娘の成長に妻と涙!?【シングルパパと娘の物語10】

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シングルファザーが、天国の妻に宛てた手紙たち<不定期>

どーも気ままお父さんです!

最愛の妻を病気で亡くしました😢
妻の想いを繋ぎ5歳娘を1人で
育てているシングルファザーです。

天国の妻と未来の娘に宛てた日記や
生活の質に関することを書いてます。

応援よろしくお願いします。

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【妻を亡くしたシングルパパと娘の物語】
は、天国の妻と、未来の娘に宛てた手紙だと
思って書いています。

ほっこり多めにしてあるので、天国の
妻と、未来の娘が読んで、微笑んで
くれたらうれしいです。

☆目次☆
1、<家族旅行>妻との想い出の地へ
2、七五三に行ってきたよ
3、頑張った運動会
4、エピローグ

 


1、<家族旅行>妻との想い出の地へ


妻と結婚する時に、約束したことが
あります。

それは、「家族旅行」です。

私が、提案しました。

結婚した当初、貧乏だった私たちは、
生活することにやっとの状態でした。

どんなにお金が無くても、どんなに忙し
くても、“1年に1回は、家族で旅行
しよう”と伝えました。

忙しく生活している妻も、賛同してくれて
2人で“毎年10月は、家族旅行に行く”
ルールを決めて、旅行に行きました。

妻は、いなくなりましたが、妻との
約束は、守ろうと、毎年10月は、家族を
旅行に連れて行くことにしています。

妻とは、色々な所に出かけました。

しかし、今は、色々な所に行く気に
なれません😥

妻がいたから、色々な所に行って
楽しめたのです。

今は、1人で行ったことの無い土地に
行き、楽しめるような気分には、
どうしてもなれないのです。

なので、1人になってからは、妻と
何度も訪れている我々にとっては
“想い出の土地”に毎年訪れています。

そこは、海がきれいに見える温泉地です😊

今年も娘を連れて、その温泉地へ、
家族旅行に行ってきました。

妻の写真もカバンに入れて、家を出ます。

遠くで台風が過ぎ去ろうとしていた日で、
雨が降ったり、止んだりしてました。

温泉宿は、2年連続で同じ旅館です。

妻と止まったことのある旅館は、大人1人
幼児1人での、宿泊プランが無く、昨年より
この宿に泊まっています。

この宿には、「ふくろう」が、
ロビーで放し飼いされています。

夜、エサやりの時間に、ロビーに行くと、
ふくろうを頭の上や、腕に乗せて写真を
撮ることができます。

娘は、それが気に入っています😊

到着して、妻の写真を眺めの良い場所に
置いてやります。

妻に話しかけて、娘と買ってきたおかしを
食べ、私は、お酒も飲んじゃいます😊

ゆっくり露天風呂につかり、とても豪華な
食事をいただきます。

久しぶりの上げ膳、据え膳で、とても
贅沢な気分を味わえました😊

今年もふくろうと写真を撮り、早々に
お布団に入り眠りました。

次の日は、台風も過ぎ去って、快晴と
なりました🌞

思い出の海岸線を娘とゆっくり歩きます。

妻と何度も歩いたことを思い出します😊

色々なことを話しながらゆっくり歩いた
のを、覚えています。

娘が、赤ちゃんの時にも、一緒に歩き
ました。

娘は、覚えていないですが、写真は、
残っています。

我々の正式な初デートの地であり、
2人が、結婚を決意した時の地でも
あります。

何かと縁深い土地で、いつまでも、
残っていて欲しい土地です。

そんなことを思い出しながら、磯で娘が
生き物を探しているのを近くで眺めて
おりました😊

何だかんだと、2時間ぐらい散歩して
思い出の温泉地を後にしました。

妻と出会ってから何度も訪れた思い出の
温泉地です。

私にとって、心を洗ってくれるとても
大切な場所です。

いつも妻のことを、想いながら生活して
いますが、この地を訪れると、妻と出会った
時からのことを、深く思い出させてくれます

来年も、また娘を連れて、訪れたいと
思います😊

 


