中3の娘がついに学校に復帰!初日の娘の様子は?【不登校8】

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不登校体験談

 

どーも気ままお父さんです!

最愛の妻を病気で亡くしました😢
妻の想いを繋ぎ5歳娘を1人で
育てているシングルファザーです。

天国の妻と未来の娘に宛てた日記や
生活の質に関することを書いてます。

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3人姉妹が、全員不登校になりました。

最初は、長女(中2の9月から不登校)が
不登校になり、妹の小学生二人も、不登校に
なりました。

長女は、半年ほど、学校に行けず、家に
いましたが、学年が1つ上がって中3の春に
学校に復帰していきます。

今回は、中3娘が、スクールカウンセラーの
導きで、中学校に復帰した時のことを
書いていきたいと思います。

私たちの体験談が、不登校に悩む方々の
一助になれば、幸いです。

 


☆目次☆
1、復帰初日の朝
2、学校に到着
3、帰宅
4、今後の計画
5、復帰までの期間

 


1、復帰初日の朝


復帰の時期は、中学3年生の4月の
後半でゴールデンウイークの前でした。

初日は、誰とも顔を合わせなくてもよいように
妻の車で登校します。

中3娘がやや余裕をもって、朝起きてきました。

妻も私も起きてこないかもしれないと

思っていたので、少し安心しました。

中3娘が、朝の準備をゆっくりとします。

朝ごはんは、いつもと一緒で、ごはんと
みそ汁。

妻も私も一緒に食べます。

食べ終わると、中3娘は、自分の部屋に入り
身支度をします。

私と妻は、リビングで、ドキドキしながら
娘が部屋から出てくるのを待ちます。

もし、「やっぱり無理」、「お腹が痛い」
と、言い出したらどうしよう。。

どうしても、そんな良からぬ不安が頭を
よぎります。

半年前、娘が不登校になったとき、
学校には行かなくても、登校の時間に
なったら制服には着替えましょう。

というアドバイスをもらったことが、
ありました。

娘は、制服を着るどころか、昼夜逆転し、
朝も起きれなかったので、制服を着る
ことなどできませんでした

なので、制服に袖を通すのも久しぶりです。

娘が、制服を着て、部屋から出てきました。

髪は、きれいに1つに束ねられています。

妻は、娘の久しぶりの制服姿を見て、
感動して泣いてます。

娘は、緊張して顔がこわばっていました。

私は「無理しなくていいからね」と娘に声を
掛けて、妻と娘を見送ります。

妻と娘は、玄関に向かいます。

久しぶりに登校用の白いスニーカー
履きます。

人目を気にして、なかなか外にも

出られず、クツを履くのも久し

ぶりです。

久しぶりに娘がくつを履く姿を見て、妻は
また感動で泣いてます。

妻から先に外に出ます。

娘は、玄関から顔を出して、辺りに誰もいない
のを確認して、外に出ます。

駐車場まで、2人は足早に並んで歩いて
行きました。

私は、2人の不安そうな背中を
祈るようにして見送っていました。

 


2、学校に到着


娘が、妻の運転する車で学校に到着します。

車は、正門から入り、校庭とは反対の学校の
玄関口のほうに駐車します。

娘は、車の中で誰か見ていないか、キョロ
キョロと周りを見渡します。

誰もいないのを確認すると、車から降ります。

久しぶりの学校です。

他の生徒は、すでに登校を終えています。

娘が到着した時間は、1時間目が始まるのを
席に座って待っている時間です。

外から学校をのぞいても“し~ん”と
静まり返り、廊下には誰もいません。

誰とも顔を合わせたくないだろうという
スクールカウンセラーさんの配慮です。

玄関口に、スクールカウンセラーさんが
心配そうに待っててくれました。

駆け足で近寄ってきたスクールカウンセラー
さんは、いつもより元気よくあいさつをして
くれます。

娘も、緊張しながらも「おはようございます」
とあいさつします。

妻は、スクールカウンセラーさんに娘を
託し、娘とスクールカウンセラーさんの
背中が見えなくなるまで、車の中で見送り、
一旦家に帰ります。

娘は、スクールカウンセラーさんと、自習室
まで廊下を歩いて行き、到着すると、
一息ついて、持ってきた、参考書を広げて、
1時間ほど勉強して過ごしました。

初日は、1時間と決めていたので、
1時間後に、妻が学校に迎えに行きます。

妻は、娘が来るまで、車の中で待ちます。

学校の外は、朝来た時と違い、やや活気に
あふれています。

生徒の声や、ピアノの音だったり、校庭から
も、運動している音が聞こえます。

妻は、他の生徒が元気よく学校で過ごすのを
想像すると、やや複雑な気分になりながらも
娘が帰ってくるのを、車で待ちます。

授業中なので、自習室から廊下、玄関、
駐車場まで、娘は誰とも顔を合わせること
なくスクールカウンセラーさんと歩いて
きました。

学校にいる間は、スクールカウンセラーさん
以外の人とは、誰とも顔を合わせなかった
ようです。

 


