【天国の妻に35通目の手紙】死別シングルファザーと娘の物語11月「家族の思い出の場所」

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シングルファザーが、天国の妻に宛てた手紙たち<不定期>

どーも気ままお父さんです!

4年前に最愛の妻を病気で亡くしました😢
「妻の想い」と「娘の笑顔」を大事に7歳娘を1人で育てている47才のシングルファザーです。

今は、死別を受け入れ、娘と二人で、幸せと笑顔いっぱいに暮らしています😊

どのようにして、ツラい不安ばかりの日常を、楽しい日常に変えられたのか?

このブログには、死別の受け入れ方、老後のお金の不安解消法、家族の心温まるエピソードを残しています。

何か小さなことでも、当ブログが皆様のお役に立つことができたなら、うれしいです😊

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【天国の妻に35通目の手紙】死別シングルファザーと娘の物語11月「家族の思い出の場所」

毎月、妻へ手紙を書いてます😊

娘の成長や、今の想い、妻との思い出を、言葉に込めて天国の妻に贈っています😊

妻へ手紙を書くのは、私が死別を受け入れるための1つの方法です。

妻に娘の成長や日頃の様子を伝えて、今の自分の気持ちを書くことにより、気持ちを整理することができています。

死別を受け入れるには、時間がかかります。

私は、妻の人生に終わりが来た時、「自分の人生も終わったんだ」と思い悲観しました。

それでも、泣いている私に無邪気に笑いかけてくる幼い娘の笑顔が、私の持っている“今ある幸せ”に気付かせてくれました。

そのことを文章に書いて、今ある幸せを一つ一つ集めることで、今は、娘と笑顔で楽しく、妻を想い、幸せに暮らすことができるようになりました。

私たちのエピソードは、大切な家族との死別の向き合い方や、今ある幸せの感じ方のヒントになると思います。

死別した家族、今ある家族を、大切に想うきっかけになり、死別の受け入れや、悩んでいる人の励みになれば幸いです😊

目次
1,娘が、そろばんを習い始めましたよ😊
2,真っ赤になったもみじを見てきました
3,頑張った運動会

1,娘が、そろばんを習い始めましたよ😊

あなたにも、娘には、「ピアノ」と「そろばん」は、習わせたいと、私の希望を伝えていました。

あなたが生きていた頃は、娘は2才だったので、何もできなかったですが、3才になり、「ピアノ」を習い始め、今は、小学生になったので、「そろばん」を習わせ始めました。

私は、小学生の頃「そろばん」を習っていて、その頃から、私の頭の中には、常に「そろばん」が入っており、これまでの人生で、計算する時にとても役に立ってきました。

簡単な計算が、電卓無しでできるって、買い物や仕事でも、とても便利なんですよ😊

11月に入り、娘も、小学生の生活にも、慣れてきました。

「そろそろ、習わせても良いかな🤔」と思い、近所の看板の出ている教室に電話をしてみました。

「小学1年生の娘を、そろばんに通わせたいのですが、手続きはどのようにしたら良いでしょうか?」と聞いてみると、

相手「体験があるので、是非、来てください😊」と提案してもらいました。

「是非、お願いします。体験は、いつできますか?」

相手「火曜日と金曜日です。時間は、1時間ごとのスタートで、3時、4時、5時からスタートします。今ならいつでも空いているので、予約できますよ😊」

仕事が、5時半までなので、5時スタートでは、間に合いません。

「・・・一番、遅い時間は、5時ですか?」

相手「そうですね。」

「土曜日は、やっていないですか?」

相手「そろばんは、火曜日と金曜日だけになります。」

「仕事が、5時半までで、お伺いするのは、6時を過ぎると思うんですが、通うのは無理ですかね?」

相手「そうですね。その時間以降は、やっていないですね😅すみません😅」

「・・・・分かりました😔ありがとうございました😔」

チーーーン!!

私の通っていたそろばん教室は、生徒もたくさんいて、7時半ごろまでやっていたような気がしていたので、油断してました😔

「まさか、どの教室も、、、」と、嫌な予感がしつつ、慌てて、片っ端から、電話を掛けました。

ネットで調べると、他には、市内に4教室ぐらいしかありません。

「少なっ・・・😔」

どこも、似たような時間帯しかなく、最後の講義に間に合いそうにありません😔

残り1件。。。😔

電話をし、事情を説明しました。

相手「うーん。そろばん教室の最終は、5時半からなのですが、塾の時間で良ければどうぞいらしてください。一緒に教えてみます。」と言ってくださいました。(有難い😊)

体験もあると言うことで、早速、予約を入れて、行ってきました。

教室は、それほど大きくなく、机が16脚並んでいました。

その中に、塾に通う小学3年生から6年生ぐらいの男の子や女の子が、4名バラバラと座って、講義形式では無く、先生に個別に教えてもらっていました。

そろばん教室の時間帯ではないので、そろばんをしている子はいません。

娘は、椅子にちょこんと座り、最初なので、そろばんを貸してもらい、先生が、最初から丁寧に、そろばんの弾き方を教えてくれました。

教室の後ろから見ていて、個別に教えてくれるようなので、「これなら大丈夫」と、先生から、入校の説明を受けて、申込書をもらってきました。

「ありがとうございました。是非、来週からお願いします!」

こうして、何とか、融通をきいてもらい、そろばん教室に通えるようになりました。(良かったぁ😊)

