「お母さんに会いたいよぉ。。」【シングルファザーが死別した妻へ贈る手紙25】

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シングルファザーが、天国の妻に宛てた手紙たち<不定期>

気ままお父さんです!

4年前に最愛の妻を病気で亡くした46才のシングルファザーです😢
娘は6才で、「妻の想い」と「娘の笑顔」を大事にして育てています。

色々ありましたが、今では、死別を受け入れ、娘と幸せと笑顔いっぱいに暮らせています😊

このブログは、私の体験(死別、不登校)のこと、妻への想い、お金の話など書いています😊

ポジティブ発信を心掛けているので、目を通していただき、ホッコリしてくれたらうれしいです😊

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「お母さんに会いたいよぉ。。」【シングルファザーが死別した妻へ贈る娘の成長日記25】

目次
1,ほめてもらった麻婆豆腐
2,誕生日おめでとう😊
3,保育園が休園に!!!😱
4,お母さんに会いたいよぉ😥

1,ほめてもらった麻婆豆腐

いつも麻婆豆腐を作っていると思い出すことがあります。

生前、何気に作った私の麻婆豆腐を、あなたがほめてくれたことがあるからです😊

あなたに教えてもらった家事には、とても助けられていますよ😊

あなたは、私に「家族が喜ぶために家事をする」ということを、教えてくれました。

特に、麻婆豆腐を作っていると、あなたがとても喜んでくれたので、教えてくれた家事の心得を思い出します。

今でも、家事は、全く苦になりません。

同僚からは、「娘さんが大きくなったら、何でも家事をやってくれますよ」と予言します😅

忙しい父親の手伝いをするようになると言うのです。

私は、娘に、家事を強制するつもりはありません。

この家の家事は、私の役目です。

やりたいと言えば、断るまではしませんが、嫌々やらせるぐらいであれば、私がやります。

家事は、苦にしてはならないと、あなたに教えてもらいました。

無理せず、誰も見ておらず、ほめてくれないくても、家族のために、家事をします。

「こんなこともしてくれていたんだ」

あなたがいなくなって気付いたことは、たくさんあります。

娘にも、家族のための家事は、素晴らしいことだということを教えていきたいと思います。

麻婆豆腐を作っていると、ふと、あなたに教えてもらった家事のことを思い出すのですよ。

まだ、あなたの手際には追いつくことができませんが、何でも自分でできるようになったとは思います。

これからも、楽しんで家事をしていきますね。

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2,誕生日おめでとう😊

1月のあなたの誕生日にお祝いをしましたよ😊

4年前の11月に医者に「あと2週間です」って言われた時は、もう一緒に誕生日を迎えることはできないと思いました。

しかし、あなたは、闘病を頑張り、一緒にもう一つ年を重ねることができましたね。

花束を持って玄関の前に立つと、「ひょっとしたら、花束を買って帰るのもこれで最後かも。。」と思ったのを思い出します。

でも、花束を買うのは最後になりませんでした。

私は、あなたが天国に行ったあとも、変わらずに、記念日には花束を買って帰っています。

花束を持って、玄関のドアを開けると、あなたの驚く顔とそのあとの満面の笑顔を思い出します。

今年は、生きていたら、あなたは、50才になってます。

今年のあなたの誕生日は、仕事でした。

50才を迎えるあなたが、何という感想を言うのか、想像しながら過ごしました。

喜んだでしょうか?それとも「年だぁ~😱」と叫んだでしょうか?😊

あなたは、年を重ねられなくなりました。

46才のままです。

私は、あなたと違って、これからも年を重ねていくことができます。

私は、あなたと死別して、年を重ねることに感謝するようになりました。

あなたがいない誕生日は、そんなことも考えるようになりました。

あなたのいない誕生日を祝うのは、これで3回目。

娘も大きくなり、6才となりました。

一緒にあなたへのケーキを選んでいると、「お母さんはどんなケーキが好きだった?」って聞いてきます。

クリスマスは、「チョコケーキが良い」と言っていましたが、あなたの誕生日は、あなたの好きないちごのケーキが良いと言いました。

6才になった娘は、優しい子に育っていますよ😊

とてもうれしいですね😊

私も娘も、いつもあなたを想って、楽しく幸せに暮らしています。

あなたのおかげで、普通に生活していては気付かないことにも、感謝して過ごせるようになりました。

あなたの喜ぶことをしても、娘は、あなたからほめてもらえるわけではありません。

それでも、見返りを求めることなく、あなたに喜んでもらおうとします。

愛ですね😊

あなたは、今でも、娘に、大切なことを教えているのですよ😊

これからも、温かく見守ってくださいね。

お誕生日おめでとう😊

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3,保育園が休園に!!!😱

あなたが、知らない病気が、世界で流行しています。

その名も「コロナ」と言います。

まさか、生きている間に「パンデミック」を経験することになるとは思いませんでした。

私と娘は、今のところ、感染することなく過ごすことができていますが、いつ感染するか分かず、怯えいると言うより、「感染したら仕方ない」と言った、諦めみたいな覚悟で生活しています。

