スクールカウンセラーとは?何してくれる?【不登校7】

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不登校体験談

どーも気ままお父さんです!

最愛の妻を病気で亡くしました😢
妻の想いを繋ぎ5歳娘を1人で
育てているシングルファザーです。

天国の妻と未来の娘に宛てた日記や
生活の質に関することを書いてます。

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3人姉妹の一番上のである中2娘が、
これから学校に復帰していきます。

学校に復帰する際に、大変お世話になった
のが、“スクールカウンセラー”さんです。

娘が、スクールカウンセラーさんと、
どのように関わり、復帰していくのか、
書いていきたいと思います。

当初は、少なかったスクールカウンセラーも
今では、多くの方が配属されていると
聞いています。

私たちの体験が、不登校に悩む方々の一助と
なれば、幸いです。

☆目次☆
1、スクールカウンセラーって?
2、スクールカウンセラーは何をしてくれる?
3、スクールカウンセラーからの提案1
  <登校の問題>
4、スクールカウンセラーからの提案2
  <学校での過ごし方の問題>
5、まとめ


1、スクールカウンセラー


スクールカウンセラーというのは、主に
心理的な悩みを解決する専門職です。

不登校やいじめの問題など、先生方だけでは
なかなか解決の難しい問題に、専門職として
一緒に解決に取り組みます。

全国でスクールカウンセラーが、初めて
配属されたのが、名古屋市でした。

ちょうど、その頃に中2娘が不登校になり
あるスクールカウンセラーの方に出会い、
大変お世話になりました。

そのスクールカウンセラーさんの

助けがなければ、学校に通えて

いなかったかもしれません。

それほど、私たちはそのスクール
カウンセラーさんには、お世話になり、
とても感謝しております。

娘の通う中学校には、たまたまスクール
カウンセラーが、常駐していました。

当時、スクールカウンセラーの配属は、
2~3校に1人ほどだったので、その
スクールカウンセラーさんに出会えた
のは、幸運でした。

今はスクールカウンセラーは、各校に
1人ずつ配属されているようです。

スクールカウンセラーさんが、学校にみえる
のであれば、一度相談してみると良いと
思います。

すでに、相談したことがあって、何の援助も
なかったとしても、状況や心境は
常に変化していくので、学校に復帰したいが、
不安や怖さがあって、二の足を踏んでいる
ような状況であれば、もう一度、会って
みても良いと思います。


2、スクールカウンセラーは何をしてくれる?


