【天国の妻に38通目の手紙】死別シングルファザーと娘の物語2月「死別シングルファザーが妻の命日に想うこと、これからも、いつまでも一緒」

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シングルファザーが、天国の妻に宛てた手紙たち<不定期>

どーも気ままお父さんです!

5年前に最愛の妻を病気で亡くしました😢
「妻の想い」と「娘の笑顔」を大事に7歳娘を1人で育てている47才のシングルファザーです。

今は、死別を受け入れ、娘と二人で、幸せと笑顔いっぱいに暮らしています😊

どのようにして、ツラい不安ばかりの日常を、楽しい日常に変えられたのか?

このブログには、死別の受け入れ方、老後のお金の不安解消法、家族の心温まるエピソードを残しています。

何か小さなことでも、当ブログが皆様のお役に立つことができたなら、うれしいです😊

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【天国の妻に38通目の手紙】死別シングルファザーと娘の物語2月「これからも、いつまでも一緒」

毎月、天国の妻へ手紙を書いてます😊

娘の成長や、今の想い、妻との思い出を、妻に綴っています😊

妻へ手紙を書くのは、私が死別を受け入れるための1つの方法です。

妻に娘の成長や日頃の様子を伝えて、今の自分の気持ちを書くことにより、気持ちを整理することができています。

死別を受け入れるには、時間がかかります。

私は、妻の人生に終わりが来た時、「自分の人生も終わりだ」と思い悲観しました。

それでも、泣いている私に無邪気に笑いかけてくる幼い娘の笑顔が、私の持っている“今ある幸せ”に気付かせてくれました。

そのことを文章に書いて、今ある幸せを一つ一つ集めることで、今は、娘と笑顔で楽しく、妻を想い、幸せに暮らすことができるようになりました。

私たちのエピソードは、大切な家族との死別の向き合い方や、今ある幸せの感じ方のヒントになると思います。

死別した家族、今ある家族を、大切に想うきっかけになり、死別の受け入れや、悩んでいる人の励みになれば幸いです😊

目次
1,バレンタインデーの思い出を語ろうか?
2,絵を飾ってみたよ
3,死別シングルファザーが妻の5回目の命日に想うこと

1,バレンタインデーの思い出を語ろうか?

 

あなたの命日は、2月14日のバレンタインデーですね。

バレンタインデーが近づくと、世間では、チョコレートの話が多くなります。

今の職場のみんなは、バレンタインデーが命日であることを知っているので、気を遣って、浮足立った話題は避けようとしてくれます。

そんな配慮が、申し訳なくもあり、うれしくもあります😊

特に、私は、みんながチョコレートの話題で盛り上がっていても、気にもならないですけどね。

私は、誰からもチョコレートがもらえませんが、さみしい想いをしているわけではないので大丈夫ですよ😅

あなたが、生きている間にくれたチョコレートの数々が、今でも幸せな気分にしてくれるからです😊

あなたからは、いつも、私にとって、最高のバレンタインを届けてくれました😊

まだまだ、あなたが元気だった頃、個包装の「キットカット」の裏に文字を入れるスペースがあり、たくさんのメッセージと共にもらいましたね。

一つ一つの袋の裏に、「愛してるよ」「いつもありがとう」「毎日幸せです」「尊敬してるよ」などと、全部違うメッセージを入れてもらった時は、とてもうれしかったなぁ😊

あなたからもらった最後のバレンタインは、手作りのクッキーでしたね。

天国に行く10日ほど前に「もうこれから調子の良いがあるか分からないから、作れる時に作った😊」と、バレンタインデーには、まだ早かったのですが、渡してくれました。

その時は、体調も悪く、立っているのもやっとだったので、とても驚きましたが、ゆっくりと時間を掛けて作ってくれたのです。

あなたの想いがうれしすぎて感動したなぁ。

娘を抱っこして食べたのですが、クッキーを欲しがる娘にあげられず、涙ぐみながら、全部1人で大切に食べました(大人気ない😅)

