
どーも気ままお父さんです!
ブログに興味を持っていただきありがとうございます😊
私は、最愛の妻を病気で亡くしました😢
「妻の想い」と「娘の笑顔」を大事に6歳娘を1人で育てている死別シングルファザーです。
天国の妻への手紙や未来の娘に宛てた日記、死別、生活の質に関することを書いてます。
皆様のお役に立てれば幸いです😊
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妻と死別して3年「娘が6才になりました」【死別シングルファザーと娘の2人暮らし18】
死別シングルファザーとして、育児、家事、仕事をしながら、毎月、妻に手紙を書いています。
妻が、天国で心配することなく、“妻がほっこり”しそうなことを書いています。
“妻の想い”や“娘の笑顔”がつまった物語となっていますので、読んでくださった皆様の心の中を、温かくできたなら幸いです。
1,娘の6才の誕生日
2,髪の毛を切ってやると
3,歯が抜けた
4,娘とアジサイの成長
6月は、娘の6才のお誕生日会をしましたよ。
もう6才ですよ!信じられますか?
娘が、2才であなたとお別れして、1人で育ててきましたが、早いものです。
娘の誕生日を迎えて、一番、思うことは、「安堵」ですね。
何とか、無事に1つ年齢を重ねることができた「安堵感」が大きいです。
あなたに託された我々の宝なので、大事に育ててはいるのですが、1人で育てるのは、やっぱり不安ですね。
「厳しいことを言いすぎたな?」「もっと運動させた方が良いのかな?」「栄養は偏っていないかな?」「もっと量を食べさせた方がいいかな?」と、日々、自分に問いかけをしながらの子育てなので、正解が分かりません。
あなたがいれば、一緒に相談しながら、心強く育てることもできたと思うのですが、1人だと間違っていないか不安に思うこともあります。
だからと言って、あなたがいないことを責めている訳ではないですよ。
子育てに正解は無いので、最後は、私らしく育てれば良いと思っていますし、あなたもそう言うでしょう。
だけど、不器用な男が、女の子を育てて、何とか6才を迎えて、安心しています。
娘は、お父さんが大好きで、お父さんの作った料理が一番おいしいと言ってくれます。
もちろん、あなたのことも忘れていませんよ。
何かあれば、「お母さんとお話してくる」と、報告に行きますし、「会いたい、会いたい」と一緒になって、あなたに話しかけることも多いです。
私が育てた娘としては、出来過ぎな6才児ですよ。
まだまだ、これからですが、1つ1つ年を重ねるごとに「安堵」は積み上がっていくと思います。
これからのイベントは、思い出に残ることも多いと思うので、たくさんの思い出を作ってあげたいと思います。
あなたの応援が何よりの励みです。
久しぶりに娘の髪の毛を切ってやりました。
娘は自分で髪を結うから、紙を長くして、三つ編みなど、アレンジを楽しんでいましたよ。
腰ぐらいまで伸びてきたので、「夏はちょっと暑いかな?」って思い、娘に
「ちょこっと髪切る?」
って、聞くと
娘「うん😊」
って、ことで15センチほど切ってやりました。
髪が、短くなった娘も、とても可愛いです😊
短くなった髪は、洗いやすく、ドライヤーも楽で乾くのも早いです。
髪が長いと、毎日、洗ったり、ドライヤーで髪を乾かしてあげたりするのは、時間が掛かり大変です。
心の中で「大変だなぁ」って思いながら髪を乾かしていると、ふと、「娘もいつか自分で、髪を洗い、乾かすようになったら、大変だよなぁ」って思い、
「いつか自分でかぁ、、、」
今は、何でも2人で一緒に「キャッキャッ」と楽しく笑いながらやっていますが、いつかそんな時も終わり、私の手を使わなくても、自分でできることが増えていきます。
もちろん、娘の成長はうれしいですし、自分の手も空くので楽になると思います。
だけど、同時に寂しさもありますね。
ドライヤーを乾かしてあげられるのも、今の時期だけだと思うと、いつもは「早く乾けぇ」って思ってやってましたが、この日は、何だか寂しく思い、いつもより丁寧に髪を乾かしました。
時間は、有限で、同じ時間は、2度と戻ってきません。
あなたに、もう一度会うことは、できないのです。
「今の時間を大切にする」
