
どーも気ままお父さんです!
4年前に最愛の妻を病気で亡くしました😢
「妻の想い」と「娘の笑顔」を大事に7歳娘を1人で育てている47才のシングルファザーです。
今は、死別を受け入れ、娘と二人で、幸せと笑顔いっぱいに暮らしています😊
どのようにして、ツラい不安ばかりの日常を、楽しい日常に変えられたのか?
このブログには、死別の受け入れ方、老後のお金の不安解消法、家族の心温まるエピソードを残しています。
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【シングルファザーが、娘に教えておきたい仕事の話④「やりたいことを仕事にする」】
あなたが、この文章を読んでいるということは、お父さんとお別れしたのかもしれないね。
仕事に関する文章は、これで4回目で、最終章だ。
あなたが、いつでも読めるように残しておいた。
今、この文章を読んでいると言うことは、ひょっとしたら、自分の「やりたいこと」って何だ?って悩んでいるのかもしれないね。
お父さんも、随分、「自分のやりたいことって何だろう?」って、探求したもんだ。
悩む気持ちは分かるつもりだ。
この記事を読んで、仕事において、あなたの「やりたいこと」を見つけるヒントになれば良いと思う。
1回目の記事「なぜ仕事をするのか?」↓
2回目の記事「アルバイトと正社員の違い」↓
<目次>
1,はじめに
2,「やりたいこと」と「得意なこと」の違い
3,どのような仕事をすれば良いか?
4,仕事は続けた方が良い
5,さいごに
仕事を探す時に「やりたいこと」と「得意なこと」とどちらを仕事にすべきか?
お父さんは、実は、「どちらでも良い。」と思っているし、何なら、やりたくないこと以外、任された仕事であれば、何でも良いと思っている。
「①なぜ仕事をするのか?」でも伝えたように、仕事をするということは、役割を果たし、誰かに貢献するということだから、どのような仕事でも尊いから、自分にできるどんな仕事でも良い。
ただ、できれば、「やりたいこと」や「得意なこと」を仕事にしたいと思う気持ちは、良く分かる。
「やりたいこと」を見つけるには、コツがいるが、「得意なこと」を見つけるのは、さほど難しいことではない。
お父さんが、色んな人と20年以上仕事してきて、気付いたことは、「得意なこと」とは、ずっとやっていても苦にならないことだ。
ただ、「得意なこと」というのは、気付きにくい。
本人は、何の苦もなくやれるのだから、特別なことをしている自覚が無いからだ。
しかし、気付きにくいだけで、意識すれば、分かると思う。
何か「得意なこと」と言うと、上手にできることと思いがちだか、そうではない。
他人と比べて、上手か下手かはあると思うが、ずっと苦もなくやっていられることは、「得意なこと」である。
例えば、お父さんは、文章を書くのが得意だ。
「こんな駄文を書いていて、良くそんなことが言えるなぁ」と思うだろうが、そうではない。
ずっと書いていられるのだ。
あなたが子供の頃を思い出してごらん。
あなたと遊んだ後、「少し休憩させて」とコーヒーを入れて、パソコンをカタカタやっていただろ?
あなたが「何してるの?」って聞いてきたら、お父さんは、「執筆中だ」と答えていたはずだ。
休憩に執筆をするぐらい、お父さんにとって、文章を書くのは、苦にならないことだったんだ。
ただ、お父さんの文章が仕事になっていたかと言うと、そうではない。
「得意なこと」が仕事になるケースは、稀だと思っていた方が良い。
お父さんの執筆活動では、お金は稼げない。
お父さんは、ただ、書くのが得意なだけだ。
文章を書いて、お金が稼げて、生活ができるのが、小説家やライターの方たちだ。
お父さんは、文章が、売れるほど上手には書けないが、苦も無く、書き続けることはできる。
「やりたいこと」も一緒だ。
お父さんは、文章を書くのは、得意だし、文章を書いていたい。
だから、お父さんの「やりたいこと」は、文章を書くことだ。
「やりたいこと」でお金が稼げれば良いが、「得意なこと」と一緒で、仕事になるケースは、稀だ。
なので、「やりたいこと」や「得意なこと」を仕事にするって言うのは、かなり難易度の高いことだ。
就職活動において、「やりたいこと」や「得意なこと」を見つけるのが難しいと思う人は、だいたい「自分の向いている仕事は何だろう?」と悩んでいる。
選択肢の多い時代だからこそ、悩むのだろうけど、そもそも、「やりたいこと」や「得意なこと」で仕事を見つけるのは難しいと思っておいた方が良い。(絶対無理とは言わないし、夢を追いかけるのは賛成なんだが。。)
