまいました。

「友達できるかなぁ」「学校まで、安全に行けるかなぁ」など、1年前の入学式の時は、色々と心配をしましたが、毎日、楽しく学校に通ってくれました😊

何をするにも一緒だった娘ですが、この1年間で、私から、少し離れられました。

とは言っても、1人娘で、甘やかしているので、今でも、家にいると「抱っこ、抱っこ」と、くっついてきますけどね😊

そんな甘えん坊の「抱っこ、抱っこ」も、あと1年ぐらいかな。。😅

娘が、話もまともにできない2才の時から、今まで、ずっと、何をするにも一緒で、始めは世話が大変で、「早く大きくなって欲しい~」って思っていましたが、こうして、日々、親離れしていく娘の成長は、うれしくもあり、また、寂しくもあります😅(娘ロスが、自分でも心配😱)

修了式では、1年生最後の学活が終わったあと、先生と、仲の良かったお友達に、「1年間、ありがとう」って、ひとりひとりに、伝えてきたようです😊

娘の成長に涙がにじみ出てきちゃいます😥

これで、小学校1年生も無事に終わりました。

「1年生、お疲れ様~😊」

って、気持ちが強くて、夜、寝る前まで、通知表のこと忘れていました😅

通知表は、国語のところに◎が2つあり、あとは、全部○でした。

娘は、苦手なことも多いのですが、△が無かったので、うまくやっているみたいですよ😊

漢字と計算が、得意ですが、通知表には、◎が付いてませんでした🤔

私は、他のお友達の計算能力や漢字の習得状況などが分からないので、勝手に私が得意だと思っているだけで、◎がつかないということは、まだ大差がないのでしょう。(ただの親バカ😅)

でも、私が何も言わなくても、少し時間があると、数独やったり、漢字辞典を見ているので、将来、すごく何かが伸びると思います。(さらに親バカ😅)

寝る前になりましたが、2人で、◎があったことや、生活態度の○のところ、先生の所感を読んで

「とても頑張ったね。すごいよ😊」

って、たくさんほめておきました😊

今のところ、成績に問題はなく、きちんと教えてもらったことは習得できているので安心してくださいね😊

さぁ、春休みです🌸

春休み中は、学校からの宿題がありません。

ずっと学童に通うので、学童で勉強するための、参考書を選びに行きました。

漢字にしようか、計算ドリルにしようか迷いましたが、娘が、隣に並んでいた「ナンプレ」が良いと言うので、それを買ってやりました。(全然参考書じゃない😅)

1年生の復習は、学校で使い終わった教科書を持って帰って来た時に、一緒に確認しておきましたし、必要なことは、2年生になってから、先生が、教えてくれるでしょう。

別に、春休みまで、学校の勉強を頑張らなくても良いと思っちゃいました。(甘いかな😅)

あなたがいれば、必要な勉強を一緒に相談できたんでしょうね。

でも、相談したとしても、結局は、選ぶ参考書は、「ナンプレ」になっちゃったと思います😅

春になり、暖かくなって、心も軽くなってきました😊

ぼちぼち、季節のお花も咲き始めてます🌸

あなたと見て感動した梅林には、今年も行ってきましたよ😊

梅林では、あなたの思い出話をして、咲き誇る梅の花の下を、娘と手をつなぎ、のんびり散歩してきました😊

これから、桜、藤、あじさいと、見頃を待って、あなたと一緒に行って、感動した場所を巡りたいと思っています😊

また報告しますね😊

さて、2年生です。

また、仲の良いお友達ができるように、天国から見守っててあげてくださいね😊

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3,さくら

今年も、桜が、満開になりました🌸

去年は、入学式まで咲いていた桜も、今年は、10日ほど早く満開になり、入学式は、葉桜になってしまいそうな感じです。

あなたと訪れた「我が家の桜の名所」に、今年も、娘と行ってきましたよ😊

「我が家の桜の名所」は、いくつかありますが、私が一番気に入っている桜は、私の通勤経路にあった、川沿いの桜並木なんですよね。(あなたはどこかな🤔)

あの川沿いの桜並木を2人で早朝散歩したのが、私の中の一番の思い出になっています😊

2人で最初に住んだ家から、毎日、私は、川沿いの桜の木の下を歩いて通勤していて、桜の開花状況なども自然と目に入ってきてたんですよね。

その桜が、初めて満開になった時、あまりの見事さに驚き、あなたにも見せてあげたくて、

「川沿いの桜が満開になって、見事に咲き誇っているよ。すごいから見に行こうよ。」

誘いましたね。

桜って、咲くのも散るのも早いので、見頃って、そんなに長くないじゃないですか?

