死別した妻をまだ愛している男と娘の年末の様子【シングルファザーが死別した妻へ贈る娘の成長日記24】

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シングルファザーが、天国の妻に宛てた手紙たち<不定期>

どーも気ままお父さんです!

4年前に最愛の妻を病気で亡くした46才のシングルファザーです😢
娘は6才で、「妻の想い」と「娘の笑顔」を大事にして育てています。

色々ありましたが、今では、死別を受け入れ、娘と幸せと笑顔いっぱいに暮らせています😊

このブログは、私の体験(死別、不登校)のこと、妻への想い、お金の話など書いています😊

ポジティブ発信を心掛けているので、目を通していただき、ホッコリしてくれたらうれしいです😊

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目次
1,インフルエンザの予防接種
2,二人でクリスマス会したよ
3,娘と一緒にお片付け
4,我が家の年末の恒例行事

 

1,インフルエンザの予防接種

私も娘もインフルエンザ予防接種は、毎年するようにしてます。

私は、薬の副作用のリスクより、インフルエンザの高熱の方が、怖いのです。

あなたが亡くなってから、娘を1回だけインフルエンザにさせてしまいました😔

私が、予防接種を「大丈夫だろう」と、ためらったからです😔

また、私は一度もインフルエンザにかかったことが無いので、私の子供である娘は、「インフルエンザにかからないかも。。」と、根拠のない自信がありました😔

その年、娘は、インフルエンザにかかってしまい、40度の高熱にうなされることになり、娘には、申し訳ないことをしました😔

「万が一、この高熱で、何か障害が残ったら。。。」と、とても心配な夜を過ごしたのです😔

それからは、私は、「防げるものは、防ぐ努力をしよう😤」と、インフルエンザの予防接種は、毎年、必ず受けるようにしています。

「チクン」と痛いので、娘は、注射が嫌いです😅

しかも、幼児のインフルエンザの予防接種は、2回です。

注射をする時は、動かないように、私が、娘の体を包むように抱っこします。

怖くて震える娘に、私は、「すぐに終わるからね。見ないようにしようね。」と、優しく頭を撫でながら、励まします。

先生や看護師さんたちも、何とか注意をそらそうと、頑張って励ましてくれます😊

「チクン」として、体がこわばるので、少し強く抱きしめて「大丈夫、大丈夫😊」って声をかけます。

娘は、注射では泣かないです😊

泣かない娘を見て、先生や看護師さんも「はい終わったよ。強い、強い。」と、ほめてくれます。

ほめられて、ご満悦の娘は、帰り道の車の中で、「私、強い?強い?🤭」としつこく聞いてきます。

「泣かなかったから、強いよね😊」

小さい子は、注射の時は、泣くもんだと思っていましたが、強い子です😊

注射をがまんして、泣かない娘を見ていると、闘病の時に、とても痛かったはずなのに、涙見せずに頑張っていたあなたを思い出しました。

強いのは、母親であるあなた譲りです😊

娘「お父さんは、小さい頃、注射の時、泣いた??」

「泣いたと思う😅」

娘「私、強いね🤭」

頑張ったご褒美に、夕食は、娘が行きたいという「カレー屋さん🍛」に連れて行きました😊

「私、強い?」としつこい娘と、カレーを食べたというのが、今年のインフルエンザ予防接種の思い出です😊

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2,二人でクリスマス会したよ

あなたと最後のクリスマス会をしたのは、4年前ですね。

あなたがいなくなり、娘と二人になっても、あの時と、同じクリスマス会をしています。

クリスマスは、定番の手づくりチキン🍗

私が、作ったのですよ(`・∀・´)エッヘン!!