あなたと、学んだ大切なことです。
あなたと建てたこの家で、娘と何気ない日常の「あたたかい思い出」をたくさん作っていきますね。
ドライヤーを乾かしながら、娘の後姿を眺めて、「寂しく」思ったり、「あたたかい思い出」と思ったりして、いつもよりゆっくり丁寧に髪を乾かしてあげることができました。
6月のある休日。
休みの日は、少しゆっくりと9時ぐらいに、娘を起こします。
いつもは寝起きが良く、布団の中でいつまでもゴロゴロすることは無いのですが、その日は、なかなか起きてきません。
様子がおかしいので、
「どうした?」
って、聞いてやると、不安そうな小さな声で
娘「歯って飲み込んだら死んじゃう?」
って、言うので、「先月グラグラになった歯が抜けて、どこかに行っちゃったんだな」って思い
「死なないよ😊歯が抜けたかね。見せてごらん😊」
寝たまま、「い~」ってしてもらうと、グラグラだった下の歯が見事に抜けてました。
「おめでとう😊ついに抜けたね😊どこか行っちゃったのかね?」
娘「飲み込んじゃったのかなぁ~😔」
「飲み込んでも平気だから大丈夫だよ😊どこかに落ちてないかな?」
と、枕をどかすと小さな歯が出てきました。
「あったよ。寝てる間にお口から出したんだね」
娘は、飲み込んだのがよほど心配だったのか、パぁッと明るい表情になり、私から歯を受け取ると、まじまじと眺めています。
「ごはんたくさん噛んでくれた“歯さん”に、お礼言おう。ありがとう😊」
娘「歯さん、ありがとう😊」
「お母さんにも報告しよう。」
娘は、あなたの写真の前に小さな歯を置き
娘「お母さん、歯が抜けたよ😊」
娘が、順調に成長してますよ。
娘の成長は、46才のシングルファザーの私に、大きな自信を与えてくれます。
「こんなおじさんでも、ひとりで子育てできるんだ」ってね。
笑うと歯が抜けていて、可愛いです。
そんな顔も何枚か写真を撮り、また一つ良い思い出ができました。
これから、大人の歯が生えてくるので、大切にしてやりたいと思います。
あなたは、虫歯が1本もなくとても歯が丈夫だったったの、あなたに似ると良いです。
私は、歯が悪く苦労しているので、娘には同じ苦労をして欲しくないから、私が歯の大切さをきちんと教えていきます。
最初に抜けた歯は、しばらくしたら、“へその緒”と一緒に小さな木箱に入れておこうと思う。
いつか、娘がこの家を出る時に、あなたの想いと一緒に渡してやろうと思っている小さな木箱です。
娘の成長を、あなたに報告するのが一番の安心です。
あなたと植えた、3本のアジサイがきれいに咲きました。
家を建てた時に記念に何か植えようと、玄関の横に植えましたね。
農協に行って、何が良いか散々迷い、2人で相談し、「ガサツな我々でも育つでしょう」という理由で、強いアジサイを選びましたね😊
小さなアジサイを3株買い、玄関の横に植え、最初に水をあげたのが、5年前です。
あの時の思惑通り、手入れは何もしなくても、ドンドン大きくなり、毎年、きれいにたくさん花を付けてくれます。
毎年、娘をアジサイの前に立たせて、写真を撮るので、今年は、娘も
娘「アジサイ咲いたけど、私と写真撮る?」
って、何だか私の行動を、見透かされているようで生意気なことを言うようになってます。
今年も天気の良い日に、アジサイの前に立たせて写真を撮りました。
娘より、アジサイの成長の方が良く、娘の背より大きく育っています。
今年も、アジサイと一緒に写真を撮ることができました。
花が咲くたびに、あなたを思い出します。
5年前に、小さなアジサイの株をあなたと植えた時は、まさか1人で花が咲くのを待つとは思いもしませんでした。
いつまでも、2人でアジサイが咲くのを楽しみに暮らしていけるかと思ってました。
「ずっと、仲良く一緒にアジサイを育てていこうね」
と、願いを込めて植えたのが、少し懐かしく思うぐらい時が経ちました。
玄関の横に植えたのは、正解でした。
アジサイを見ると、あなたを思い出すからです。
出掛ける時、無事に帰って来た時、いつでも目に入り、あなたと一緒に植えたことを思い出すことができます。
アジサイがどれぐらい大きくなるか分かりませんが、いつか娘の背の方が高くなる時が来ると思います。
その時の報告を、楽しみに待っててくださいね😊