子供が不登校になったときに父親ができること【不登校5】

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不登校体験談

どーも気ままお父さんです!

最愛の妻が病気で亡くなりました😢
妻の想いを繋ぎ5歳娘を1人で
育てているシングルファザーです。

家事育児、生活の質が上がったこと
紹介しています。

応援よろしくお願いします。

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妻との結婚を考えていたときに
娘3人が不登校になりました。

一緒に住むまでの道のりと、私が父親と
してやってきたことを書いてあります。

皆様の勇気になれば、幸いです。

目次
1.新しい生活
2.新しい生活の延期
3.妻の限界が来て一緒に住む
4.私が最初にしたこと
5.とにかく承認してみる
6.渋る妻
7.娘たちに「いいよ」を増やす
8.娘たちに現れた変化
9.娘たちが不登校になって学んだ大切なこと


1、新しい生活


妻と結婚をし、一緒に住み始めるにも
一苦労しました。

娘たちにも結婚することはきちんと伝えてありました。

最初は大歓迎だったんです。

きっと父親が欲しかったのでしょう。

おそらく優しい父親が…。

結婚の日が近づいてくると、娘たちの
暴言がひどくなってきました。

家庭環境が悪化し、とても私と結婚する
状況ではなくなりました。

娘たちは、「あんなやつとは、一緒に
住みたくない」と騒ぎ出します。

そう、「あんなやつ」とは

私のことです。

私が何かをして嫌われたのではありません。

母親への反発です。


2、新しい生活の延期


娘たちのことを考えて、結婚は少し落ち着く
まで延期することにしました。

最初は、私と妻も、娘たちはすぐに落ち着く
であろうと思ってました。

妻が、仕事を辞めて娘たちと関わる時間が
増えるからです。

母親と関わる時間が増えれば、自然と
落ち着くのではないかと。

しかし、家出を繰り返したり、暴言が
ひどくなったりと、落ち着くどころか
益々悪化していきました。


3、妻の限界が来て一緒に住む


妻が仕事を辞めて2ヶ月が過ぎた頃、
妻に限界がやってきました。

娘たちと私に何かあったわけではない
ので、反発されるのは分かっていましたが、
結婚をすることにしました。

狭くなるので、新居に引っ越しをしたかった
のですが、落ち着くまで、私は妻の家に
お世話になることにしました。

娘たちにもきちんと伝えました。

娘たちは、快諾とはいきませんでしたが、
誠意を持って納得のいくまで説明をしました。

自分たちもこのままではいけないと思った
のか、最後は渋々ですが、了承をしてくれ
ました。


4、私が最初にしたこと


妻が仕事を辞めたのが、12月31日。
結婚して一緒に住み出したのは3月中旬頃
でした。

娘たちからの私への反発はありませんでした。

と、言うより無視です。

私が話し掛けても、娘たちにうっとうし
と思われるだけだと思ったので、テレビを
観るふりをしながら、家の中の様子や妻と
娘たちとのやり取りを観察していました。

不登校の本やネットで出ている情報を
たくさん読みました

徹底してやっていたことは、妻の話を
とにかく聴くことです。

私は、日中は仕事をしていたので、帰って
きてから、妻が今日あった一日のできごと
を話してくれます。

その話を、何も言わずにひたすら聴いて
いました。


5、とにかく承認してみる


心が疲れたまま、家にいると昼夜が
逆転しやすくなります。

昼夜逆転すると、明け方までずっとテレビや
ネットを見るようになります。

娘たちも、昼夜逆転してしまい、
深夜テレビのテレビショッピングなどで
欲しい物を見つけると「これ買ってこい」
やら妻に言ってくるようになりました。

妻は、「買わないよ」と伝えると暴言が
返ってきます。

ずっと繰り返すそのようなやり取りを
見ていて、私は妻に提案をしました。

「とにかくしばらく何も言わないとこう」
「そして、何か要望が出たら全て
『いいよ』って答えるようにしてみて。

その他、生活態度に関すること、例えば

「早く寝なさい」
「テレビばっか見ない」
「勉強しなさい」
「もう寝なさい」
「行儀悪い」など

「娘たちに、指摘をするのを止めてみて、
まずは受け入れてみて。」と。

「この服買って!」と言われれば
「いいよ」と答える

「ディズニーランド行きたい」と言われれば
「いいよ、いつ行く?」

と、いった感じで「ダメ」とか「無理」
などと言うような否定をするのではなく、
何でもまずは受け入れてみてと提案しました。

私は、妻と娘たちの様子を見ていて、
一番に感じたのは、「娘たちは、自分に
自信を持っていない」ということでした。

良く見ていると、妻は日頃から娘たちに
細かい注意ばかりをしていました。

親としては、子供ができていないことや
やるべきことをしていないと、注意や
指摘をしてやらせることは、ごく普通な
ことです。

しかし、学校に行けなくなり、自分に自信が
持てなくなった娘たちに、普段と同じよう
に注意してしまうと、ますます自分に自信が
持てなくなり、不安になってしまうのです。