2、七五三に行ってきたよ。


娘も5才になりました。

健やかに成長します😊

七五三参りに行ってきました。

男の子の七五三は、3才と5才でお祝いし、
女の子の七五三は、3才と7才でお祝いする
のが、慣例のようです。

なので、女の子の5才では、お祝いは
しないようですが、七五三のお宮参りに
行ってきました。

娘が、2才の時に妻が病気で亡くなりました。

ちょうど、妻の“喪中”と3才の七五三が
重なっており、写真の撮影は、したの
ですが、“お宮参り”は、しませんでした。

なので、5才の七五三の時には、“お宮参り”
をしようと、思っていたのです。

なので、私の母親と妹も誘って、七五三の
写真撮影と、お宮参りに行ってきました。

この日のために、髪を伸ばしてきました。

きれいな、可愛らしい着物を着せて
もらって、髪を可愛く上げてもらうと
5才ですが、とても大人っぽくなります😊

3才の七五三の時とは、印象がとても違いました。

写真撮影をしてくれるスタッフの
言うこともきちんと聞き順調に撮影は
進んでいきました。

私とのツーショットも撮ってもらい、
良い写真になりました。

仕上がりがとても楽しみです😊

お宮参りには、レンタルした着物に
着替えて、地元の神社に行ってきました。

天気が良く、寒くもなく、暑くもなく
とても好天に恵まれました🌞

お宮参りからは、おじいちゃんも参戦して
娘、私、妹、おばあちゃん、おじいちゃんの
5人で、娘の歩くスピードに合わせ、ゆっくり
神社を進んでいきます。

娘は、草履で、砂利を踏みながら、
おばあちゃんと妹と手をつないで、
歩いてくれました。

まだ10月だったので、七五三参りのピークでは
なく、混雑はなく、丁度良いほどに人がいました。

ご祈祷も、順次行ってくれており、待ち時間なし。

申込用紙に名前や住所を書きます。

申込用紙には、両親の名前を書く欄が
あり、妻の名前も書き入れました。

本殿に、入りピリッと張り詰めた空気感の
中、静かにご祈祷が始まります。

連れ添いの家族より、少し前の席に、
私と娘と並んで腰かけます。

背筋を伸ばして、静かに前を向いている
娘を見て、大きくなったなぁと、改めて
感じました。

神主さんが、妻の名前も読み上げます。

妻と一緒に3人で並んで、ご祈祷を
受けているような感覚となりました。

妻が、娘の横に座り、目を細めて見守って
いる姿が目に浮かび、思わず涙が溢れて
きました。

こうして、3才の時にできなかった、
七五三を行うことができました。

家族みんなに、祝ってもらって
とても幸せな1日になりました。

これからも、元気に大きくなってね😊

 