悩んでも仕方がないことなのだ。
「やりたいこと」や「得意なこと」で仕事を見つけるのは、難しいと言われれば、悲観するかもしれない。
「夢を諦めろと言うの?」「特にやりたくない仕事をずっと続けるの?人生それでいいの?」って問い正したくなる気持ちも良く分かる。
お父さんは、決して、「夢を諦めろ。」「面白くもない仕事をずっとがまんしてやり続けなさい。」と言っている訳ではない。
もちろん、「やりたいこと」や「得意なこと」でお金が稼げるのであれば、それが一番良いだろう。
「やりたいこと」と「得意なこと」を仕事にするには、それが、他人より、かなり秀でていなくてならない。
例えば、ピアニストや、プロ野球選手みたいな人だ。
ピアノや、野球が好きで、プロを目指しても、ほんの一握りの人しか、プロになれないだろう。
目指すのは良いし、応援する。
納得のいくまで、やれば良い。
ただ、「プロになれない」からと言って、悲観することではない。
むしろ、当たり前のことだ。
仕事を選ぶのは、難しいし、不安だろう。
お父さんから、1つ間違いなく言えることは、「やりたくないことは、仕事にしてはいけない。」と言うことだ。
例えば、「話すことが苦手」で、「やりたくない」のに、1日中、話し続けなければならない、接客の仕事は、向いていないだろう。
なぜなら、長続きしないからだ。
こう考えて欲しい。
「仕事=貢献」
誰かに貢献することが、仕事なんだ。
「誰かの役に立つから、お金がもらえる」
それが仕事の本質だ。
そして、いただいたお金を使って、他の誰かの仕事を買って、生活していく。
あなたが、お給料で、野菜を買って食べられるのは、誰かが野菜を作って、違う誰かが、スーパーまで運んで、また違う誰かが棚に陳列して、ようやく買って食べられるんだ。
社会は、みんなで仕事をすることによって、成り立っている。
人間は、みんなで、自分ができることを少しずつ協力し合って、社会を成り立たせ、長い間、生き残ってきた生物である。
1人1人は非常に弱く、協力しなくては、子孫を残し続けることができないのが人間だ。
なので、仕事をすると言うことは、誰かの役に立っていることだから、お父さんは、仕事は、何でも良いと思うんだ。
大事なのは、どんな仕事でも「みんなの役に立っている」と思えるかどうかだ。
それは、自分のことばかりに集中していると気付けないことだ。
「自分のやりたいことは何だ?」とか「自分の得意なことは何だ?」と、自分のことばかり考えていては、いつまで経っても、誰かの役に立っていると思えないだろう。
また、会社という組織に入ると、ほとんどの仕事がマニュアル化していて、「役に立っている」と気付きにくい。
社員1人に与えられる仕事というのは、社員の数が多ければ多いほど、細かく分業されているからだ。
例えば、経理で毎日伝票と帳簿に記録を付ける仕事を任されていると、日々、単純作業の繰り返しで、自分が何の役に立っているのか、良く分からなくなる。
「この入力は、誰かの役に立っている!」と思えないと、「今日も同じ作業の繰り返しかぁ」、「つまらないなぁ」、「早く終わらないかなぁ」と、自分のことばかり考えるようになり、やりがいも何も感じないだろう。
今から入力する伝票は、社員の誰かが、何かをして、会社や社会に貢献しようとした結果、ここに辿り着いてきた伝票だ。
それを帳簿に正確に入力し続けることによって、会社の信用も向上し、また経営者が経費を正確に把握し、会社の発展につながる。
会社の発展につながれば、自分を含めて社員は生活に困ることはなく、また、自分たちのサービスを期待している顧客に、サービスを提供し続けることでき、喜んでくれる。
みんなの役に立っていると思えれば、「私の伝票入力は、正確で、みんなの役に立っている。みんなのために、頑張って仕事しよう。」と幸せに働ける。
1人でする仕事は無いだろう。
仕事をした結果、必ず誰かの役に立つのであれば、必ず、相手がいるはずだ。
「誰か」とは、お客さんかもしれないし、同僚かもしれないし、家族や友人かもしれないし、全く会ったこともない誰かかもしれない。
だが、必ず誰かの役に立っている。
小さくても、誰かの役に立っていると実感して、働くことができれば、仕事は、楽しくなるだろう。
本音を言えば、年収をあげたいだろう。
本音を言えば、楽な仕事をしたいだろう。
でも、そうやって、自分のことばかりを考えていては、どんなに年収が上がって、楽な仕事をしたとしても、愚痴ばかり言って、どんな素晴らしい仕事をしても、つまらない仕事をすることになるだろう。
