【天国の妻に36通目の手紙】死別シングルファザーと娘の物語12月「シングルファザーのクリスマス」

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シングルファザーが、天国の妻に宛てた手紙たち<不定期>

どーも気ままお父さんです!

4年前に最愛の妻を病気で亡くしました😢
「妻の想い」と「娘の笑顔」を大事に7歳娘を1人で育てている47才のシングルファザーです。

今は、死別を受け入れ、娘と二人で、幸せと笑顔いっぱいに暮らしています😊

どのようにして、ツラい不安ばかりの日常を、楽しい日常に変えられたのか?

このブログには、死別の受け入れ方、老後のお金の不安解消法、家族の心温まるエピソードを残しています。

何か小さなことでも、当ブログが皆様のお役に立つことができたなら、うれしいです😊

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【天国の妻に36通目の手紙】死別シングルファザーと娘の物語12月「シングルファザーのクリスマス」

毎月、天国の妻へ手紙を書いてます😊

娘の成長や、今の想い、妻との思い出を、妻に綴っています😊

妻へ手紙を書くのは、私が死別を受け入れるための1つの方法です。

妻に娘の成長や日頃の様子を伝えて、今の自分の気持ちを書くことにより、気持ちを整理することができています。

死別を受け入れるには、時間がかかります。

私は、妻の人生に終わりが来た時、「自分の人生も終わりだ」と思い悲観しました。

それでも、泣いている私に無邪気に笑いかけてくる幼い娘の笑顔が、私の持っている“今ある幸せ”に気付かせてくれました。

そのことを文章に書いて、今ある幸せを一つ一つ集めることで、今は、娘と笑顔で楽しく、妻を想い、幸せに暮らすことができるようになりました。

私たちのエピソードは、大切な家族との死別の向き合い方や、今ある幸せの感じ方のヒントになると思います。

死別した家族、今ある家族を、大切に想うきっかけになり、死別の受け入れや、悩んでいる人の励みになれば幸いです😊

目次
1,シングルファザーのクリスマス
2,二人の年末

1,シングルファザーのクリスマス

今年の12月は、例年より寒く感じます(私ももうすぐ48才。。年取ったせいかな??😅)

小学1年の娘は、口から出る息が白いのが楽しいらしく、外に出て息が白いと

娘「見て見て!はぁー(゚Д゚)=3」

って、白くなった息を見せてくれます😊

私は、そんな無邪気な娘の姿を見て、癒されます😊

そして、「私もそんな子供時代があったなぁ🤔」って、昔を思い出し、「あなたもそんなことしたのかなぁ」って想ったりするんですよ😊

毎年、水面が、凍ってしまい困っている庭に置いてあるメダカの睡蓮鉢には、今年は、水を張っていません。

なんと、メダカさんたちが、今年の夏、全滅してしまったんです。。。😔

なので、今年の冬は、睡蓮鉢の氷を気にすることもなく過ごしていて、気楽やら寂しいやらで、複雑な気持ちにさせてくれています。

クリスマスも近づき、娘がピアノで弾く「きよしこの夜」の弾き語りを、毎日、聴き過ごしています😊

クリスマスツリーは、あなたと、「娘が大きくなって、一緒に準備ができるようになったら買おうか」と言って、先延ばしにしていましたが、今年も買いませんでした。

娘に「クリスマスツリーでも買いに行くか?」って、聞いてみたんです。

最初は、「うん!」って喜んでいたんですが、いつも玄関に飾っていた小さなツリー飾りを出していると(見覚えあるよね?あなたが、持ってきた、この小さなツリーにやつね↓)

娘「これでいいじゃん!」と言い出し、「えっ?大きいの買って一緒に飾ろうよ」って言ったんですが、

娘「大きいの邪魔になるし、このツリー可愛いし十分じゃん」

ってことで、娘が「いらん」と言うのに買う訳にもいかず、今年もツリーの購入は、先延ばしになりました。

という訳で、今年も我が家の玄関には、あなたの持ってきたツリー飾りだけで、玄関を通るたび「好みも私たちと似てくるんだなぁ」って、ほっこりしています😊

クリスマスイブは、あなたと過ごした時と同じごちそうを並べました😊

骨付き鶏もも肉を揚げて、ピザを焼き、2人で食べました😊

ケーキは、大きいホールケーキは食べきれないので、小さいクリスマスケーキをセブンイレブンで買って2人で食べました😊(ほとんど娘が食べましたが。。😅)

クリスマスのプレゼントに、何が欲しいか、それとなく探りを入れてみます。

「そろそろ、サンタさんに、お手紙、書かないとね😊」

娘「うん!」

書きあがったお手紙がこちら↓

上から目線で、「がんばってますね。」だって😅

サンタさんが、夜中に来て、このお手紙を読んだら、思わず笑って、我々を起こすんじゃないかと思いましたよ😊

お手紙には、「レゴが欲しいです」って書いてあったので、色々なものが作れるレゴセットをイブの夜にそっと枕元に置いておきました😊

今年は、クリスマスが日曜日だったので、朝は、娘が目覚めるまで寝かせておくことにしました。

すると、いつもは、起こさないと起きない娘も、寝室から

娘「ぴっぴー!」(※4才ぐらいから、私のことを「ぴっぴ」と呼んでます)