そのスクールカウンセラーさんは、

とても親身に対応してくださり、

中2娘を見事に学校に導いて

くれました。

スクールカウンセラーさんとの出会いは、
学校の先生の紹介です。

妻が先生と、娘のことで面談していると、
先生がスクールカウンセラーのことを教えてくれ
ました。

主に不登校の問題に関わっている専門職と
いうことで、まずは、妻が、スクール
カウンセラーと学校で面談をすることに
なりました。

そのスクールカウンセラーさんは、
妻の話を良く聴いてくださり、

「娘さんに会わせてください」

と言ってくれました。

ただ、中2娘は、人に積極的に会える
ような状況には思えなかったので、

「娘に会うのは難しいかもしれません」

と、お伝えすると、

「部屋から出て来なくても良く、ドア越し
 でも結構なので、一度お話させてください」

と、申し出ていただけました。

中2娘に、そのことを話しました。

あまり積極的ではなく、渋々ですが、
会っても良いと言ってくれました。

早速、スクールカウンセラーさんが、
自宅まで来ていただくことになりました。

面談初日は、娘も緊張するだろうと、
顔合わせのつもりで、来ていただきましたが、
1時間ほど、娘とお話し、そのあと妻とも
少しお話をして帰られました。

2度、3度と少し感覚を空けて、家に来て
いただき、娘と妻とそれぞれ、お話して
帰られます。

2人の妹たちは、小学生でしたが、不登校で
家にいたので、

「妹の小学生二人も一緒に話をしましょう」
と何回か誘っていただけました。

しかし、妹たちは、拒否をして部屋から
出てきませんでした。

短期間で、何回目かの訪問で、そのスクール
カウンセラーさんが、「学校に行く?」って
中2娘に聞きました。

すると、中2娘は、「うん」と不安気に
うなづきました。

背中を押すタイミングも

心得ておりました。

しかし、半年ほど休んでいたので、いきなり
学校には行けません。

様々な課題があります。

スクールカウンセラーさんは、起こりうる
課題を事前に解決すべく、二つの提案
してくれました。


3、スクールカウンセラーからの提案1
<登校の問題>


学校復帰には、大きく3つの課題があります。

登校したいと勇気を持つ課題登校の課題
学校での過ごし方の課題です。

それぞれ解決する必要がありました。

スクールカウンセラーさんの見事な
タイミングでの“背中押し”で、登校したい
と勇気を持つことはできました。

次の課題は、登校の課題です。

不登校児にとって、いきなり学校まで一人で
歩いて登校するのは、ハードルが高いです。

生徒は、同じ時間に、みんな学校へと向かう
ので、みんなと顔を合わせるからです。

どうしても、人の目は、気になります。

本人の気持ちに配慮して、スクール
カウンセラーさんから、3つのステップで、
登校を克服しようと提案がありました。

最初のステップは、妻の車での送り迎えです。

みんなに、車の乗り降りも見られないように、
登校の時間もずらします。

登校の課題でつまずいて、いつもでも学校に
行けないより、誰にも顔を合わせずに
登校して、本人に自信をつけさせようという
ことです。

学校に着いてから自習室までも、誰にも
会わないように配慮していただきます。

車での送迎で、学校に通うことができたら、
第2のステップは、登校の時間をずらして
スクールカウンセラーさんと二人で歩いて
学校まで行きます。

時間をずらして、1人で学校まで歩いている
と、学校の生徒とは、顔を合わせないですが、
制服を着た子が、登校時間外に歩いている
訳ですから、それは、それで世間の目が
気になります。

そこで、スクールカウンセラーさんが、
毎朝、家まで迎えに来てくださり、一緒に
学校まで付き添って歩いてくれると言うの
です。

とてもありがたい申し出に感謝です。

それも、乗り越えたら第3のステップは、
みんなと同じ登校の時間にスクール
カウンセラーと一緒に歩いて行き、
それも問題無ければ一人で歩いて登校して
いくというステップで、やってみましょうと、
提案いただきました。

中2娘も、「やってみる」と、前向きに
承諾しました。


4、.スクールカウンセラーからの提案2
<学校での過ごし方の問題>


学校に着いてからも、課題はあります。

登校のステップで、学校に来れたとしても、
すぐにクラスのみんなと一緒に授業を受ける
というわけにはいきません。

また、心にも体にも負担が掛からないように
学校の滞在時間も、少しずつ伸ばして
いく必要があります。

そこで、スクールカウンセラーさんは、
学校に自習室を用意してくださいました。

まずは、自習室に通い、学校に慣れていこう
と提案をいただきました。

復帰初日は、スクールカウンセラーさんと
2人で自習室で1時間ぐらい過ごします。

自習室にも慣れてきたら、担任の先生も
時間を見つけて来ていただくなどして、
関わる人を増やしていきます。

滞在時間も徐々に伸ばしていき、午前中が
クリアできたら、お昼を食べて帰るという
具合です。

テストや課題も自習室で受けられます。

教室で授業を受けなくても、出席日数は、
カウントされるとのことでした。

ただし、テストの点数は、成績などには
反映されません

学校とは、全てスクールカウンセラーさんが、
連携してやり取りをしてくださいました。

親が、学校とのやり取りで、イライラ

したりする負担もありませんでした。

中2娘も、スクールカウンセラーさんの
提案に安心して「やってみる」と前向きに
承諾しました。

本人も、親も、早く学校に行きたい、
行ってもらいたいと、心は焦っています。

しかし、スクールカウンセラーさんは、

「焦る気持ちは、分かりますが、時間が
かかっても無理に焦らずに、一つ一つの
課題をクリアしていきましょう。」

と、私たちの焦る気持ちを上手に抑えて
くださいました。

焦って、無理して心と体が疲れてしまい、
失敗するパターンも十分あると言うのです。

娘は、実際にいただいた提案通りに、
不登校脱出に向けて計画を実行して
いきます。


5、まとめ


それにしても、驚いたのは、スクール
カウンセラーさんが、手厚く関わって
いただけたことです。

1人の児童にここまで関わってくれるもの
でしょうか。

おそらく、そのスクールカウンセラーさんの
ご厚意もあったのかと思います。

本当に感謝しています。

中2娘の復帰の時期は、4月に入り学年が1つ
上がり少し経った頃です。

中2娘は、3年生に進級しました。

復帰初日は、ゴールデンウィークの少し前。

私と妻は、スクールカウンセラーさんに
全てを委ね、祈る思いで中3娘を見守って
いくことになります。

中3になり、“高校受験”というのが、
どうしても頭によぎります。

娘の不安は、

「このままでは、成績はどうなる?」
「高校に行ける?」

親は、そんな子供をみていて、心配でもあり、
何もしてあげられない自分がとても辛いです。

そんな心境を和らげてくれた本があります。

マンガになってて、読みやすいです。

お辛い心境があるのであれば、一助と
なると思います。

前に進む勇気になるかもしれませんし、
少なくとも、お辛い心境を和らげてくれる
と思います。

是非一度、読んでみてください。

悩んでいる方の支えに、少しでもなればと
思います。

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最後まで読んでくださり
ありがとうございます。

このブログでは、家事育児が初心者である
お父さんと娘との奮闘記、妻とのこと、
私が実生活で取り入れて、生活の質が
向上したことなどを主に書いています。

また、3人の娘が同時に不登校で悩んでた
時の親としての苦悩や体験談も30記事
書いてあります。

不登校に悩んでいる方がみえたら
力になりたいので読んでみてください。
不登校1

私も同じ悩みを持っている方の体験談などを
読ませていただき前向きに頑張っている姿を
想像し励みになり力になりました。

私も不登校で悩んでいる方の力や励みに
なれればうれしいと思います。