
どーも気ままお父さんです!
7年前に最愛の妻を病気で亡くしました😢
「妻の想い」と「娘の笑顔」を大事に10歳娘を1人で育てている50歳のシングルファザーです。
今は、死別を受け入れ、娘と二人で、幸せと笑顔いっぱいに暮らしています😊
どのようにして、ツラい不安ばかりの日常を、楽しい日常に変えられたのか?
このブログには、死別の受け入れ方、老後のお金の不安解消法、家族の心温まるエピソードを残しています。
何か小さなことでも、当ブログが皆様のお役に立つことができたなら、うれしいです😊
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【死別シングルファザーあるある】仕事に対しての考え方が変わった??
7年前に妻を亡くし、1人の娘を育てるシングルファザーになりました。
当時、2才だった娘も、今は、小学4年生。
妻が生きている頃と比べて、僕の見る景色が、変わったように思う。
特に仕事に対しての考え方は、随分と変わった。
僕は、仕事は、勉強して取り組むタイプで、知識を入れて、実践する。
うまくいくと、楽しく、失敗しても、「何でうまくいかなかったんだろう?」って、分析する。
そして、誰よりも、実績を上げようと、頑張っていた。
出世欲も強くて、20代で、課長職になった。
長時間勤務は、苦にもしていなかった。
その仕事の考え方が、妻を亡くしてから、がらりと変わった。
出世欲は無くなり、良い意味で、無気力になった。
サボっている訳ではない。
やることはやっているし、誰よりも生産性は、高いつもりだ。
でも、情熱が無いというか、以前のように、「誰よりもやってやろう」という気持ちが、思わなくなった。
時間通りに働いて、お給料をいただく。
仕事は、それ以上でも、それ以下でもない。

なぜそのように考え方が変わったんだろう?
多分、妻が、亡くなり、少し、人生について、考えるようになったからだと思う。
妻は、47歳で亡くなった。
僕は、妻が亡くなってから、よく妻の人生のことを考えるようになった。
妻は、充実していたのか?
妻は、人生で、やりたいことは、やれたのか?
妻は、人生で、やり残したことはないのか?
最初は、妻の人生のことしか、考えられなかった。
毎日、毎日、シングルファザーとして、忙しい日々を送りながら、妻のことを、ずっと考えていた。
時間が経つと、今度は、自分の人生のことを考えるようになった。

僕は、何がやりたいんだろう?
そして、妻と同じように「僕も、いつか、死ぬ。」
僕に、残された時間が、どれぐらいあるか分からないが、いつか、僕の人生も、終わる時が来る。
僕の中で、漠然としていた「死」が、妻が、先に亡くなり、現実のこととして、考えるようになった。
当たり前のように、歩んできた人生が、妻が亡くなり、当たり前に思えなくなったんだ。
当然、時間には、限りがある。
そう思ったら、1日、9時間も会社にいて、やりたいと思っていない仕事をしている時間が、有意義に思えなくなった。
僕は、自分の人生でやりたいことは、仕事ではないんだ。
僕は、そのことに、気付いてしまってからは、仕事を、自分の人生から少し離して、考えれるようになった。
極力、会社にいる時間を減らした。
今、僕は、ぴったり定時勤務だ。
有休も、全部、消化する。
家でも、仕事のことは、一切考えない。
読む本も変わった。
ビジネス書ばかり読んでいたが、お金の使い方や、人生の過ごし方、心理学の本を読むようになった。
今まで、仕事に向いていた情熱が、自分の人生に向けられているように感じる。
仕事のためなら、プライベートの時間を犠牲にしてきた人生だったが、今は、プライベートを充実させるために仕事をしているから、プライベートの時間を犠牲にすることはない。
給料が増えることが、モチベーションだったが、生活できる分は、今でも十分もらっているので、これ以上は、増えなくても良いと思えるようになった。
出世も一緒だ。
自分の仕事が、評価されようが、されまいが、気にもならなくなった。
一度、出世の話もあったが、部署異動を伴い、通勤場所が、今より、15分伸びてしまうので、お断りした。
その代わり、出世したいと言っている仲間のために、協力を惜しまなくなったし、プライベートを犠牲にして、頑張って出世していく仲間を素直に祝福できるし、感謝している。
このように書くと、仕事を一生懸命やっていないように思えるかもしれない。
何度も書くが、サボっている訳ではない。
今風に言うと「ワークライフバランス」を整えた感じだ。
仕事に偏っていた時間を、プライベートの時間に充てた。
仕事に対しては、「肩の力」が抜けて、良い意味で、俯瞰して物事を考えられるようになった。
そして、自分の利益(出世)のためではなく、全体の利益(仲間)のために働く。
何か判断する時に、正しい道を選べるようになったと思う。
文句を言うのではなく、かと言って、何も考えずに従うだけではなく、誰かのために考え、行動する。
仕事に情熱を燃やしている人には、尊敬できるし、感謝だ。
頑張っている人に、ぶら下がって働いている僕のような働き方は、企業にとっては、良くないかもしれない。
だからこそ、勤務時間は、集中力を高めて、できることを頑張るようにしている。
妻が亡くなり、人生のバランスが整った。
妻がいなくなり、寂しくなったが、時間を大切にできる人世を送れるようになった。
大切な人の死は、辛いことばかりではない。
悲しみを受け入れたその先に、今までとは、違った景色が見えてくる。
その景色は、どこか切なく、でも、すごく輝いていて見える。
今後も、僕が見ている景色を、書いていきたい。
最後まで読んでくれて、ありがとうございます。