3、頑張った運動会


今年は、コロナの影響で運動会も中止に
なるかと思っていたのですが、保育園の
工夫と対策のおかげで、無事に開催が
できました。

運動会が近づいてくると、保育園で
競技やダンスの練習をします。

家に帰ってくると、できるようになった
ことの報告があります。

娘「4段が飛べるようになったよ」

「ん?跳び箱?」

娘「違うよ。棒飛びだよ」

「棒飛び???」

娘「うん。できなかったけどできる
ようになった。」

「そっか。何でもできるね」

詳しく聴いても、何が飛べるようになった
のか、良く分からなかったのですが、
張り切って報告をするので、その時は、
話を合わせておきました。

運動会当日は、10月の秋晴れ。

気持ちの良い、朝になりました。

白いTシャツを着せて保育園に向かいます。

今年の運動会は、例年と違って、保護者は
時間で交代制となりました。

例年は、狭い園庭で、保護者が場所取りを
して、自由な位置で見れました。

今年は、場所も時間も指定となりました。

入れる保護者も1家族2名まで。

例年だと、最初から終わりまで、見なくて
なりませんでしたが、今年は、娘の出番
の時だけ行って、競技とダンスが終わったら
一緒に連れて帰るというルールでした。

保育園は、大変かもしれませんが、保護者に
とっては、時間の短縮となり、とても
都合は良かったです。

音楽がなり、年中さんだけ、行進で園庭に
入ってきて整列します。

娘は、背が低く、前から3番目で
張り切って手を振っています😊

園長先生のお話のあと、順番に競技が
開始となります。

2人ずつ、順番に競技をしていきます。

競技の内容は、テーマは虫で、最初は、
バッタのように、子供用のハードルを
両足揃えてピョンって飛び越えます。

4段飛べるようになったとは、このこと
だったようです。

4段の高さは、30cmぐらいでしょうか。

両足をそろえて、ピョンとカッコよく
飛び越えてました。

そのあとは、頭にフリスビーを乗せ、
トンボのように、両手をTに広げて、
フリスビーを落とさないように3メートル
ぐらい慎重に歩いてました。

胸を張って、背筋を伸ばして、慎重に
両手を広げて、トンボをしている
娘の姿は、カッコ良かったです。

運動が苦手な娘が、みんなと同様に
競技を、進めていきます。

手を抜くことなく、おふざけをするわけ
でもなく、真剣に取り組む姿に感動しま
した😥

妻が、横にいたら、あふれる涙を拭いて
一緒に感動していたでしょう😥

ダンスも、しっかり声が出し、笑顔で
振り付けもきちんと覚えていました。

目の前で楽しそうに踊る娘の姿を見て、
改めて、私一人の子育てでも、たくましく
成長してくれていると実感できました。

頑張ったねメダルを先生から首に掛けて
もらい、帰りは、運動会の看板の前で
お友達と写真を撮りました。

無事に運動会も終わり、まだお昼前だった
ので、何が食べたい?って聞いたら

「うなぎが、食べたい!」

と言うので、頑張ったご褒美に連れて
行ってあげました😅

妻が天国に行き、はや2年と半年。

私一人の不器用な育児ですが、心も体も
健康に成長してくれている娘が愛おしくて
たまりません。

家族席は、私一人で、隣の席は空いて
ましたが、そこには、妻が座り一緒に
娘を応援する姿が目に浮かびました。

目を細めて娘を眺める妻の姿も、とても
愛おしいです。

妻が見守ってくれているので、子育ても
安心してできています。

娘と妻には、感謝です。

ありがとう😊

保育園の先生方には、このコロナ禍の中、
安全に配慮して、運動会を開催してくだ
さり、とても感謝してます。

娘の一生懸命に取り組む姿勢に感動し、
娘の成長を実感でき、みんなに感謝を
伝えられて、とても素晴らしい1日でした。

 


4、エピローグ


娘の日々の成長がうれしいです。

日々、感動を与えてくれます😊

娘には感謝しています。

いつも私を笑わせようと、面白いことを
しようとしてくれます。

私の笑顔が好きと言います。

私は、毎朝、娘に

「保育園でニコニコしてくれていたら
 お父さんうれしいな」

と、伝えています。

だから、娘も私にニコニコして欲しいと
面白いことをしてきます。

娘「お父さんがニコニコしていたら、
 私は、うれしい」

最近は、そんなやり取りもするように
なりました。

私のために、何かしてくれようとする
気持ちがうれしいです。

優しい子に育っていると思います。

まだまだ、幼いので純粋というだけかも
しれません。

妻の分まで、愛情を注いで、この純粋な
心を壊さないように一緒に過ごせたらと
思います。

今、一緒にいる娘との時間を大切に過ごして
いきたいと思います。

妻が最後に私に教えてくれたことです。

いつか、お別れの日がくるのです。

頭では分かっていたのです。

いつか、この大好きな妻との悲しいお別れが
やってくることを。

本当にお別れの日はやってきて、今は
姿は見えなくなり、心の中だけで、
生き続けることになりました。

娘ともいつかお別れがやってきます。

そのお別れが、いつになっても後悔しない
ように、今、娘にできることを精一杯
やっていきたいと思います。

それが、妻から最後に教えてもらった
大切なことです。

またエピソードを書いていきたいと
思います。

天国の妻と、未来の娘に、書いていますが、
私たちのエピソードを読んでくださった
方が、今、隣にいる方を少しでも“大事に
しよう”って、思ってくれたら、とても
うれしく思います。

前回のほっこり記事↓

娘とお月さまを見て妻を想う【シングルパパと娘の物語9】


最後まで読んでくださり
ありがとうございます。

このブログでは、家事育児が初心者である
お父さんと娘との奮闘記、妻とのこと、
私が実生活で取り入れて、生活の質が
向上したことなどを主に書いています。

また、3人の娘が同時に不登校で悩んでた
時の親としての苦悩や体験談も30記事
書いてあります。

不登校に悩んでいる方がみえたら
力になりたいので読んでみてください。
不登校1

私も同じ悩みを持っている方の体験談などを
読ませていただき前向きに頑張っている姿を
想像し励みになり力になりました。

私も不登校で悩んでいる方の力や励みに
なれればうれしいと思います。