と言っても、骨付きのチキンをスーパーで買ってきて、私独自の味付けで揚げただけですが。。🤔

娘は喜んで食べるのですが、あなたがクリスマスに作ってくれていたチキンがとても美味しくて、どうしてもその味になりません😔

私が、後悔しているのは、あなたにチキンのレシピを教えてもらうのを忘れたことです😱

きっとあなたは、「そんなたいしたことしていないよ。普通だよ。」とか言いそうですが、あなた独自の何かコツがあると思うのですよ。

それを聞き逃したのが、惜しいです😔

おかげで、チキンを揚げる時は、いつも調味料の工夫をすることになります。

おかげで、最近では、美味しく作れるようになってきましたよ🤔

でも、どうしても、あなたの味にならないんですよね~😔

何が違うんだろう?🤔

惜しいことをしたなって思っていますが、私なりのレシピがあるので、あなたに食べてもらいたいとも思っています🤭

あなたは、私が何をするにもホメてくれるので、どんな味でも「あなたは、とてもすごい!尊敬するよ!」って、言ってくれるのが目に浮かびますが😅

目指す味があるので、私の料理も美味しくなりますし、あなたは、いなくても私をほめてくれるので、さらに私の料理は、上手になりますよ😊

あなたの存在は、偉大です😊

骨付きチキンをお皿に盛り付け、レタスとトマトでお皿に色をつけて完成です。

ごちそうを食べ終わったあとは、小さなケーキを二人で食べました😊

ケーキは、コンビニでちょうど良い大きさのが売っているので、毎年、仕事の帰り道にあるコンビニにサッと寄って買ってきます😊

あなたと私は、シンプルな「いちごの生クリームのケーキ」が好きでしたが、娘は、「チョコレートケーキ派」です😅

最近、ケーキを選ぶときは、チョコレートのケーキばかり選ぶようになりましたよ😊

あなたがいたら、あなたが好きないちごのショートケーキと娘が好きなチョコレートケーキと、私は、どっちを買って帰ったのでしょうかね🤔

二人の喜ぶ顔が見たいので両方ですかね😅

娘は、サンタクロースが来るのを信じて、サンタさんにお礼のお手紙を書き、枕元に置いて、早めに寝ましたよ😊

健気でとても可愛いです😊

朝起きたら、手紙が消えていて、目当てのおもちゃが枕元にあるので、とても喜びます😊

今年のおもちゃは、「マインクラフト」というゲームソフトを頼んでましたよ😊

ゲームに疎いあなたはきっと「なんだそれ?」って思うでしょうね😅

仮想世界で、ブロックを壊したり、つなげたりしてサバイバルするという、子供から大人までとても人気のあるゲームなんですよ。

「ゲームかぁ」って思いましたよね?

私もそうです。

目が悪くなりそうだし、もっと子供らしいおもちゃで遊んで欲しいとも思っていますよ🤔

でも、娘が欲しい物に口を出さないようにしています。

自分で考えて欲しいのと、欲しい物を手に入れて、「あっちにすれば良かった😔」とか「思っていたのと違うな🤔」とか「これにして良かったぁ😊」などと色んな経験や失敗をして欲しいからです。

そんなこんなで、今年も、無事に、サンタさんが来て、欲しい物を手に入れた娘はご満悦でしたと、あなたに笑って報告できる穏やかで平和なクリスマスとなりました😊

あなたがいなくなった時は、絶望しかありませんでしたが、こんな幸せで平和な日々が訪れます😊

あなたのことは、片時も忘れたりもしてません。

何も心配は要りませんよ。

あなたとの思い出は、あなたの笑顔ばかりです😊

あなたには、たくさんの笑顔を私たちに見せてくれてとても感謝です😊

これからは、あなたの笑顔を思い出しながら、今の娘の笑顔を目に焼き付けて、私と娘の思い出を増やしていきたいと思っています😊

ようやく前を向けた気がしますよ😊

これからも、天国で見守っていてくださいね😊

いつまでも愛していますよ😊

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3,娘と一緒にお片付け

私は、あなたが心配しないように、規則正しい生活と、家の整理整頓だけは、きちんとするように心がけています。

私が、仕事でいない間に、あなたの身の回りの世話をして下さっていたヘルパーさんとの何気ない会話を覚えています。

ヘルパーさん「奥さまは、とても色々な所に配慮される方ですね。私がキッチンに立つと、いつも「キッチンは片付いていますか?」と声を掛けてくれます。」

自分がキッチンに立つことができないので、キッチンがどのようになっているのか分からず、気にしていたと教えてくれました。

何気ないヘルパーさんとの会話だったんですが、私は、「あなたに恥をかかせてはいけない」と思い、それからは、ヘルパーさんが来る時は、あなた以上にキッチンを片付けて、きれいにしておきました。