あなたからもらったバレンタインデーの数々は、うれしかったし、一生忘れられない思い出となっています。

あなたの想いのこもった愛が伝わる最高のバレンタインデーの思い出があるので、みんなが、どんなチョコレートを食べようが、私は、全く気にならないのです。

あなたは、私が、寂しくならないように、このような場面でも、すごく想いを残してくれているんですよ😊

あなたから、直接もらった時も、感動するほどうれしかったんですが、天国に行った後も、私の心をこれほど癒してくれるとは、思いませんでした。

今、私が、このように思っていて、癒してくれていることを、あなたに、すごく伝えたいです。

感謝です。

天国に行く日が近くだということを悟り、残される私たちを、とても心配していたあなたに会って、「あなたの残してくれた想いが、いつも助けてくれてるから、大丈夫だよ。心配しないで」と、伝えてあげたい。

「そんなつもりでやっていないよ」と言うと思いますが、優しい想いというは、その人が天国に行ったとしても、このようにいつまでも人の心に残るのです。

命日が近づき、世間がチョコレートで賑やかになる頃、私は、静かにあなたを思い出し、癒されていくのです。

いつも、ありがとう😊

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2,絵を飾ってみたよ

絵を買いました。

あなたは、「えっ?絵?なんで?」って驚くでしょう。

私は、あなたに、絵に興味があるなんて一つも言わなかったですからね😅

隠していたとか、絵に目覚めたとか、そういう訳では無いんですよ。。

ただ、飾り気の無いリビングに彩りが欲しかったのです。

あなたがいなくなり、いつの間にか、リビングには彩りが消え、殺風景になってしまっていたんです。

何もないシンプルなリビングで気に入っているんですが、あまりに殺風景過ぎて、衝動的に「絵を飾ってみよう!」って思ったんですよね😅

絵もすぐに決まりました。

私も娘も明るくて好きな「ひまわりの絵」にしました。

届いた絵は、立派な額に入っており、きれいな青い空と、たくさんの輝くような黄色とオレンジのひまわりが咲いている絵です。

空の下には、丘があり、丘の上には、木が4本と小屋が立っています。

娘は、その木が4本並んで立っているのが「可愛いー!」と数あるひまわりの絵から、この1枚を選びました。

早速、あなたの写真からも見える何もない白い壁に、場所を慎重に選び、付属のフックを壁に打ち付け、届いたばかりのひまわりの絵を掛けました。

家を買って依頼、あなたも私も、壁に穴を開けたことは無かったのですが、初めて開けちゃいました。

あなたは、「絵って、高いんじゃないの?」と心配すると思うのですが、小さい絵なら5,000円から売ってます。

「絵」って聞くとすごく高価で、我々では手が出せない値段だと思いますよね?

画家さんが、本当に書いた原画であれば、相当の価値があると思うのですが、私が買ったのは、「本物の絵」のようにプリントされた絵なんです。

それでも紙質にこだわっているのか、質感や色合いは、本物の絵かどうかは、私には、全く見分けがつきません。。(絵を見る目が無い。。。😅

広い壁に飾りたかったので、4万円ほどの比較的大きな絵を選びました。

絵1枚で、リビングが、とても華やかになりました😊

絵が1枚あるだけで、これほど雰囲気が変わるとは思っておらず、期待以上です😊

4万円も出して買った甲斐は、確実にあります。

この絵をあなたは、共感してくれますかね?