それよりも、誰かの役に立っていると実感して、毎日、楽しく働いて、その結果、その仕事に見合ったお給料がもらえるのであれば、それで良い。
年収を誰かと比べると、差があるだろう。
でも、それは、人間の価値とは、関係がない。
自分より年収が高い人は、ビジネスが上手で、お金を集めることに長けているだけだ。
時には、「なぜ、あの人の給料は、私より高いんだ!」と思うこともあるだろう。
「自分は頑張っているんだ!」「もっと認めて欲しい!」と、自分のことばかり考えていては、幸せには働けない。
あなたには、他人は気にせず、誰かの役に立っていると意識して、自分のスキルに見合ったお金をもらい、お給料に見合った生活を見つけて欲しい。
お金が無くて、欲しい物が十分に買えない時もあるだろう。
そんな時は、お金持ちが、リッチな食事や旅行に行っていて、うらやましく思うこともあるだろう。
でも、欲しい物や、リッチな食事、旅行だけに人生の価値がある訳ではない。
たまに、それらのことが体験できるから、価値が生まれるんだ。
お金持ちになって、いつでも、どこでもリッチな体験ができたら、そこには、何の価値も無くなるだろう。
たまーに、自分が贅沢だと思うことを、楽しめば良い。
「会社員はお金持ちになれるのか?」でも書いたように、人生を楽しむことは、仕事を続けて、家計を守っていれば、高収入でなくても、十分可能だ。
「やりたいこと」や「得意なこと」で無くても良い。
会社なら、任された仕事がどのように役に立っているか、意識しながら仕事をすれば良いし、家事育児なら、家族のために率先して行えば良い。
任された仕事を、やりがいを持って行えば、人生は豊かになるだろう。
早期リタイアと言う言葉は、あなたの生きている時代でもあるのかな?
お父さんが、この記事を書いている時は、「FIRE(ファイア)」と言う言葉で流行っている。
ファイアというのは、若いうちにお金を貯め、貯めたお金を運用して、その差益で生活する。
貯めたお金が、生活費を運んでくれるので、自分は、仕事をしなくても暮らしていける。
仕事をしないので、自分の時間がたくさんあり、好きなことをして自由に暮らせるのが良いと、ファイアを目指す人が増えているんだ。
経済的自立をして、自由に暮らそうと言う発想だ。
お父さんも、あなたには、経済的自立を達成して欲しいと願っている。
ゆっくりで良いので、着実に蓄財していけば、40代、50代のうちに経済的自立をすることは可能だろう。
それは、会社員でもできる。
ただ、経済的自立と、リタイアは、分けて考えておいて欲しい。
必ずしも、「自由」が、人生を豊かにする訳ではない。
仕事をしないというのは、人間の本能に反する行動だからだ。
人間と言うのは、地球で長い間、みんなで協力して生き残ってきた生物なので、本能的に、仕事をして人の役に立つと、幸せを感じるようにできている。
1人で、自由に暮らし、誰の役にも立っていると思えない生活は、人生を豊かにはしないだろう。
生活するだけでも、お金を消費するので、そういう意味で、誰かの役に立っていることは確かだが、実感するのは難しいだろう。
お父さんが、あなたに、経済的自立をして欲しいと願っているのは、単純に人生の選択肢を増やせるからだ。
仕事を引退するためではない。
経済的自立を達成すれば、仕事も選べるようになるし、働く日数も選べるようになる。
もし、万が一、病気やけがで、一時的に働くことができなくなっても、仕事を気にせずに、治療に専念することができる。
ただ、経済的自立をしたとしても、どんな形でも、仕事は続けて欲しいと思っている。
さらなる蓄財のためではない。
みんなが働いているのに、1人だけが自由なことをしていても、何となく楽しめないのだ。
そういう人を羨ましいと思うかもしれないが、本人は、毎日、やることが無くて、充実した毎日を送っているとは限らない。
1人で人生を豊かに味わうのは、思っている以上に難しい。
みんなと、リアルに関わり合ってこそ、人生を豊かに味わえる。
どんな形でも良いので、社会と関わる「仕事」を続けて欲しい。
労働でなくても良いと思う。
自分にできる仕事は、どこにでもある。
お金にならない、あなたの「やりたいこと」や「得意なこと」でも良い。
お父さんで言うと、執筆だ。
誰かの役に立っていると思えることを、自信と誇りを持って、続けて欲しい。
みんなで助け合って生きていると実感できれば、自分の人生は豊かであると思える。
他人が仕事をした恩恵を受け取るだけでは、豊かにはなれない。
自分も価値を与えるから、豊かになれるんだ。
お父さんとお母さんは、闘病生活の中で、人生を豊かに生きる方法を学んだ。