キッチンだけでなく、ヘルパーさんが行きそうなバスルームや洗面所、トイレもきれいにしておきました。

あなたは、いなくなりヘルパーさんは来なくなりましたが、今でもできる範囲で、いつ誰が来ても、あなたに恥をかかせないよう、家の中は、常に整理整頓を心がけているんですよ。

あなたのためと思っていたのですが、整理整頓された家は居心地が良いです。

片付け上手のあなたがいなくなったら、「この家は、散らかり放題だろうなぁ」って心配していましたが、あなたのおかげで、部屋は乱れずに整っていて心地よく暮らせています。

あなたには、いなくても片付け上手ですね😊

私は、何も言いませんが、娘も読んだ本や、遊んだおもちゃなどは、きちんときれいに片付けますよ😊

年末に、娘に、要らない物がたまってきたおもちゃ箱を一緒に片付けようと声をかけました。

「手離す」ことを教えようと、思ったのです。

娘は、「一緒にお片付けする!」と張り切ってくれるので、一緒におもちゃ箱を持ってきて、床におもちゃを全部出しました。

「まずは、“また遊ぶおもちゃ”と、”もう遊ばないおもちゃ”と分けてみようか。」

すると、ほとんどのおもちゃを「また、遊ぶおもちゃ」の方に分けていきます。

娘の年齢でも「手離す」のは、難しいらしい😅

「これじゃあ、片付かないなぁ🤔じゃあ次は、”しばらく遊んでいないおもちゃ”と、”最近、遊んだおもちゃ”に分けてみようか」

すると、今度は、圧倒的に「しばらく遊んでいないおもちゃ」が多くなり、「最近遊んだおもちゃ」はごくわずかになりました。

「じゃあ、こっちの最近遊んだおもちゃは、箱に戻そうか。こっちはどうする?まだ遊ぶ?」

すると娘が「もう、遊ばないかもしれない」というので、

「じゃあ、箱に戻すのはやめてバイバイしようか」

娘「えーー!」

「さみしい?」

娘「うん。。。」

「じゃあ、一緒に写真撮ってからバイバイしよ」

娘「そうする!」

手離すおもちゃを娘が持ち、私が、スマホで写真を撮り、片付けていきました。

3つあったおもちゃ箱は、1つに減り、パンパンだった絵本棚も新しい絵本が入る隙間ができました😊

「お別れは残念だけど、たくさん思い出できたね😊」

娘「そうだね😊」

「また、一緒にお片付けしようね😊」

あなたがいなくなり、何でもかんでも、私がひとりでやってきました。

でも、あれから4年経ち、2才だった娘も6才になり、色々なことができるようになりましたよ😊

ニコニコ、ただただ可愛かった娘。

あなたも「大好き大好き💕」と抱っこしていた娘。

幼い娘が、何をしても「天才かも😲すご~い😊」ってホメてた親バカな私たち。

娘は、成長しましたよ😊

まだまだ甘えん坊ですが、いっちょまえに怒ったり、抱っこも軽々とはいかなくなってきました😅

あなたの娘は、私のやることに興味があり、「一緒にやる?」って誘うと乗ってきます。

玉子も割れるようになったし、お片付けもできるようになりました😊

時間があると、ひとりで本を読みますし、ピアノの練習もきちんとします😊

文学少女だったあなたにそっくりで、“字”にも興味があり、教えてもいないのに、簡単な漢字もどんどん読めるようになってます。

ほんとに天才かも。。(親バカも成長中。。😅)