保育園で、感染者が出ると、保育園が「休園」になります。

「休園になったら、仕事行けないから大変になるな」と思っていた矢先に、なんと、娘の通う保育園でも、感染された方が報告され、保育園が3日間休園となりました。

電話ではなく、突然、メールでのお知らせです。

お知らせがあった日は、私も仕事をしていたので、休憩の時にしか、自分のスマホなんて触りません。

ただ、あちこちで休園していたので、いつもよりは、メールを気にしていたのですが、それでも、お知らせは、14時ぐらいにあり、私が気付いたのは、仕事が終わる30分ほど前の17時でした😔

「感染者が報告され、消毒のため、明日の木曜日から土曜日まで保育園を休園します。」

「・・・・え~😱 明日、出勤できないじゃん。。😣」

慌てて、上司に報告し、バタバタと明日の仕事をリモートに切り替える段取りをしました。

この時ばかりは、自分のことしか考えることができず、感染された方の心配などする余裕もありませんでした。。反省です。。😔

明日の準備ができ、保育園に着く頃には、私も落ち着いてました。

娘も無事で何よりです。

保育園の先生は、「突然ですみません。」と丁重におっしゃってきたので、

「いえいえ、私なんかより、先生の方が大変なので、お気遣いなく。」と伝えて、家に帰りました。

次の日。。。初めてのリモートワークです。

あなたが、亡くなってから4年ぐらいですが、仕事の仕方も多様化しております。

会議なんかは、オンラインなので、自宅のパソコンから参加できます。

8時30分、働く時間になったので、自宅のリビングで仕事開始です。

仕事モードになるため、出掛ける予定はありませんが、ワイシャツとスラックスに着替えました。

最初は、来ているメールの処理だったりを順調にしていましたが、そのうち、娘が

「お父さん、何してたら良い?」とか、「ゲームしてていい?」とか、「お水飲んで良い?」など、都度都度、話し掛けてきて、なかなか集中できません😔

最初の1時間で、「リモートなんて無理だぁ」と悟り、娘の相手をしながらも、はかどらない作業をしていました。

打合せなんて、家でウロウロしている娘がしょっちゅうカメラに写り、全く会議に集中できません😔

お昼になると、簡単にごはんを作り娘と食べ片付けます。

家事をしていると、休憩という気分ではありません。

17時30分、終業時間になったので、パソコンの電源を落とし、部屋着に着替えました。

このように、初日のリモートワークは終了しました。

通勤をしなくて良いのはメリットだと思いました。

ただ、娘がいるので、仕事には全く集中することができませんでした。

どうしてもしなくてはならないことだけを何とか終わらせただけでした。

久々に、ひとり親ならではの苦労を感じた気がします。

ひとり親でも、普段、生活していくには、不便を感じない世の中になりました。

しかし、今回のように何かトラブルが起きると、大変になります。

もちろん、ひとり親でない家庭でも、トラブルが起こった時は大変だと思います。

ですが、ひとり親は、夫婦で協力ができない分、行動の選択肢が減り、大変さが異なります。

予想できる範囲でも、トラブルに備えておかないといけないなって、改めて感じました。

また、保育園の有難みも良く分かりました😊

そう思えただけでも、良い経験をしたと思うことにしますね😊

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4,お母さんに会いたいよぉ😥

たまに娘は、

娘「お母さんに会いたいよぉ~😥」

と、しくしく泣くことがあります。

少し前までは、黙って抱きしめて、頭を撫でていたんですが、最近では、私とあなたの気持ちも伝えてみることにしています。

抱きしめて、「お父さんも会いたいんだよ」って伝えて、

「お母さんはどう思っているかな?」

と、聞いてやります。

娘「お母さんも、私たちに会いたいと思っている?😥」

「そりょそうさ😊きっと、お母さんもみんな会いたいと思っているよ😊」

「娘ちゃんとお父さんは、一緒にニコニコ暮らしているよね?」

娘「うん」

「お母さんは、誰と一緒にいる?」