こうして個別に融通をきいてくださり、久しぶりに、人の優しさに触れた感じがしました😊

小学校のうちは、通わせたいと思っています。

自分では通うことのできない場所なので、ずっと送り迎えをすることになりますが、まぁ良いでしょう😊

これで、あなたと話していた「ピアノ」と「そろばん」は、無事に通わせることができそうです😊

習い事は、2つで止めておきます。

送り迎えも大変ですし、娘と私との時間も大切にしたいからです😊

これ以上の習い事は、娘が、やりたいことができたら、やらせてあげたいと思います。

色々な体験を増やすことも大切かもしれませんが、始めたことをきちんと習得していく方法を教えていきますね。

しばらく、月曜日は、そろばん、金曜日は、ピアノの教室に通いますね😊

一緒に娘の成長を見守りましょう😊

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2,真っ赤になったもみじを見てきました

11月になり、今年も、木々が、紅く色付いてきましたよ。

今年も、真っ赤なもみじを見に行ってきました。

あなたと、何度も一緒に行ったお寺です。

今は、現地に行かずとも、「ツイッター」というヤツで、現在の色付き具合を確認できるので、便利です。

ツイッターで確認しながら、もみじが真っ赤になる時を待って、車で見に行っていきました。

お寺に着くと、私は、カメラを首からぶら下げ、娘と手をつないで、歩いてもみじのある場所まで向かいます。

今年のもみじは、とても紅くきれいに感じましたよ。

人が通り過ぎるのを根気よく待ち、紅くなったもみじをバックに、娘の写真を撮っていきます。

娘の写真を100枚ほど撮りました😊

娘は、うんざりしながらも、写真のモデルを、根気よくしてくれますよ😊

↓題名「もみじよりどんぐり拾い(^^♪」

娘は、きれいになりました😊(親バカ😅)

今年も、あなたと一緒に訪れた場所に行くことができましたよ😊

娘と手をつないで歩き、私はあなたを思い出します。

娘に、あなたの話も良くしてやりますよ。

あなたと私は、飽きもせず、毎年、同じ場所に同じ花を良く見に行きましたね😊

あなた「毎年、家族で、いつもの場所に、一緒に行けるのが幸せだ😊」

満開の花を見ながら、しみじみと、あなたが言っていたのを、良く思い出します😊

家族の思い出の場所に訪れる時、あなたも一緒にいるのを感じます😊

娘にも、ずっと忘れない家族の思い出の場所を作ってやりたいと思っています。

いつか、私もいなくなってから、娘が大切に想う人と、私たち家族の思い出の地を訪れて、心を温めてあげることができるかもしれません。

大きくなった娘「お父さんと良く来たなぁ~」

とか

大きくなった娘「お母さんの話を良くしてくれたなぁ~」

とか

大きくなった娘「うんざりするほど、写真撮られたなぁ~」

とかね😅

私は、あなたと訪れた場所に来ると、あなたを思い出し、心が温まります。

正直に言うと、私は、あなたがこの世を去り、今でも、寂しいし、会って抱きしめたいですよ。

そのような、触れられない寂しさはあるけど、あなたが、完全にこの世から消え去った訳ではありません。

あなたが、生きていたという事実は、私の心の中からは、消えないのです。

あなたと訪れた場所に来ると、あなたを思い出し、心が温まります。

そんな場所を一つでも、娘に残してやりたいと思います。

私は、娘をひとり残し、この世を去ることになります。

これからも、しばらくは、親子2人で、仲良く暮らし、色々な困難も2人で乗り越えていくことでしょう。

私が、娘を大事にすればするほど、娘にとって、私との別れは辛いものになると思います。

娘が、自分の家族を作った後なら、何も心配いりませんが、その時まで、私が生きている保証はどこにもありません。

なので、万が一、娘を、ひとりにさせてしまった時、心を温かくできる場所や思い出を、いくつか作っておきたいと思うのですよ。

何十年後も11月になれば、このお寺のもみじは、真っ赤になるでしょう。

その時、娘は、穏やかな気持ちで、ここを訪れ、私たち家族を懐かしみ、明日から笑って生きていけるような気持にしてあげられたら良いなって思います😊

ちょっと、先のこと考え過ぎですね😅

そんな先のこと考えるより、今、健康に気を付け、元気にいることが大事ですね😊

我が家の思い出の作り方は、同じ場所に何度も訪れることにより、温められていきます。

娘にも、その想いを伝えて、来年も元気にもみじ見に来たいと思います😊

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2,頑張った運動会

小学生になり、初めての運動会がありました。

夏休みが終わり、2学期に入ると、運動会の練習が行われます。

学校からは、9月頃に、運動会の案内が、届きました。

プログラムを見てみると、1年生は、「リズム体操」と「かけっこ」をするそうです。

妻「えっ?それだけ?」

あなたの言いたいことは、分かります(最初は、私も同じ感想でした😅)

