
気まま父さんです!
4年前に最愛の妻を病気で亡くしました😢
「妻の想い」と「娘の笑顔」を大事に6歳娘を1人で育てている46才のシングルファザーです。
今は、死別を受け入れ、娘と笑顔いっぱい幸せに暮らせています😊
どのようにして、ツラい不安ばかりの日常を、楽しい日常に変えられたのか?
死別の受け入れ方、老後のお金の不安解消法、心温まるエピソードなどを残しています。
何か小さなことでも当ブログが皆様のお役に立てれば幸いです😊
【天国の妻へ贈る父と娘の物語2月】
毎月、妻へ手紙を書いてます😊
娘の成長や、今の想い、妻との思い出を、言葉に込めて天国の妻に贈っています😊
死別を受け入れるには、時間がかかります。
また、嫌なことや、気になることがあって、悩んでいる方は、今の自分が持っている幸せを忘れているのかもしれません。
私は、妻の人生の終わりが来た時、自分の人生も終わったんだと思い悲観しました。
それでも、泣いている私に無邪気に笑いかけてくる幼い娘の笑顔が、私の持っている“今ある幸せ”に気付かせてくれました。
今は、娘と笑顔で楽しく、妻を想い、幸せに暮らせています。
私たちのエピソードは、大切な家族との死別の向き合い方や、今ある幸せの感じ方のヒントになると思います。
死別した家族、今ある家族を、大切に想うきっかけになり、死別の受け入れや、悩んでいる人の励みになれば幸いです😊
目次
1,4年が経ちました
2,お父さんが先に死ぬ
3,あなたが選んだお雛さんを飾る
2月14日は、あなたの命日。
特に特別なことはしません。
毎月と同じように、お墓まであなたに会いに行き、1日あなたを想い過ごします。
少し違うのは、周りのみんなです。
「えーちゃんの命日だね」
仕事の仲間だったあなたのことを気にして、みんなが声を掛けてくれましたよ。
みんなで、あなたのことを話してました。
あなたの失敗談だとか、生きていたら何歳だったとか😅
笑い話ばかりでも無いですよ。
仕事が早くて、みんなへの気遣いを忘れなかったあなたの残した功績や、あなたの人の好さも、話題になりますよ😊
4年経った今でも、あなたの話題は、尽きません。
私は、あなたのことを、みんなが話しているとうれしいです😊
みんなの心の中に、あなたが、しっかりと生きている、と思うからです。
ただ、バレンタインで、チョコレートを持ってくる風習は、無くなりました。
おそらく、私に気を遣ってのことだと思います。
みんなの気遣いが温かいです😊
あなたが天国に行き、もう4年が経ちます。
あなたは、今、何を想い過ごしているのでしょうか?
2才だった娘も6才になりました。
ニコニコと明るい優しい子供に育っています😊
私も、4年間、毎日家事をしているので、随分と上達したように思います(自画自賛😏)
少しは、安心して、私たちを、見守ることができるようになったでしょうか?
私が、あなたにできることは、こうして、あなたを想い過ごすことです。
死別すると、周りのみんなは、気を遣い、「亡くなった方の話はタブー」みたいな雰囲気になります。
あなたのことが話題になると、私は、
「きっと、寂しがり屋の妻も、みんなが思い出してくれて、喜んでいると思う。ありがとう。」
と、伝えるようにしてます。
すると、みんなは、私の前でも、あなたのことを話しやすくなると思うからです。
あなたを良く知るみんなは、
「そうだね。”かまってちゃん”だもんね。」
と、またみんなで笑って話をしてくれます😊
私は、幸せに暮らしていますよ😊
少しお別れは早かったですが、あなたと結婚して、心から良かったと思っています。
あなたは、今も幸せでしょうか?
