
どーも気ままお父さんです!
最愛の妻を病気で亡くしました😢
妻の想いを繋ぎ5歳娘を1人で
育てているシングルファザーです。
天国の妻と未来の娘に宛てた日記や
生活の質に関することを書いてます。
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【シングルパパと娘の物語】は、天国の妻と未来の娘に宛てた手紙だと思って書いてます。
ほっこり多めにしてあるので、天国の妻や娘だけでなく、皆さんも、目を細めてくれたらうれしいです。
☆目次☆
1、仲直り
2、にらめっこ
3、死んで欲しくない
4、クリスマスソング
5、エピローグ
1、仲直り
朝は、どうしてもバタバタしてます😅
余裕を持てれば良いのですが、バタバタしてしまい、時間がないので、娘に「早くして~!」と、急がせてしまいます😅
あまり手を貸さずに、口だけ出すようにしています。
多分、何でも手を貸してあげれば、もっと早くに準備はできると思うのですが、そうすると、自分でやれなくなりそうな気がするので、時間の許す限り娘にやらせます。
娘も、反抗期から自分で何でもやりたがるので、手を出すとプリプリ怒ります。。😅
なので、私は、朝は、いつも時間が無く「早く~」ってなってます😅
随分と、準備は早くなってきて、今では、髪も自分で結えるようになりました。
でも、まだまだ子供。
どうしても、機嫌が悪く、ダラダラとしてしまうことがあります。
子供なので、仕方ないのですが、遅刻しそうな時間になると私も焦ってしまい、ついつい説教をしてしまいます。
その日は、朝、バタバタと準備して、車に飛び乗り、保育園に向かう道中、車の中で、
「どうして、いつもお父さんは、『早く~!』ってお願いすると思う?」
娘「遅刻するからでしょ?」
「そう、遅刻するとお父さんは、とても困るの。だから、早くテキパキ準備して欲しいんだよ。」
娘「分かってる!」
「じゃ、なんで、今日は、ダラダラ遊んでテキパキできなかったの?」
娘「・・・」
「お父さんはね、ダラダラは嫌いだよ」
娘「分かってる!😥」
「じゃ、明日からテキパキできる?」
娘「・・・😥」
最初は、しょんぼり、していたのですが、保育園でバイバイする時には、いつもの娘に戻って笑顔でバイバイしていました。
『子供に遅刻は困るということを理解してもらうのは、難しいなぁ😅』
と思いながら、私は、仕事場に向かいました。
その日、家に帰ると、娘は、キッチンで夕ごはんの用意をしている私の所に来て、
娘「お父さん」
「なんだい?」
娘「朝は、ダラダラしてごめんね。」
私は、健気に謝ってくる娘を愛おしく思い、調理の手を止めて抱っこすると、
「いいよ😊きちんと、謝ることができて、お父さんとてもうれしいよ😊」
娘「お父さんも、朝、私に怒ったよね」
「そうだね。怒ってごめんね😅」
娘「なら、二人で“ごめんね”して、二人で“いいよ”しよ😊」
「いいよ😊」
抱っこしていた娘を立たせて、
私&娘「ごめんなさい」
私&娘「いいよ」
ギュー!😊
心地良く、仲直りが、できました。
妻は、私の最大の理解者でした。
妻には『私の扱いが上手だなぁ』って、感心することが多かったのですが、まさか5才の娘にも同じように思わされるとは。。。😅
まだ5才。
小学校低学年のうちに、妻より私の扱いが上手になるかもしれません。
2、にらめっこ
最近、娘の“にらめっこ”の技術が高くなってきました😅
ちょっと前までは、全然おもしろい顔もできなかったのですが、最近は、おもしろ過ぎて、つい笑っちゃいます😊
私は、大切な妻がいなくなって、笑顔なんて作れないと思ってました。
今、私が、笑って過ごせているのは、間違いなく、娘のおかげです。
娘は、常に私の笑顔を作ろうとしてくれます。
冗談も頻繁に言ってきますし、最近では、ダジャレも考えています。
にらめっこもそうです。
にらめっこの回数を増やしていくたびに、私の笑うツボを覚えていきます😅
そして、たどり着いた顔が、写真の通りです。↓
私の中では、“ツボな顔”です😅
妻が見たら、怒られそうですが、、、😅
ある時は、こたつに入っている娘が、私を呼びます。
娘「おとーさん!」
「なぁーに?」
と、娘の方を見ると、写真の顔で待ってます😅