お母さんが、病気になった時、みんなにすごく助けてもらい、闘病生活ができたからだ。
闘病生活は、簡単では無かったし、未来に恐怖し絶望をすることもあったが、みんなが励まし助けてくれたから、すごく充実した時間を過ごせた。
関わっていただいた方には、お父さんもお母さんもとても感謝すると共に、自分たちは1人で生きているんじゃないと改めて気付かされたんだ。
そのことに気付いた時、仕事は尊いものに思えたし、何気ない風景も輝いて見えるようになった。
誰かの役に立ち続けて、恩返ししたいという思いも生まれた。
そのように思うと、会社のみんなが嫌うような作業(トイレ掃除とか、雑用)も、みんなのために率先してできるし、役に立っていると思うと心に余裕ができ、人生が穏やかに豊かに歩み出した。
あなたには、人生豊かにして、笑顔で暮らして欲しいと願っている。
おせっかいで身勝手な願いだが、それがお父さんとお母さんの願いだ。
仕事ばかりで、余暇を楽しむことができなければ、人生豊かにはならないし、仕事をしないで余暇ばかりでも、人生豊かにはならない。
仕事と余暇のバランスは、あなたの年齢やライフスタイルによって、変化させていけばよい。
今の仕事に不満があるなら、嫌なことも多いと思うが、今の自分の仕事が、誰のどのような役に立っているか、少し考えてみて欲しい。
あなたの仕事は、今まで行動を共にしてきた気の合う先輩や同僚、後輩に、役に立っているはずだ。
就職先をどこにするか悩んでいるのであれば、仕事の内容、休みや勤務時間、会社の大きさ、給料の高さも大事だが、迷ったら、自分を温かく受け入れてくれそうな会社を選ぶと良い。
家事育児に専念するのであれば、家族のために尽くしなさい。
「家事育児は、女性のやるもんだ」というつもりは、毛頭ない。
お父さんは、書いている今も、ひとりであなたを育てている。
天国のお母さんに「1人で大変だと思う。ごめんね。お願いね。」と任された、お父さんの我が家での仕事だ。
家事育児を1人で行うのは、大変なことに思うかもしれないが、やってみると素晴らしい体験ばかりなんだ。
お父さんが、掃除したリビングで、あなたが笑い、準備したお風呂で、歌もうたってくれる。
お父さんが作ったごはんで、あなたは、すくすく育ってくれている。
あなたのおかげで、家事育児に誇りとやりがいを持つことができた。
本気で、自分が、家事育児をすることによってしか味わえない、素晴らしい体験をすることができている。
お父さんとして、家事育児に参加する程度では味わえない貴重な体験ばかりだ。
だから、家事育児は、機会があれば、是非、率先して家族のためにやってみて欲しい。
自分の片付けたリビングで、あなたがのんびりテレビを見ている光景は、何よりも素晴らしい絶景に写っていた。
どんな仕事でも、誰かの役に立っていると思うと、人生は豊かになる。
是非、仕事は、どのような形でも続けて欲しいと思う。
お父さんは、今47才(あなたが7才)で、会社員を65才(あなたが25才)まで続けたいと思っている。
それまでは、毎日、会社に通って、長年連れ添った仲間と楽しく仕事をしたいと思う。
65才で、今の会社を辞めたら、週2~3で、「介護福祉士」の資格を活かして、近くの介護施設で、働こうかと思っている。
お母さんが、天国に行ったあと、お父さんは、子育てが終わったら、お母さんの分も、何か役に立てることをしたいと思ったからだ。
お母さんも介護福祉士だったので、お母さんの分まで、介護の仕事をして、地域の困っている人に貢献出来たらといいなって思っている。
きっと、65才でも役に立てることがあると思う。
時給は、いくらでも良いと思っているし、毎日働かなくても良いように、貯蓄をしていきたいと思っている。
空いた時間は、このブログで、文章を書き続けていこうと思っている。
友達とは、「時間の合う日に、カメラでも持って、山でも海でも、色々なところに写真を撮りに行けたらいいなぁ。」
そんな約束をしている。
その時、あなたは、25才だ。
まだ、この家にいるかもしれないし、出て行っているかもしれないな。
それまで、元気に暮らしていけたら、私の人生は、とても豊かな人生だって、心から思えるし、それだけが、お父さんの願いだ。
あなたには、焦らずに、ゆっくり人生を歩いて行って欲しい。
そして、人生を豊かにして、笑顔で暮らして欲しい。
この文章が、その一助になれば、お父さんはこの上なくうれしい。
最後まで読んでくれてありがとう。
1回目の記事「なぜ仕事をするのか?」↓
2回目の記事「アルバイトと正社員の違い」↓
3回目の記事「会社員でも金持ちになれるのか?」↓