私たちの運動会と言えば、朝から、親は、お弁当を作り、早くに学校に行き場所取りをして、全校生徒が、玉入れや、騎馬戦などの競技を行い、クライマックスは、6年生の「組み立て体操」で感動する😥、というイメージでしたが、現代の運動会は、かなり簡易的です。

まず、全員で競技をするのではなく、2学年ごとで行い、保護者は、入れ替え制となります。

1年生の娘は、2年生たちと、一緒に「リズム体操」と「かけっこ」だけをします。

時間は、20分ほど。

なので、「お弁当」と「場所取り」は必要ありませんでした。(楽なので良いですが。。😅)

さて、9月に入り、体育の授業では、運動会の練習が始まったようです。

ただ、娘は、運動会の練習について、「どう?」って聞いてみると、あまり楽しそうに話をしてくれません。

「楽しくないの?」と聞くと、「かけっこ」が苦手で、あまり楽しくないようです。

娘は、「嫌いな遊びは、鬼ごっこ」と、即答するほど、走るのが苦手なのです。

足が、みんなより、かなり遅い娘は、鬼ごっこをすると、すぐに捕まり鬼になり、鬼になったら、捕まえられないので、ずっと鬼をやらないといけないので、嫌みたいです😅

「かけっこ」は、6人で並んで、走るようですが、足が遅い娘は、最後になるのが嫌みたいでした😅

「別に、ドベでも良いじゃん!頑張って走ろうよ!」

娘「う・うん。。」

「女の子は、足が遅い方が、可愛いって!」

娘「う・うん。。」

励ましてやりますが、うまくいきません。

色々と話しましたが、「とにかく、一生懸命、全力で走ろうね!」、そのことだけ娘に伝えて、毎日、励ましてみました。

それでも、最初は、「やだなぁ」って言ってましたが、「全力で走れたの?」って聞くと、「うん!」って答えるので、「ならカッコいいじゃん😊」って励ましていきました。

「リズム体操」は、得意で、振り付けもすぐに覚えてきました😊

家で、音楽を鳴らして、踊ってもらいましたが、一生懸命踊っていて、とっても「可愛い」です😊

一度、雨で順延になりましたが、運動会の振替日は、見事に晴れました!

11月だと言うのに、日差しが強く、日影にいないと暑いくらいでした。

カメラと三脚を準備して、始まるのを待ちます。

まずは、リズム体操です。

スマホで動画を撮りながら、カメラで写真を撮るので、とにかく忙しいです😅

娘が、楽しそうに自信を持って踊っている姿は、とても可愛く誇らしかったですよ😊

いよいよ「かけっこ」です。

男女、みんな同じ格好なので、遠くからだと、誰が誰だか分かりません😅

靴の色が、みんなと違う色だったので、何とか娘を確認できました😅

娘の組が出てきて、6人が、スタートラインに並びます。

鉄砲の合図で、一斉に走り出します。

娘は、一生懸命に走り、3位か4位でゴールしました😊

娘は、満足気に、走り終わった列に腰を下ろすと、まだ、走っているお友達を応援していました😊

午前中の20分ぐらいの短い運動会でしたが、娘の成長が見られました😊

あなたも天国から見てくれていたでしょうか?

とても大きくなり、成長して、友達とも仲良くお話して、楽しそうにしてました😊

そんな娘の成長を見ていると涙があふれてきます😥

娘は、運動が得意ではありません。

娘は、うまくいかないことがあると、気にしてしまう性格です。

ピアノでも、間違えると、「もう!😤」って、怒りながら練習します。

「ゆっくり、丁寧に弾いてごらん。」って、声は掛けるのですが、なかなかコントロールできないようです。

娘には、自分のできること、できないことを、自分自身でしっかり受け入れて、自分のことを好きになって欲しいです。

今は、うまく受け入れができずに、自分に自信が持てていないようです。

私の接し方に、問題があったのかもしれません。

2人きりでの生活なので、娘の行動のすべてが、私の視界に入り、把握できてしまいます。

娘が、何か失敗しそうになると、ついつい口や手を出すことも多かったです。

私が、もう少し、自分に余裕を作り、ゆっくり見守り、受け入れてあげることができたら、良かったのかもしれませんね。

改めて、1人での子育ての難しさを感じました。

これからは、心に余裕を持ち、娘が自分で自信が持てるよう接していきますね。

至らないことばかりですが、生活は、楽しいです。

娘に「お父さんと2人だけだけど、楽しいかい?」って聞くと、「最高に楽しい😊」って笑ってくれます😊

今は、その言葉が何よりの誉め言葉となっていますよ。

1年生になり、バタバタと過ごしてきましたが、ほとんどのイベントが終わりました。

年が明けて、少ししたら、もう2年生ですよ😊

私も、あっという間に、おじいちゃんになっちゃいそうです😅

これからも、娘と、今を大事に、楽しんで暮らしていきますね😊

これからも、温かく見守っていてください😊

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先月の手紙↓(良かった読んでください😊)