それが、ストレスとなり、母親への反発と
なり、次第にエスカレートして、暴言
なっていると思いました。

今、娘たちに一番必要なのは、「自分に
自信を持つ」ことだと思い、妻に提案を
してみたのです。


6、渋る妻


妻に最初に話したときは、私の提案を
良く思わず渋りました。

「そんなこと許したら、今より生活態度は
 悪化する」
「娘が欲しいものを、言ってくるまま
 買っていたら、お金がいくらあっても
 足りない」
「調子に乗る」
「ナメられる」

などなど、子供を信用しようとしません。

そう思うのは無理もありません。

職場の主婦たちも同様のことを言ってました。

しかし、私はそうは思いませんでした。

子供が暴言やわがままを、母親に言っている
のを聞いて、

「お母さん、私のことを分かっていない」

って言っている気がしたのです。

なので、最初は多少の無茶を言うかも
しれませんが、なんでも「いいよ」と
受け入れられると、自分の行動や気持ちに
自信を持てて、安心して落ち着くと思ったの
です。

娘たちも自分の今の現状に苦しんでおり、
できれば学校に行きたいと思っています。

好きで明け方まで起きているわけではありません。

また、娘たちも、家の経済状況は分かってます。

母親が離婚してからも、自分たちのために
必死に働いてきたのも見てきています。

無茶な要求などはしてくるはずも

ありません。

そう思ったので、妻にゆっくり説明し
できることから始めてみようと、励まし
ました。


7、娘たちに「いいよ」を増やす


妻が納得するまで何回も説明しました。

半信半疑でしたが「やってみる」と言い
娘たちにできる範囲で「いいよ」と
伝えていくようにしました。

習慣になっている小言はなかなか
減らすことができませんでした。

「脱いだ物片付けて」
「食器片づけて」
「部屋片付けて」

などなど、今まで毎日のように言ってきた
ことは、急には直せませんでした。

しかし、言ってしまったあとは反省して
次は言わないように気を付けてくれたので
小言も少しずつ減ってきました。

ぎこちないながらも、娘が欲しい物にも
「いいよ」と言えるようになっていきました。

不思議なもので、「いいよ」って言うと
無茶なことは言わなくなります。

娘「ジュース欲しい」
妻「いいよ、買ってくるから何がいい?」
娘「やっぱいいや」

って具合です。

そのようなやり取りが続くと、「~が欲しい」
と言ってこなくなりました


8、娘たちに現れた変化


私は毎日仕事から帰ると妻から日中の家の様子を
聴きます。

妻が「いいよ」を心がけて娘たちと接する
ようになって1週間ほどで娘たちの様子が
変わってきました。

良い結果ばかりではありませんでしたが、
娘たちの反抗が減って暴言や家出などは
無くなりました

夜ずっと3人で起きてましたが、1人2人と
夜眠るようになっていきました。

朝は起きてくるまで起こさないように
しましたが、毎日ではないですが、午前中に自分で
起きてくるようになりました。

何も言わなくても、自ら進んで勉強も
するようになりました。

「早く起きなさい」「勉強しなさい」と
言う言葉は、我が家から消えました

言わなくてもきちんと起きて、自主的に
勉強するようになったのです。


9、娘たちが不登校になって学んだ
  大切なこと


学校に行けなくなると、親も子供も不安な
ことが増えます。

子供は「友達はどう思っているのかな?」
「勉強が遅れる」「卒業できるかな」
「先生に怒られるかな」など不安だらけです。

自分に自信が無くなります

不安のまま生活をすると、どんどん気持ちが
不安定になっていきます。

親がしてあげられることは「学校に行かせる」
ことではなく、気持ちを分かってあげ、
受け入れてあげることです

子供に指摘ばかりして、気持ちを受け入れ
てあげないと、子供は親に反抗してきます。

子供を受け入れることにより、安心して
生活ができるようになります。

すると子供は自分で考え、行動するように
なります。

家にいる=安心

私は、娘たちから安心して暮らすことの
大事さを教えてもらいました。

全部「いいよ」を始めて3週間もすると
娘たちの暴言も無くなり、落ち着いて
前向きになっていきました。

これから本格的に、学校へ行くための
作戦をみんなで考えていくことになります。

私たちにとっても良い勉強でした。

娘たちからはこれからも、まだまだ色々な
ことを教わります。

教わりうまくいったこと、いかなかったこと
など次回以降も書いていきたいと思います。

続きも読んでいただき、少しでも勇気が
持てたらうれしく思います。

不登校6

不登校4


最後まで読んでくださり
ありがとうございます。

このブログでは、家事育児が初心者である
お父さんと娘との奮闘記、妻とのこと、
私が実生活で取り入れて、生活の質が
向上したことなどを主に書いています。

また、3人の娘が同時に不登校で悩んでた
時の親としての苦悩や体験談も30記事
書いてあります。

不登校に悩んでいる方がみえたら
力になりたいので読んでみてください。
不登校1

私も同じ悩みを持っている方の体験談などを
読ませていただき前向きに頑張っている姿を
想像し励みになり力になりました。

私も不登校で悩んでいる方の力や励みに
なれればうれしいと思います。