
どーも気ままお父さんです!
5年前に最愛の妻を病気で亡くしました😢
「妻の想い」と「娘の笑顔」を大事に7歳娘を1人で育てている47才のシングルファザーです。
今は、死別を受け入れ、娘と二人で、幸せと笑顔いっぱいに暮らしています😊
どのようにして、ツラい不安ばかりの日常を、楽しい日常に変えられたのか?
このブログには、死別の受け入れ方、老後のお金の不安解消法、家族の心温まるエピソードを残しています。
何か小さなことでも、当ブログが皆様のお役に立つことができたなら、うれしいです😊
詳しいプロフィールはこちら←クリック
【死別シングルファザーになって5年 生活はどのように変わったか?】
死別シングルファザーになって5年経ちました
妻は、5年前に46才という若さで、天国に行きました。
その時、私は42才、娘は2才でした。
シングルファザーの新米だと思って過ごしていましたが、気が付けば、妻と死別から5年が経ち、もう新米という状況では無くなりました。
死別した当時と今では、生活にどのような変化があったか、書き残しておきたいと思います。
これから、ひとり親になられる方、ひとり親になったばかりの方を励ましたくて、ブログを運営しています。
目次
1,はじめに
2,生活の変化
3,育児の変化
4,仕事の変化
5,死別の想い
6,さいごに
死別シングルファザーになって、5年が経ち、生活にも変化がありました。
5年前は、バタバタと忙しくしていましたが、今は、すごく落ち着いた穏やかな暮らしができています。
5年前には、これほど落ち着いた生活が待っているとは、想像もできないぐらい、穏やかなんです。
会社員をずっと続けていられるおかげで、貯金もある程度貯まり、経済的な心配や不安は、ありません。
家事は、5年間、良いも悪いも1人で、自分のペースでやれるので「自分の型」みたいなのができています。
自分で言うのも何ですが、5年前から比べたら、家事のスキルは、手際も効率も、断然良くなっています。(自画自賛ですみません😅)
始めは、家を走り回っていましたが、今は、そんなことも無くなりました。
朝、定時ギリギリで駆け込んでいた会社にも、今は、10分前には着いて、みんなと雑談する時間があります。
時間にゆとりができて、心も落ち着き、安心して暮らせています。
娘が、2才から7才になりました。
着替えが1人でできるようになり、袖のボタンも1人でしめ、髪も自分で結います。
寝かしつけもいらなくなり、おむつが外れ、ごはんも1人でテキパキ食べられるようになり、顔も自分で洗いますし、本も1人で読めるようになりました。
今、手が掛かっていることは、お風呂、ドライヤー、仕上げ歯みがきぐらいでしょうか。
言葉が通じなかった当初のことを思うと、今ではウソみたいに手が掛からなくなり、毎日、娘と冗談ばかり言って、笑って過ごしています。
また、娘は、随分と丈夫になりました。
幼少期は、年に4~5回は熱を出していましたが、この1年間では、1回に減っています。
熱は突然出ることが多いので、仕事を当日欠勤で休まないといけないので、困ることも多かったのですが、少なくなり助かっています。
育児方針は、変わっていないです。
笑顔を大事に、読み、書き、ソロバンは、きちんと教えて、教養は、それなりに身に付けてもらえれば良いと思っています。(求め過ぎか😅)
妻と約束した「ピアノ教室」は、3才から通わせ、小学校に入ってからは、そろばん教室にも通わせています。
週2回の送り迎えは、できるような時間と余裕ができました。
最近では、本気でできるようなゲームも出てきました。
オセロは、3回に1回は負けてしまいますし、神経衰弱は、どんなに本気でやっても、絶対に負けてしまいます。
なので、段々、遊び相手も、面白くなってきました。
私は忘れ物も多く、おっちょこちょいなので、小2の娘がしっかりしてきています。
娘「もぉーお父さんしっかりしてー😤」
って、良く叱られます😅
私が何でも一人でやっているというより、お互いに得意分野で、助け合いながら、2人で協力して仲良く生活している感じになってきています。
5年間、同じ会社で、正社員で、ずっと定時勤務を続けています。
この5年の間に、勤続20年表彰もいただきました。
上司は、変わっていきますが、同僚は変わらないので、10年以上付き合いのある仲間たちと、楽しく落ち着いて仕事ができています。
年収は、良い言い方をすると、毎月、同じ額をいただけており、安定しています。
定時で働いているので、残業代で上下することはありません。
悪い言い方をすると、5年間、全く給料は上がっておりません。
この5年で、出世の話もいただきましたが、部署異動が伴い、通勤距離が15分伸びてしまうので、即答で、お断りさせていただきました。
しかし、定時勤務で、有休消化も100%でき、土日祝日休み、事務管理職で、年収が500万円なら、シングル世帯には、好条件過ぎて、有難いと思っています。
このまま、健康で、定年まであと12年勤められたら、娘は、20才です。
娘のため、仲間のため、頑張って、このまま会社員で、働かせていただければ有難いです。