次の土日まで待っていたら、見頃が終わってしまいそうだったので、

「明日、行こう!」

と、次の日も仕事だったんですが、朝、いつもより早めに、一緒に家を出て、桜を見に行ったんですよね。

娘は、まだお腹の中で、6月の出産を控え、軽い運動ということで、川沿いの桜並木の下を、手をつないで、橋に着いたら、向こう岸から渡り、往復しました😊

早めの朝だったので、人おらず、桜を2人で独占しましたね😊

冬の朝の寒さがやや残りつつ、それでも「春が来る」という暖かさを感じる中て、娘がもうすぐ生まれるのが分かっている期待感と、あなたがいつも隣にいる安心感、そんなすごく気分の良い心の幸せ色と、満開の桜の色の濃さとボリュームが、私の心の中を表現しているようでした😊

あの桜を見ると、あの頃の何とも言えない気分の良い幸せ色が、ジンジンと蘇ってきて、とても心が温かくなります😊

桜の名所が多い中、駐車場も無い川沿いの桜並木ですが、「我が家の桜の名所」の中でも、私の一番のお気に入りの桜なんですよね😊

娘と2人で、散歩して、娘に

「お母さんと歩いたことあるんだよ😊」

って、言うと

娘「私、来たことある?」

「あるよ。お腹の中だったけどね😊」

娘「ずるい😤」

って、怒られてしまいました😅

あなたとの思い出を、私の方がたくさん持っているので、ヤキモチ焼くんですよね😊

会えなくなりましたが、あなたも、ちゃんと愛されていますからね😊

可愛いでしょ😊

桜も咲き、今年も春になりました😊

今年も、家族で、満開の桜も愛でることができました。

あなた「毎年、家族で、同じ桜を見れたら、それが一番の幸せだ」

いつも、桜を見上げながら、そう言ったあなたの言葉が、今は、身に染みて分かります。

毎年、同じ時期に、決まった場所で咲く桜を、家族で見に行く。

家族が、元気で、仲良くないとできないことなんですよね。

当たり前の幸せを、今年も、思い出すことができました😊

また、来年も来れるように、頑張りたいと思います😊

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4,妻のいない結婚記念日

あなたがいない結婚記念日もこれで6回目です。

今でも、結婚記念日は、花束をプレゼントして、焼肉でお祝いしてますよ😊

これは、あなたが、天国に行く前も、行っていからも、変わらない習慣です。

私が、天国に行くまで、続けていきたいと思っています。

年を取って、歯が無くなったら、焼肉では無くなるかもしれませんが、、、、😅

友達からは、「別の人と一緒になっても。。。」なんて、心配されますが、誰に何と言われようが、あなたが私の最後の妻です。

結婚は、もうしません。

「こだわるなよぉ」とか「頑固だなぁ」とか、いろいろと言われますが、あなたを大好きなままで、あなたに寄り添って生きていきたいのですよ。

そして、心にあなたへの恋心を秘め、1人で生きて、寿命を全うしたら、あなたに堂々と会いに行きたいと思っています。

娘は、

娘「私、1人になるのイヤだから、長生きしてよ!」

って、しょっちゅう言われますので、少し待たせるかもしれませんが、私は、1人であなたの元に行きます。

自分でも、「激しい「妻ロス」じゃないか?」とか、「死別が、うまく受け入れられていないのかな」って、心配になることもありますが、そんなに悲観的でも無いんですよね。

あなたと私は、毎日、「愛しているよ」、「いつもありがとう」、「あなたのおかげで幸せだ」なんて、あなたが天国に行く直前まで、当たり前のように伝え合う仲でした。

そして、あなたが、天国に行ってからも、私は、あなたの笑顔の写真に、毎日、同じように伝えています。

もう、話すこともできませんし、手をつないで出掛けることもできませんが、ケンカすることも、あなたの嫌なところを見ることも無いんですよ。

あなたにフラれて失恋した訳でも、離婚に同意した訳でもないので、ずっと、恋人のような、あの時の大好きな気持ちのままなんですよね。

だから、他の女性に目移りしませんし、独身だって思い出すのは、毎年、役所に提出する書類や、年末調整で「寡夫」の欄に〇を付ける時ぐらいなんです。

天国で待たせているあなたに、申し訳ない気持ちもありますし、娘も、父親が、あなた以外の女性と仲良くしているのを見るのは、気色が悪いでしょう。

私の気持ち、あなたの気持ち、娘の気持ち。

どれを取っても、「じゃぁ!次!」ってならないんですよね😅

老後に寂しい思いをすると思いますが、別に良いです。

あなたも天国で1人。

だから、私も、この世で、1人で寂しくしていれば良いのです。

お互いに想い合えると信じているから、どこにいたって、同じことです。

あなたも、「別の人と一緒になっても良いからね」って、言ってくれましたが、直後に「多分、無理だろうけど😒」とおどけていましたが、お見通しでしたね。(さすがです😅)

と、色々と理由を言ってますが、そもそもこんな頑固で、いつまで経っても「妻、妻」って言っている私に寄ってくる人がいないんですよ😅

要するに、モテません😅

あなたも、「私以外の人は、あなたと一緒にいるのは無理かも。。」と、心配してましたが、その通りですし、半分外れてます。

娘だけは、私と一緒にいたいみたいですよ😊

今の気持ちを綴りました。

あなたと離れて暮らして5年経ちましたが、あなたへの気持ちは変わりません😊

結婚記念日、おめでとう😊

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先月の手紙↓(良かった読んでください😊)