これから、小学生になり、何に興味を持つか分かりませんが、やりたいことをやらせてあげたいと思っています😊

あなたにも、これからの娘の成長を一緒に見守ってて欲しいです😊

ひとりだけど、いつもあなたと一緒にいます。

これからもよろしくです😊

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4,我が家の年末の恒例行事

あなたとやっていた年末の恒例行事は、今でも同じようにやってるんですよ😊

クリスマスから始まり、お正月の準備、年越し、と年末は、行事が立て続けにきます。

それぞれの準備は、あなたが元気なうちは、二人でしていましたが、今は、私がひとりでやります。

あなたも私も昔からの日本の風習みたいな行事は、きちんとするタイプなので、初めて一緒に年を越した時に、何も言わずとも「年越しそば」が出てきたときは、感覚一緒だなぁって思いました。

あなたは、年末高くなるお雑煮用の「小松菜」と「かまぼこ」は、高くなる前に買ってましたよね。

あなたがいなくても、私もそれぐらいは、“ピン💡”と来るぐらい主夫力はアップしてました。

12月30日には、いつもあなたと「正月飾りは?」とお互いに顔を見合わせて、慌てて買いに行きましたっけ😅

小さな鏡餅も準備して、上に乗っているお飾りのみかんをまだ小さかった娘に取られて、「😅」ってなりましたね😅

あなたは、「年末年始は、娘が自立して家を出たとしても、きっと実家に帰ってくるから、みんなでワイワイ食べられる「手巻き寿司」がいいよね。」と、手巻き寿司を我が家の年末恒例のごちそうにしようと決めてました。

家族は、私と娘のふたりだけになりましたが、「手巻き寿司」は、我が家の年末恒例のごちそうにしてます😊

ずっと続けるつもりなので、いつか「我が家の伝統」と呼ばれるかもしれない・・・🤔

そのように、何をするにも、あなたとのことを思い出しながら、「あれから〇年かぁ」とつぶやきながら、ひとりで年末の準備をするのが、恒例となっています。

あなたと恒例行事をきちんとやっておいて良かったと思っています。

その行事の時期が来ると、あなたとのことを思い出すことができるからです😊

あなたと一緒にしていたことを思い出し、「もう〇年経つのかぁ」と時の流れを感じ、物思いにふけるのです。

悲しい気持ちはありません。

むしろ、あなたを感じて、ひとりで静かに準備するのが、気に入っています😊

「あなたがいなくても年月は過ぎていくんだなぁ」って、しみじみと思うのです。

2018年1月の私たちの最後のお正月。

病気が重くなり、気軽に家を出れなくなったあなたに家の留守番を任せ、娘と地元の神社までテクテクと初詣に歩いて行ったのを覚えています。

神社まで、娘とふたりで手をつないで歩いていて、「あなたと無事に新年を迎えられた」安堵感と、「これからどうなるんだろう」と不安が交じり、氏神さまの前で、感謝の気持ちと、あなたの病気を治して欲しいお願いとで、寒い中、長い間、手を合わせていたのを覚えております。

今までは、神社で、「お願い事」ばかりをしていましたが、本気で「感謝」を長々と伝えたのは初めてでした。

あなたと一緒に闘病することで、「毎日の日常は、当たり前ではない」ということを知り、日々平和に暮らせることへの感謝を覚えました。

私は、あなたと共に病魔と闘うようになってから、人が変わったように、どんなことにも感謝を伝えるように心がけています。

朝は、大事なことを教えてくれたあなたへの感謝で始まり、夜は、一日見守ってくれたあなたへ感謝して眠ります。

朝起きてから、夜眠るまでの「ありがとう」は、「毎日の日常は、当たり前ではない」ことを忘れない大切な習慣としています。

いつまでも忘れずにいたいと思います。

年末の恒例行事をひとりでやっていると、あなたと一緒に準備をしていたことを思い出し、気を新たに日々感謝を忘れずに一年を過ごそうと思えます。

いつもあなたに感謝です。

ありがとう😊

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