娘「天国でひとりかなぁ。。。」

「お父さんたちと、お母さんは、どちらが寂しいだろう?」

娘「お母さんかな?」

「そうだね、お父さんもそう思うんだ。」

「お母さんが寂しくて、天国で、『寂しい寂しいよぉ~』って泣いてばかりいたら、娘ちゃんはどう思う?」

娘「心配になる。。お母さん、かわいそう😔」

「そうだよね。お父さんも、お母さんが毎日しくしく泣いていたら心配になっちゃうよ。」

「でも、逆に、お母さんが、天国でニコニコしていたら、どう思う?」

娘「うれしい😊」

「そうだよね。お父さんもうれしいよ😊」

「じゃ、お母さんは、娘ちゃんが、寂しい寂しいって泣いていたら、天国でどう思うだろ?」

娘「心配する?」

「うん。お父さんも、きっとお母さんは心配してニコニコできないと思う。」

「お母さんが、ニコニコ喜んでもらうには、娘ちゃんはどうしていたら良いだろう?」

娘「ニコニコ笑う。。」

「そうだよね。お父さんは、いつも泣いてる?ニコニコしてる?」

娘「ニコニコしてる😊」

「娘ちゃんは、お父さんがニコニコしてるとどう思う?」

娘「うれしい😊」

「お母さんも、きっと、お父さんがニコニコしてるとうれしいと思うんだよね。」

「娘ちゃんも、お母さんも、うれしいなら、お父さんは、ニコニコしようかなって思うんだ。」

「お父さんが、ニコニコしたら、娘ちゃんがニコニコする。そしたら、お母さんもニコニコする。」

「娘ちゃんは、どうしたい?」

娘「ニコニコする」

「娘ちゃんが、ニコニコしたら、お母さんもニコニコだ😊」

「ほんと?」

「ほんとだよ。お母さんに、娘ちゃんにどんな子になって欲しい?ってお父さんは、何回も聞いたのよ。なんて答えたと思う?」

娘「ニコニコ?」

「そう!お母さんは、とろけそうな目をして、娘ちゃんのニコニコの笑顔を、眺めていたんだよ😊」

「お母さんのためにも、ニコニコしていようね😊」

娘「うん😊」

娘も成長しました。

言葉も分からなかった娘が、相手の気持ちを察することも理解ができるようになりました。

もちろん、悲しい時に、無理に笑って欲しいとは思いません。

泣きたい時は、泣けば良いです。

私もそうしています。

それでも、娘には、誰かのために笑顔を作れる人になって欲しいと思います。

あなたの望みでもあり、私の願いでもあります。

娘は、亡くなったあなたの笑顔を願う気持ちがあります。

そのことを、あなたから褒められるわけではありません。

成長とともに、見返りを求めない願いをすることが、自然とできるようになっています。

これは、あなたの愛情がきちんと伝わっている証拠だと思っています。

あなたといつも過ごしていたリビングで、娘とあなたのことを話していると、心地の良い優しい空間ができます。

今でも、あなたがいた頃と変わらず、我が家のリビングには、心地の良い優しい空間ができて、とても心地良く過ごすことができるのですよ。

優しく心地のよりリビングが、娘を優しい子にしていきます。

あなたのおかげで、娘は、優しい子になると思います。

私は、あなたと過ごしたこのリビングで、あなたの想いを少しずつ伝え、あなたと私の大事な娘を守り育てていきます。

正直に言うと、めちゃくちゃあなたに会いたいですよ😥

でも、あなたの方が、私たちともっと一緒にいたい気持ちを残して、天国に行ったのを私は知っています。

あなたの気持ちを考えると、やはり私は笑って、過ごさないといけないと強くなれます😊

天国に行く際に、「何もできなくてごめんね」って、あなたは私に詫びました。

その時に、私は、「謝らなくていいよ。何もしなくて良いから、いつまでもそばにいて欲しい。それだけでいい。。」と伝えましたね。

「何もできなくて。。。」なんて、とんでもないですよ😊

今でも、このリビングには、あなたの想いが消えずに残っていて、娘を優しくして、私を強くしています😊

それだけで十分です😊

もう少し寂しい想いをさせるかもしれませんが、これからも、あなたが優しい気持ちで見守っていられるように、私は、ニコニコ子育てしていきますね😊

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