3、帰宅


妻の待つ車に乗り、2人で家まで帰ります。

何とか無事に家に帰ってきました。

復帰初日は、成功しました。

緊張はしたようですが、それほど疲れている
様子はありません。

家に着いて安心したのか、頑張った自分が
うれしいのか、やたらとテンションが高く
妹たちもうんざりするぐらい、ずっと
しゃべってました。

計画では、次の日も学校に行き、2連休、
そのあと2日学校に行き、5連休という
予定です。

ゴールデンウィークの前だったので、
土日と祝日で休みが多くありました。

連休は、復帰による疲れた心と体を、癒す
にはちょうど良いと考えていました。

娘に「明日も行く?」と聞くと
「大丈夫!」とうなずき答えます。

まずは学校に行けたということで
第一関門突破できました。

お祝いしたい気分でしたが、あまり

大袈裟にすると、プレッシャーになるので、

私と妻は寝室で二人きりになると、

こっそりとハイタッチをして、喜びを

噛みしめました。


4、今後の計画


しばらくは、妻が車で、送り迎えをします。

学校で過ごす時間は、少しずつ延ばして
いきます。

時間を延ばすにしても、娘本人の意思を
確認し、尊重していきます

我々親が、焦り期待して、

計画を急がせるように誘導しても

いけません。

無理は、禁物です。

もし、焦って無理をすると、再び学校に
行けなくなる可能性が高くなります。

スクールカウンセラーさんが娘に
「どうしてほしい」と聞いてくださり、
慎重に慎重に2人で明日のことを決めて
いきます。

スクールカウンセラーさんは、本人に
「焦らないように、無理はしないように」
と、都度都度伝えてくれます。

妻と私たちは、どうしても過度な期待を
してしまいそうで、今後のことについては
何も口を挟まないようにしていました

娘とスクールカウンセラーが決めたことの
報告が来て、承諾するだけです。

妻も私もこの時点で、スクールカウンセラー
さんを信頼していました。

娘とのやり取りを見ていても、娘も
スクールカウンセラーさんのことを、
信頼しているようでした。

なので、このスクールカウンセラーさんに、
任せておけば、娘は無事に学校に行ける
だろうと思っていました。

我々も全く焦る気持ちはなく
娘を見守ることができました。

妻と私がしていたことは、娘が学校から
帰ってきたら、その日学校でしてきたこと
などを聞き、「そうなんだね」とか
「それは良かったね」と聴いてあげること
だけです。

妻と私は、ただただ、何も言わずに娘を
見守るだけでした。

 


5、復帰までの期間


娘は、復帰初日を無事に終えて、自信が
ついたのか、家の中でも明るく過ごすように
なりました。

娘が不登校になり、学校に登校できるまでの
期間は半年でした。

とても長かったように思います。。

娘の気持ちが理解できずに、どうしたら
良いかも分からず、途方に暮れ、色々試して
やっと復帰まで来れました。

後々に、高校生になった娘に聞いたのですが、
不登校になった当時は、自分自身もどうして
欲しかったのか、分からなかったと言います。

娘は、不登校の間の半年で、母親への感謝
覚えたと言い切ります。

娘が、復帰前に「学校に行こう」って思う
には、かなりの勇気が必要でした。

自信も無かったと言います。

もちろん、自分の将来のためという気持ちも
あったのですが、一番思ったことは、
「お母さんのため」と言ってました。

お母さんのために何とか学校に
行かなくちゃって思ってたみたいです。

長女が、不登校だったあの半年は、学校には
行けなかったですが、親子にとって、娘に
とって、とても大切な時間だったんだなぁって
今だから思えます。

学校に行けたとしても、教室までの道のりが、
まだまだ長いです。

次回の記事で書いていきたいと思います。

↓この頃に読んでいた本です。

マンガになっていて読みやすく、とても
参考になりました。

悩まれている方の一助になればうれしいです。

不登校9を読む→不登校9をクリック

不登校7に戻る→不登校7をクリック

 


最後まで読んでくださり
ありがとうございます。

このブログでは、家事育児が初心者である
お父さんと娘との奮闘記、妻とのこと、
私が実生活で取り入れて、生活の質が
向上したことなどを主に書いています。

また、3人の娘が同時に不登校で悩んでた
時の親としての苦悩や体験談も30記事
書いてあります。

不登校に悩んでいる方がみえたら
力になりたいので読んでみてください。
不登校1

私も同じ悩みを持っている方の体験談などを
読ませていただき前向きに頑張っている姿を
想像し励みになり力になりました。

私も不登校で悩んでいる方の力や励みに
なれればうれしいと思います。