娘に読ませたい本 「社会に出るあなたに伝えたい なぜ、読解力が必要なのか?(講談社+α新書 池上彰著)」を読んで思ったこと。

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【娘に読ませたい本 「社会に出るあなたに伝えたい なぜ、読解力が必要なのか?」】

私は、月に3~4冊、読書します。

その中で、「あっ。これは是非、娘にも読んでもらいたいな」という本に出会います。

今回、出会った本のタイトルは、「社会に出るあなたに伝えたい なぜ、読解力が必要なのか?」(講談社+α新書 池上彰著)です。

読んでいる途中から、娘に、是非読んで欲しいと思いました。

本書は、「読解力の必要性」「読解力の伸ばし方」が分かりやすく書いてあります。

私が本書を読んで、自分にできることと、娘にやってあげられることをまとめてみました。

娘には、是非本書を手に取っていただき、読解力を身に付けて、相手のことを正しく理解して、幸せになって欲しいと思います。

☆目次☆
1、読解力??読解力は本を読むためだけのものではない!
2、読解力を身に付けよ!自分にできる5つの実践
3、娘に読解力を付ける!子育てで気を付けたいこと
4、まとめ

1、読解力??読解力は本を読むためだけのものではない!

私は、本書を読むまでは、読解力は“本を読むために必要なもの”と思ってました。

もちろん、本の内容を正しく理解するうえで、読解力は必要になります。

しかし、読解力の必要性は、それだけでは、無かったのです。

そもそも、読解力とは、何でしょうか?