毎度、思わず笑っちゃいます😊
妻に“娘にどんな大人になって欲しい”と聞いたら、
妻「笑っていてくれるだけでいい」
と、言っていました。
私は、妻に約束しました。
「“娘の笑顔”を大事に育てるね」
気が付くと、“娘が、私の笑顔を大事”にしています。
このまま、自分と周りの笑顔を大事にして成長してくれれば、妻も天国で喜ぶでしょう😊
“にらめっこ”で、そのようなことを思いました😊
ちなみに、娘は、この写真を「誰にも見せないで!」と言います。
乙女心も、順調に成長しています😅
この記事を娘が読む頃は、私は、この世にいないかもしれません。
知ったら、怒るだろうなぁ。
でも、にらめっこ1つで、私が、このような気持ちになったことを、私がいなくなった時の娘が知ったら、笑顔の1つでも増やせるかな。
いつまでも娘が、笑顔を大事にできるように、娘との物語を書き続けたいと思います。
3、死んで欲しくない。。
いつも笑って過ごしているのですが、たまに寂しくなるのか寝る前に妻の写真を見て、「お母さんに会いたい」と泣いていることもあります😥
そんな時は、「そうだよね。お母さんに会いたいよね。お父さんも会いたいよ😥」とギュってしばらく抱きしめてあげます。
娘「わたしが、いなくなったらどうする?」
突然、そんなことを言うようになりました。
「どうしたの?どこかいなくなっちゃうの?」
娘「いなくならないよ」
「いなくなったら、嫌だから良かったぁ~」
娘「私も、お父さんがいなくならないで欲しい」
「お父さんもいなくならないよ。」
娘「私は、お父さんがいなくなったら悲しいから、死なないでね。」
「うん、死なないよ。ひとりにしないからね。」
母親を亡くしているからか、娘は、人が死んだらどうなるのか、幼いながらに理解しています。
人が、死んだら戻ってこないとか、自分がどのような気持ちになるのか、体験しているからです。
妻が、亡くなって、私がまず思ったことは、
「すぐに死ねない。」
でした。
私が、死んだら、娘が、孤独になってしまうからです。
なので、すぐに死ぬわけにはいかず、健康には、今まで以上に気を遣うようになりました。
自分のためではなく、娘のためです。
妻にも、そのように伝えておきました。
私は、妻を最後まで、自宅で看取ることができました。
“私が妻を看取る”というのは、結婚する前から、妻と約束していました。
私が、妻より先に病気になって死んだ時のことを考えると、妻に介護などの負担や、独りになった時に、不安や、寂しい思いをさせることになります。
私は、妻のいない世界に何の未練も無いと思っていましたし、妻も一緒の考えでした。
でも、いつかどちらかが、先に死に、独りになります。
私は、妻に寂しく、大変な思いをさせたくなかったので、「僕が残る」と伝えてありました。
「介護が必要になっても、あなたを不安や不自由がなく生活させてあげるし、あなたを看取ったあとは、私もすぐにあなたのそばに行くから。」
妻「うん。お願いしますね。」
と、病気になるまでは、だいぶ先(80才ぐらい?)のことだと想定して、二人で話をしていました。
私たちが、語り合った老後は来ませんでした。
思っていたより、“その時”は早くやって来たのです。
約束は、1つ守れました。
妻を自宅で最期まで、看取れました。
しかし、もう1つの約束は守れていないです。
すぐには、妻のそばには行けなくなりました。
妻には、
「少し待たせるかもしれないよ。娘が、すごく早く20才ぐらいで結婚したとしても、18年は待たせちゃいそう。」
妻「うん。分かってる。」
「寂しい思いさせるね?」
妻「寂しいけど、私、待つの嫌いじゃないから大丈夫😊」
「約束、守れないね😥」
妻「いいの。娘のことをよろしくお願いします😊」
娘から、「死なないでね」って言われると、妻との果たせなかった約束を思い出します。
娘を育てあげて、妻にまた会えた時、私の肩の荷が下ります。
その時までは、妻の分までたくさん愛情を注いで、娘を育てあげたいと思います。
いつか、娘を独りにしてしまうと思うと、心が痛みます😥
その時までに、娘を支えてくれる家族ができると良いです。
娘が、新しい家族を作るまでは、私はいつまでも娘のそばにいたいと思います。