生きているうちに、何度も聞いた質問なので、答えは分かっているんですけどね😊
命日は、特に、あなたのことを想い過ごしました。
今も、私の心にも、娘の心にも、みんなの心にも、あなたは、しっかり生き続けていますよ。
だから、安心して、これからも、天国から優しく見守っていてくださいね。
娘が、「死」に対して、敏感です。
私が子供の頃は、こんなに「死」を意識したことは無かったと思います。
当たり前のように、みんな生きていて、誰かが死ぬなんて、あまり想像していなかったのです。
でも、娘は違います。
あなたの「死」を経験している分、きちんと「死」とは、どんなものなのか、理解をして、死を恐れています。
「お母さんに会いたい😥」
娘が、どんなにお願いしても、その願いは叶いません。
お友達には、当然のようにいる「お母さん」に会えないのです。
娘は、人は死んだら、どんなに会いたくても、会えなくなると、分かっているのです。
そんなことを書くと、あなたは、娘を「かわいそう」と思うかもしれません。
しかし、私は、そうは思わないです。
「死」が、分かっているので、人を大切にできるからです。
私もそうです。
大切な人を亡くして、気付くことは多いです。
もちろん、もう会えないと思うと、ツラいですし、さみしいです。
しかし、もう会えないと気付くと、生きている家族との時間を大切に過ごそうと思えます。
娘は、幼いながらにそれを分かっているのです。
この前、次のような会話をしました。
娘「お父さんは、いつおじいちゃんになるの?」
「いつだろう?もうちょっと先かなぁ」
娘「おじいちゃんになったら嫌だ😥」
「お父さんだって、いつかおじいちゃんになっちゃうよ😅」
娘「おじいちゃんになって、死んじゃったら、私、ひとりになる😥」
「大丈夫😅まだまだおじいちゃんにならないし、死なないよ😅」
娘「でも、いつかおじいちゃんになるんでしょ?😥」
「お父さんが、死んでもさみしくならない方法があるよ。」
娘「何?😥」
「自分の家族を作ることだよ。」
娘「結婚?」
「そう、結婚して、子供を産んで、育てて、家族を作るんだよ。」
娘「結婚して、お父さんと離れて暮らすのイヤだ😥」
「ハハハ😅お父さんは、娘ちゃんが、家族を作るまで、死なないよ。だから、お父さんより一緒にいたい人と仲良くなったら、その人と家族を作るといいよ😊そしたら、お父さんが死んでも、ひとりにならないから、あまりさみしくないと思う。」
娘も、私も、いつか来るお別れを予感して、寂しい気持ちになります。
私は、娘に家族ができるまで、生きていたいです。
孫を見たいと思う気持ちはありません。
ただ、娘をひとりにさせたく無いです。
私は、娘のため、自分のため、健康に気を遣い、長生きしてみせます😤
娘に家族ができるのを見届けて、私は、あなたに会いに行きたいと思っています。
娘はまだ6才。
自分の家族を作るのに、何年かかるでしょうか?
20年?25年?30年?
あなたに会いに行くのも、少し時間が掛かりそうですが、きちんとやることやって、堂々とあなたに会いに行きたいと思っています。
あなたを想い、ひとりで育てあげるつもりです。
それが、私の残された人生の過ごし方になります。
そんな生き方を、私は気に入っているので、心配は必要ありません。
もう少し、ひとりで寂しい思いをさせますが、天国で、笑って見守って、気長に待っていてください。
毎年、2月の雨の降っていない吉日を選んで、お雛さんを飾ります。
日柄などは、気にする細かい男です😅
4年前に一緒に飾りましたね😊
お内裏様の帽子の紐が、小さくてうまく結べなくて、お互いにイライラして、人生最後のケンカしましたね😅
「うまく結べない😤」と、紐と格闘している私に、あなたは、
妻「もう、じれったい貸して!😤」
「いやいや、私より不器用じゃないか?😅」
妻「いいから貸して😤」
なんでも、やってみないと気が済まないあなたは、やってみるが案の定、うまくできずに、もっとイライラ。
「ほらね😤」
と、お互いムスッっとしたのが、私たちの最後のケンカでしたね😥
人生最後のケンカも、私の人生の良い思い出に残っており、お雛様を飾る時には、必ず思い出します。
今年は、娘と一緒に飾りました😊
あなたとケンカしたことを話ながら、お手本を見て、あーでもない、こーでもないと言いながら、完成😊
雛あられを横に置くと、
娘「早く食べたいなぁ😏」
と、去年も同じタイミングで同じことを言っていたような…😅、成長しているのか、していないのか😅
“花より団子”、誰に似たんだ…😏
子供だから、そんなもんか😊
華やかな、お雛様が、3月3日まで、リビングにいてくれます。
あなたが、娘のために、真剣に選んでくれたお雛様です。
娘のために、それぞれ特徴の違う人形の表情を、真剣に選んでいたあなたの横顔が、思い浮かびます。
あなたの想いの詰まったお雛様がリビングにいると、あなたに見守られている気がします。
あなたの娘への想いは、リビングで生き続けています。
あなたの想いの詰まった大切なお雛様に、娘の成長を、あなたと一緒に願い、しばらく過ごしたいと思います😊
いつもあなたの想いが、私たちを笑顔にしてくれます。
いつも見守っていてくれて、ありがとうね😊