妻への想いは、全く変わっていません。
今でも毎日、妻の写真に向かって話しかけています。
毎朝毎晩、焼香し、線香を立て、手を合わせて、鈴を鳴らし、お経を読み上げてます。
毎月、月命日には、お墓参りに行ってます。
妻が、ひとりぼっちにならないよう、精一杯の供養をしていこうと思っています。
また、娘が、まだ「抱っこ抱っこ」と抱き着いてくるので、人肌が恋しいなんてこともありません。
再婚や恋愛が、考えられないのは、5年経っても変わらないですね。
私と妻が、嫌いになって別れたのであれば、次もあるかもしれませんが、妻は最高に素敵な女性だったので、簡単に次は見つからないでしょう。
また、娘も、私が、母親以外の女の人と仲良くするのを、受け入れらる年齢でもありません。
寂しい時は、妻に綴った写真付きの手紙を読んでます。
私は、妻とデートするたびに、妻に思い出として、デートの時に撮ったツーショット写真に手紙を添えて、贈ってました。
その時、感じた幸せな気持ち、妻への感謝の気持ち、どんなこと話したかを、ずっと大切にしたくて、忘れないようにコツコツと綴って贈っていたのです。
妻が、いつか人生で辛いことが起きた時に、読んでもらい元気になってくれたらと思っていました。
ところが、今は、私が、その手紙を読み、励まされています。
妻と私の幸せそうな写真の中の笑顔を見ていると、いつも、感極まって号泣するのですが、そのあとは、すごくスッキリして、「頑張ろう!」って元気になります。
妻は、天国でひとりで待ってくれていると思うので、私も、ひとりで子育てを楽しみながら、過ごしていきたいと思います。
5年が経ち、苦労も多かったですが、自分も娘も成長し、生活は、落ち着いております。
人間って、「環境適応能力があるんだ」って、実体験を通じて感じています。
毎年、「落ち着いてきたなぁ」って、思って過ごしてきましたが、5年経って安定してきたような感覚があります。
このように「落ち着いたなぁ」って思えるまでに、人によって、それぞれ時間の掛かり方や、感じ方は違うと思いますが、私は、5年経ち、ようやくって感じです。
生活を、落ち着かせるには、自分や娘の成長や、経済的な余裕や安心も必要です。
でも、一番、支えになったのは、娘の笑顔と、妻の想いです。
娘が、冗談ばかり言って、私を笑わせてくれます😊
妻の遺影も笑顔のままで、私たちを静かに見守ってくれています😊
2人の笑顔に囲まれていることを意識することで、心落ち着かせて、ここまでやってこれたのだと思います。
私は、シングルになって、孤独で寂しい想いをしてきました。
常に不安は消えませんし、手が足りなくても、誰も助けに来てはくれません。
私は、愚痴を言う人もいませんでしたし、分かってくれる方もいません。
最初は、「無い」ものばかりに目を向けていました。
私は、少し時間を作って、心の中を書き出すようにしてきました。
それを、このようにブログに載せているのですが、自分の心の声を聴いてやり、文字にすると、「有る」ものに目を向けることができます。
私は、「今有る」ものに、目が向けられると、「無い」ものねだりは減り、「今有る」ものを大切にできるようになりました。
そして、決して、他人と自分とを、比べないことを意識しました。
幸せって、「私は幸せだ」って言った者勝ちだと思っています。
私は、若くして最愛の妻を亡くし、幼い娘を一人で育てているシングルファザーです。
他人から見たら、不幸に思われるかもしれません。
でも、私は、「幸せ」です。
娘も「幸せ」って言ってます。
妻も、「私は幸せだ」って何回も私に伝えて、天国に行きました。
他人にどのように思われようが、間違いなく、私たちは幸せ家族なんですよ。
それは、人と比べるものではなく、自分がどう思うかで違ってくると思っています。
しかし、無理にポジティブに思う必要はありません。
私みたいに、「今持っている」ものに目を向けてみるだけでも良いと思います。
うまくいかなければ、私みたいに、書き出してみてもいいでしょう。
それでもうまくいかなければ、書き続けてみてください。
私は、無理に気持ちを整理することなく、書き続け、気長に待ちました。
そして、5年が経過して、随分と落ち着いた生活ができるようになりました。
これから、死別を迎えることへ不安と恐怖を感じている方もみえると思います。
また、死別して途方に暮れている方もみえると思います。
現在ひとり親で、家事育児、仕事で苦労をされている方もたくさんみえると思います。
自分の気持ちを無理に抑えず、まずは自分自身で分かってあげてください。
そして、無理せず、慌てず、自分のペースでゆっくり受け入れていきましょう。
もし、疲れたのであれば、1人で抱え込まずに、私のツイッターのアカウントにDMでもいただければと思います。
アドバイスができなくても、今のお気持ちを、お聴きすることぐらいはできます。
この文章が、皆様の力や励みになれば幸いです。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。