それまでは、元気な“お父さん”でいれるように、健康に気を付けたいと思います。
4、クリスマスソング
娘の名前は、“音楽で縁を結べる人”になって欲しいと、音に由来した名前を付けました。
私たちは、「もし、子供ができたら、この名前が良いね」って、まだ、結婚もしていない頃から、子供の名前だけは、決めていたのです。
男の子付けても、女の子に付けても、おかしくない名前です。
妻のお腹にいて、まだ、性別の判断も分からない頃から、二人で、お腹の子を名前で呼び、「お腹に来てくれてありがとうね。」とさすっていました。
その頃から、妻には、「子供には、小さい頃から、ピアノを習わせたい」と伝えており、妻も賛成してくれていました。
ピアノを習い出したのは、妻が亡くなった1年後ぐらいからです。
娘が、3才の時から始め、もうすぐ通い出して2年になります。
おかげで、だいぶ、曲が弾けるようになってきました。
私は、娘が弾く曲が好きで、いつも練習している娘に「もう一度弾いて😊」ってリクエストしています。
クリスマスには、“ジングルベル”を教室で習いました😊
両手を使って、リズム良く弾けます😊
クリスマスは、この曲を何度も聴かせてくれました😊
上手に弾けるようになった娘に、
「ありがとう。いつも心が暖かくなるよ😊」
と、伝えると、
娘「かっか(妻のこと)にも、聴かせてあげたい!」
と、妻の写真の入った写真立てを持ってきて、
娘「かっか、聴いててね😊」
と、写真の中の妻に言い、笑顔でリズム良く弾き出しました。↓
妻にも届いたでしょうか?
“音楽で縁を結べる人”
娘が、いつか音楽を通して、楽しく子育てして、まだ見ぬ私の孫に笑顔を作ってあげたり、音楽が好きな仲間を作って、笑って過ごせたら良いなと思います😊
妻も娘の弾く曲を聴き、“同じこと思っているかもなぁ”と思いました😥
“ジングルベル”を弾き終わった後の得意気な娘の頭を、妻が撫でているのが、思い浮かびました。
娘の弾く曲のおかげで、家族3人でクリスマスを過ごすことができました。
5、エピローグ
年中さんも半分を経過し、最近は、人の気持ちを察することもできるようになってきました😊
家では、わがままで甘えん坊の娘ですが、保育園ではお友達とうまくやっているようです😊
大きなケガや病気をすることもありません😊
服も汚してこないですし、おもらしもしたことがありません😊
すごく親孝行な娘で、とてもありがたいです😊
まだまだ、保育園なので、私も仕事と家事育児の両立ができていますが、これからもこのまま楽しく子育てができていくか、不安になることもあります。
相談できる人もいないですし、これからもひとりで手探りして、子育てをしていかなくてはなりません。
娘に、寂しい思いや、不自由な思いをさせるかもしれないです。
そう思うと、私のできる精一杯のことを娘にしてやりたいです。
ついつい甘やかせているだけのような感じもしますが、、😅
妻がいなくなり、毎日、娘の笑顔を見て、思うことは「娘をひとりにできない」ということです。
悩みや不安もありますが、考えても仕方ないので、私も自分の笑顔も大事に、娘にできることをしていきたいと思います。
きっと、妻は、私たちがクヨクヨしているところを見たくはないはずです。
二人で妻を想い出し、たまに寂しくて涙を流すことがあったとしても、二人で仲良く笑顔で暮らしていけたらと思います😊
前回の記事を読む→「娘と大好きな人に会いに行く【シングルパパと娘の物語11】」
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
このブログは、天国にいる妻と、未来の娘に宛てた育児日記、生活の質、お金について(生活費、株投資)を主に書いています。
また、3人の娘が、同時に不登校で悩んでた時の、親としての苦悩や体験談も30記事、書きました。
不登校に悩んでいる方がみえたら、力になりたいので読んでみてください。
娘の不登校体験談の最初に記事は、こちら↓
→「【不登校1】中学生の娘が学校に行かなくなりました。その原因とは?」
私も、当時は、同じ悩みを持っている方の体験談などを、読ませていただき、前向きに頑張っている姿を想像し、励みになり、力になりました。
私も不登校で悩んでいる方の力や、励みになれれば、うれしいです。