著者の定義は、「不条理な世の中を生き抜くために欠かせない力」だと伝えています。

「おおげさな」と思うかもしれません。

何が書いてあるのかは、読めば分かりますが、著者は、それだけでは“足りない”と言います。

「書いた人が、何で(なぜ)、書いたのか?」が分からないと、その文章は、正しくは理解できないと言うのです。

書いた相手の気持ちや考えを正しく理解できれば、その相手に“より深い共感”が得られます。

より深い共感は、自分の人間力を高めていき、高めた人間力は、世の中に役に立ちます。

世の中の役に立てれば、自分の存在価値が認められ“幸福感”を得られるというのです。

読解力UP→相手を理解する力UP→共感力UP→人間力UP→存在意義UP→幸福UP

私は、とても納得ができ、娘だけでなく自分も読解力を高めたいと思いました。

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2、読解力を身に付けよ!自分にできる5つの実践

本書に書いてあった読解力の身に付け方で私にできそうなこと5つほど抜粋しました。

(1)新聞を読む

著者は「新聞を毎日読む」ことを勧めています。

私は新聞は、“情報収集のために良い”と思い毎日読んでいました。

ただ、情報収集だけならネットニュースで十分と思っており、新聞を毎日読むメリットは、はっきりと説明ができませんでした。

たしかに、ネットニュースでも、何が起きているかを知るには十分です。

しかし、新聞を読むメリットは、単に情報を集めるだけでなく、読解力を上げるのに最適な読み物と書いてあり「なるほど!たしかに!」と納得できました。

読解力は、“何が書いてあるのか理解する”ことで上がっていきます。

新聞は、「私は何が分からないんだろう?」とじっくり考えて読むことができる最適な読み物です。

私も新聞を読んでいて、“何が問題でニュースになっているんだろう?”って思うことが良くあります。

問題が長引いているとそのニュースは毎日新聞に載ります。

解説なども付き、“何が問題なのか?”が、丁寧に書いてあります。

毎日、新聞を読むことにより、自然とそのニュースの内容が理解できるようになり、読解力を高めてくれます。

私にできる読解力を伸ばす一番の方法はとても身近にありました。

毎日新聞を、“何が問題何だろう?”と意識して読んでみたいと思います。

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(2)本(小説や伝記)を読む

小説と伝記を読むと「情緒的読解力」が身に付きます。

「情緒的読解力」は、相手がどのように思っているのか推し量る力です。

私は、論理的に文章を理解することが、いわゆる“読解力”だと思ってました。

しかし、本書では、情緒的読解力のことも書かれており、私も“なるほど”と共感でき、最近読んでいない小説や伝記を読んでみたいと思いました。

私は、大切な妻を亡くしてします。

自分で経験した大切な家族を亡くした体験は、同じような境遇の方の心を深く理解でき、共感ができます。

それが、情緒的読解力です。

では、自分が体験していないことだと理解、共感できないかと言うとそうではありません。

小説や伝記を読むと、自分が体験していないことでも、体験したような知識を得ることができます。

もちろん、疑似的な体験ではあるのですが、知らないのと知っているのでは、相手の気持ちの理解度や共感度も違ってきます。

読まなくても体験談を聞くだけで良いのでは?と思うかもしれません。

聞く話より、読んだ話の方が疑似体験は深く心の中に残ります。

小説や伝記を読んでいると「自分だったらどうしただろう?」と自分のペースで考えて読み進めることができるからです。

私は、高校性の頃より、小説は好きでたくさん読みましたが、伝記は小学生以来、あまり読んだ記憶が無いです。

娘もこれから小学生になるので、色んな伝記を買って2人で読んでみたいと思いました。

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(3)体験談を話したり書いたりする

自分の体験したことを、誰かに伝えると読解力が伸びると本書には書かれています。

「いつもやっている」と思うかもしれませんが、読解力を上げるには、伝える時にポイントがあります。

相手に状況や情景が浮かぶように伝えるのです。

自分の目で見て、体験したことは、リアルに人に伝えることができます。

その場にいなかった人に、状況や情景が浮かぶように伝えるには、「この言葉で、相手がどれぐらい状況や情景が浮かぶだろうか?」と意識して、伝えなければなりません。

伝える方法は、2つあり、「話す」「書く」です。

私は、会社員なので、毎日職場に行けば仲間がいるので、「話す」は仲間との雑談の時にできます。

また、ブログとツイッターでも発信をしているので、「書く」ことでもどなたかに伝えることができます。

伝える時のポイントである“相手に状況や情景が浮かぶ”ように意識して、読解力向上にも活かしていきたいと思いました。

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(4)絵文字を使わない

絵文字は、相手に感情を伝えるのに便利なツールです。

その便利な絵文字を使わないようにすると、文字だけで感情を伝えないといけないので、“読解力”が上がります。

今は、情報伝達は、“スマホのアプリでチャット”の時代です。

“LINE(ライン)”などは、多くの方がプライベートで使用しているのではないでしょうか?

チャットをする際に、“絵文字”や“顔文字”、“スタンプ”を使うことが良くあります。

これらに頼って早い短い文章のやり取りをするチャットは、書く方も読む方も読解力を上げる機会を失っています。

絵文字や顔文字を使わない文章を書くことは、読解力を向上させるのに、とても大事なんだと改めて気付きました。

私は、普段文章を作ることが多いので、絵文字や顔文字に頼らないように意識することにより、読解力を上げることができると思いました。

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(5)文字数を落として伝える

文章を要約することで、読解力を上げられます。

そのための練習法として、“文字数を限定”して書くと良いと紹介されています。

例えば、“50文字以内”というようなルールで長い文章を要約するのです。

文字数を限定すると、相手に伝えるために、かなり頭を悩まし言葉を選び書くことになります

読み手のことを考えながら文章を作るので、日々、文字数を限定して書くことにより読解力が鍛えられます

私は、ツイッターが良いと思いました。

ツイッターには、1ツイート140字の文字数の制限があり、私は、140文字に収めるのにいつも頭を悩ませています。

私にとってツイッターは、読解力を上げる良い機会になっていたようです。

逆にブログでは、文字数に制限がないので、ダラダラと長い文章で説明をしています。

最後の編集の際に、文字数を落とすことを意識してみたいと思います。

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3、娘に読解力を付ける!子育てで気を付けたいこと

本書を読んで子育てで気を付けたいと思ったことがあります。

それは、「知識と教養を高めたいという心を育てる」ことの重要性です。

知識と教養は、周りに忖度することなく、正しい判断を自分でするのに役に立ちます。

私が一生懸命、娘のために知識と教養を教えるのではなく、娘が自ら知識と教養を高めたいという向上心を育てていきたい思いました。

自分で選択した人生を生きているということが、幸福度を上げると思っているからです。

なので、娘には、「知識と教養を高めたいという心を育てる」ことを意識して、自分が正しいと思う道を選択できる力を養ってあげたいと思います。

そのために、読解力は欠かせない力となります。

読解力が上がると、知識、教養が身に付きやすくなり、人間的な成長や多角的な見方ができるようになります。

娘の読解力を上げるためにしたいと思っていることは、

・月に本を1冊は買ってあげる。
・目線を合わせて、動機や行動の説明をしてもらう。

です。

本書では、読解力を鍛えるには、“読書が良い”と書かれています。

娘には、本を買う機会があれば迷わずに買ってあげたいと思います。

今は、毎月、娘に絵本を1冊買っていますが、小学生に上がったら、伝記などもたくさん買ってあげようと思いました。

本を買ってあげることの他に、娘の行動の先読みをせずに、時間の許す限り、“動機や行動”の説明をさせてみようかと思いました。

人に伝えるということを意識することにより、読解力を高めることができます。

私は、娘がとる行動を先読みして、察するのではなく、“なぜそのような行動をしたのか?”を聞く機会を多くしてみたいと思います。

私が、毎回「なぜ?」と聞くことを習慣化すると、娘も質問されるのが分かってくると思います。

質問が来るのが分かっていると、何を話そうか準備をするようになると思うので、“アウトプットを意識したインプット”ができるようになるのではないかと思いました。

「なぜ?なぜ?なぜ?」と尋問になって、娘に嫌われない程度に意識して聞いてみたいと思います😅

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4、まとめ

本書を読み、「読解力の必要性」「読解力の身に付け方」が良く分かりました。

読解力は、一度身に付ければ、すぐに衰えるものでもありません。

私も今からでも読解力を身に付ける方法があることに気付けました。

また、これから、娘の読解力を上げる方法があることに気付けました。

読解力が上がっていけば、情報を得た時や、相手の話を聴いた時に、正しく理解、共感でき、得られるものも多くなると思います。

本書は、池上さんが、分かりやすく“読解力を身に付けたくなる”ように導いてくれます。

娘には、将来、本書を手に取っていただき、読んで欲しいと思います。

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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

このブログは、天国にいる妻と、未来の娘に宛てた育児日記、生活の質、お金について(生活費、株投資)を主に書いています。

また、3人の娘が、同時に不登校で悩んでた時の、親としての苦悩や体験談も30記事、書きました。

不登校に悩んでいる方がみえたら、力になりたいので読んでみてください。

娘の不登校体験談の最初に記事は、こちら↓

→「【不登校1】中学生の娘が学校に行かなくなりました。その原因とは?」

私も、当時は、同じ悩みを持っている方の体験談などを、読ませていただき、前向きに頑張っている姿を想像し、励みになり、力になりました。

私も不登校で悩んでいる方の力や、励みになれれば、うれしいです。

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