と、大きな声で呼んできました。

私は、内心「来た来た😊」と思い、「どうした??🤭」って寝室のドアを開けます。

娘「なんかある!?」

と、枕元に置いてある大きな袋を開けて、中から出てきたレゴを取り出し、大喜びしてます😊

お菓子は、チョコレートで作る「お菓子のきしゃぽっぽ」というセットも置いてあり、「欲しかったのぉ」とこちらも大喜びです😊

娘が、やや興奮して喜ぶ姿をビデオで撮り、私も満足😊

自分に自信のない娘は、クリスマスの前は、プレゼントが来るかどうか心配していました。

娘「良い子にしてないと、サンタさん来ないんでしょ?」

きっと、学校や学童で、みんなが、そう言うんでしょう。

私は、「サンタさんは、良い子の所に来るんじゃなくて、頑張った子の所に来ると思うよ。あなたは、良く頑張ってるのお父さん知っていて、サンタさんに伝えてあるから、心配しないでいいよ。」って頭を撫でてあげました。

娘は、色んなことを、見聞きして、少しずつ成長していってます。

「いつまで、このような、のん気なクリスマスができるんだろう」と思うと、少し寂しくもなります。

それでも、「今」を楽しもうと、こんな感じで、ありきたりですが、娘と2人の思い出が、作れたらいいなって思い、過ごしていますよ。

残した写真を、何年後かに見た時に、2人が笑顔になれる気がします。

クリスマスに、「幸せな子育てができているなぁ」と、改めて思えたので、良い子の私(😅)にもサンタさんが、プレゼントを持って来てくれた気がしてます。(感謝😊)

改めて、子育てを楽しくできていることに感謝できたクリスマスとなりました😊

いつまでも、こんな時間が続くといいなぁ😊

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2,二人の年末

年末が近くなると、暗くなるのが、とても早く、朝は、いつまで経っても日が昇りません。(相変わららずの朝5時起き)

そのせいか、道路を車で走っていると、何だか気ぜわしく感じます。

今年も、世間は、少しせわしい、いつもと変わらない年末を迎えています。

私たちの年末もそう変わりません。

あなたと買ったコタツを出し、娘と足を入れて、みかんを剥いて食べてます😊

少し違うのは、保育園と違って、学校は、クリスマスの前には、冬休みに入ります。

と、言うことは、、、、

そう!給食が無くなるんですよね😅

しばらく、毎朝、学童に行く娘のお弁当作りが始まります😅(私の分は、職場ではお昼を抜いているので作りません)

まぁ、毎朝5時に起きますし、作るのも慣れてきましたし、娘が喜んでくれるので、苦にはなっていませんけどね😊

あと、保育園より、学童保育の年末休みは早いです😅

年末になって、久しぶりに「1年生の壁」ってやつを感じましたよ。

仕事場には、みんなより早くに休みをいただくことになりましたが、みんな、子育てに協力的で、誰も嫌な顔せず休みにはいることができました。(ありがたい😊)

大掃除ですが、いつも少しずつ片付けと掃除をしているので、免除しました。(勝手に免除してごめんなさい😅)

それでも、気になっている場所の不必要な物を捨てて(ゴミ袋1袋分😅)、少しリビングは、スッキリしましたよ。

正月飾りは、いつものように買ってきて、玄関にしめ飾り、車の前ガラスにもしめ飾り(吸盤でくっつけるやつ)、あとは、小さな鏡餅を玄関に飾りました。

これで、神さまをお迎えする準備は、万端(?)です😊

年末、最後のごちそうは、「手巻き寿司」にして、2人で巻きました😊

娘も、1人で上手に巻けるようになりましたよ😊

手巻き寿司は、あなたが毎年作ってくれた我が家の恒例のごちそうです。

いつもは、味噌汁を作るのですが、味噌汁の代わりに、年越しそばのつもりで、温かいお蕎麦を味噌汁のお椀に入れて食べました😊

食べ終わったら、2人でこたつに入り、「逃走中」を見ながら、デザートにみかんを剥いて食べました😊

いつもより少し夜更かしして、ゆっくり2人でコタツに足を入れて、年末の夜を過ごしました。

今年も、もう終わりです。

娘「もう2年生かぁ😮‍💨」

と、我々、おじさんと同じようなことを言っています😅

あなたがいなくなってから、もう5回の年末を迎えました。

突っ走ってきたので、とても月日が流れるのが早く感じます。

あっという間に子育ても終わってしまいそうで、少し寂しいです。

小学1年生になり、生意気なことを言うようになってきたとは言え、まだまだ甘えたがりで「抱っこしてぇ~」と、私にくっついてきます。

あと、しばらくしたら、そんなことも無くなってしまうのかな?🤔

「抱っこしてぇ」って寄ってきたら、忙しくても、手を止めて、「ぎゅ~」って抱きしめてあげますよ😊

そうすれば、「子育てに後悔が残らないかな?」って、私なりに思っています😊

年を取ると、今の時間を忘れてしまいそうで、写真に残したり、日記をつけたりしてます。

「今の幸せな時間がいつまでも続くといいなぁ」と、心から願った年末となりました。

あなたは、天国から私たちを見ていると、やきもきすることもあると思いますし、心配ばかり掛けることも多々あるでしょう。

口を出せないので、じれったくも思うでしょう。

でも、あなたが、そのように見守っていてくれていると思うからこそ、私は、あなたを心配させないよう、しっかりと子育てしようと思えます。

そして、あなたができなかった子育てを、あなたの分も楽しんでしたいと思えるのですよ😊

今年も、1年見守ってくれてありがとう😊

いつも、あなたを近くに想い感謝する一年を過ごせました😊

そうやって、あなたを想って過ごすのが、あなたへの何よりの供養だと思っています😊

来年も、優しく見守っていてくださいね😊

それでは良いお年を😊

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先月の手紙↓(良かった読んでください😊)