あなたとのデートは、「花」を見に行くのが、定番でした。

季節の花が、満開になる頃を予想して、現地を訪れて、「今年の咲き具合は、○○だね😊」と、評論家でも無いのに、分かっているフリをして散歩しましたよね😊

飾ったひまわりの花の絵を見ていると、あなたとのお花見デートのことも思い出すんですよね😊

夜になり、娘が寝静まったあと、少し時間を作り、タンブラーに少しお酒を入れて、この絵を愛でながら飲んでいると、心がぬくぬくと温まってきます😊

キッチンからも見えるし、帰宅して、リビングに入ったら、一番に目に入ってきますし、絵が飾られたことにより、彩りもそうですが、私のテンションが上がりました😊

あなたは、「絵1枚で、、、??😏」って思うかもしれませんが、私も、自身が絵1枚でこれほどテンションが上がるとは思っていなかったぐらいですよ😅

あんまり、絵をたくさん飾りたくないのですが、リビングにやや小さめの絵をもう1枚、玄関に1枚飾ってみようかなって思います。

まだ作っていないですが、娘が部屋を持ったら、そこにも飾ろうかな😊

あなただったら、どんな絵を選ぶかなぁって、娘と話ながら、絵を選びたいと思います😊

楽しみにしていてくださいね😊

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3,死別シングルファザーが妻の5回目の命日に想うこと

あれから5年が経ちましたね。

あなたが天国に行き、数年は、とても慌ただしく過ぎていき、いつ時間が経ったのか分からないぐらいでしたが、最近は、時間をゆっくり流すことを意識しているので、さほど時が過ぎるのを早く感じなくなってます。

それでも、終わってみれば、あっと言う間の5年間でした。

2月14日のあなたの命日には、特別なことをした訳でもないですが、いつもより花束の花を多くして遺影の横に飾りました。

そして、一日中、あなたのことを想って過ごしました。

あなたを想い、今、感じることは、あなたは、天国に行ってからも、私たちの側にずっと寄り添ってくれているんだってことです。

あなたが、天国に旅立ち、娘と2人きりになりました。

2人きりになることは、分かっていたことでしたが、生活は、想像以上に大変でした。

当時2才だった娘は、言葉を覚えたばかり、言っていることも分からなければ、伝えたいことも伝わりませんでした。

しばらくすると、3才の「イヤイヤ期」に突入し、何をするにも気に入らず、風呂だろうが、保育園だろうが、泣き叫んで困りました。

私は、私とあなたの結婚指輪を一緒にしたネックレスを首から掛けて、あなたと一緒のつもりで必死に生活をしてました。

誰にも相談できず、かなり孤独な毎日でしたが、辛くなれば首に掛かっているネックレスを軽く握り、あなたを思い出し、頑張ってきたのです。

あなたが側にいると思うと勇気も出ましたし、笑顔になれました。

あなたとは、言葉は交わせなくなりましたが、いつも気持ちは一緒で、あなたと一緒に子育てを頑張ってきたと思っています。

あなたは、家族を残して、天国に行ってしまうことを心配してましたが、今でもあなたは、一緒にいて、私と娘を励ましてくれていて、助けてくれていますよ。

あなたが残してくれた「たくさんの想い」は、間違いなく今でも残っており、いつでも思い出し一緒にいるように思うのです。

小学生になった娘は、私とも色々な会話ができるようになり、孤独なんてちっとも感じなくなりました。

娘と、ゆっくりと穏やかな時間を過ごすことができています。

5年前は、こんな穏やかな日々が来るとは想像もできませんでしたが、今の生活は、たしかに、あなたと、一緒に頑張り、築いてきた暮らしです。

娘は、天国にいるあなたを想い、

娘「私たちは2人だから寂しくないけど、お母さんは、1人で寂しくないかなぁ」

と、心配するようになり、あなたの写真まで走っていき、

娘「お母さん、いつも一緒だよ」

と、手を合わせています。

お母さん想いの優しい子に育っていますよ。

私たちは、今でも、あなたを想っていますよ。

娘の言う通り、あなたは1人ではありません。

これからも、私たちと、いつまでも一緒です😊

5年目の命日は、このような気持ちで、あなたを想い過ごすことができました😊

あなたのおかげで幸せに暮らせていますよ😊

どうか、これからも天国で、安心して見守っていてくださいね😊

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先月の手紙↓(良かった読んでください😊)