父親の役割について考えてみる【父親の家事育児応援16】

スポンサーリンク

どーも気ままお父さんです。

妻が病気で他界しシングルファーザーになりました。
家事育児を一人でするようになり父親として気付いたことを書いていきます。
特にお父さん方に家事育児に参加してもらうとどのような良いことがあるのか、逆にやらずに奥様に任せっきりにしておくとどのような影響が出やすいかなど体験を元に書いていきたいと思います。
今日は父親の役割について考えてみたいと思います。
目次
  1. 今までの時代背景
  2. これからの夫婦
  3. 家族から求められる父親と自分が目指す父親のギャップ
  4. 想い
1.今までの時代背景
私は今40代半ばです。
私の育った家庭は父親は仕事で母親は家事育児と完全に分担されていました。
父親の方が強くいわゆる亭主関白と言うイメージです。
昭和の父親はサラリーマンが増えて会社にいる時間が多く家庭のことは専業主婦である母親に任せきりというスタイルが当たり前でした。
年功序列、終身雇用が一般的であり会社に貢献すればするほど給料は上がっていきました。
自然と働く時間も長くなって家庭で過ごす時間より仕事をしている時間の方が圧倒的に長くとても家事や育児まで手が回りませんでした。
この時の父親は「稼ぐ」ことが役割でした。
しかし、高度経済成長も終わりを告げ少しずつ時代が変わっていきます。
未だにこの変化に対応できていない方もみえます。
どのように変わったのかと言うと、年功序列と終身雇用が無くなりつつあります。
年功序列はおそらくほぼ消滅したのではないでしょうか?
会社に貢献しても給料が上がらなくなったんです。
給料が上がらないので今まで父親だけが働いていましたが母親も働き始めます。
母親の働く時間はどんどん長くなっていき今では夫婦正社員がスタンダードとなりつつあります。
2.これからの夫婦
時代が変わり母親も働きに出るけれども夫婦の在り方についての考えは変わりきっていないように思うのです。
未だに母親が家事育児をするのが当たり前という認識が根強く残っています。
これは若い夫婦もそういう家庭に育っているからなのとまだまだ日本の社会認識が遅れているからです。
イクメンと言う言葉が流行るということが遅れている証拠です。
ようやく令和になってイクメンという言葉も無くなりつつあります。
父親も家事育児をする時代です。
母親だけ仕事も家事育児もしていては夫婦関係が良くなるわけございません。
父親も母親も協力して仕事をして家事育児もする。
仕事だけしている父親はお金を稼いできているから自分の役割は果たしていると思っている方は要注意です。
仕事から帰って「疲れたぁ」って漏らしてませんか?
私からすれば家事育児のほうが仕事より遥かに楽ですし簡単です。
自分だけが「疲れたぁ」でなくてまずは奥様を労いましょう。
奥様のほうがよっぽど疲れてます。
3.家族から求められる父親と自分が目指す父親のギャップ
では父親の求められる役割を考えていきます。
今までも書いてきた通り「稼いでくる」「休日だけ家事育児」が役割だと思ってはなりません。
もうそんな認識ではうまくいきません。
父親にしかできないこともあるんです。
  • 行動を見せて社会を教える
  • 一緒に遊ぶ
  • 奥様の愚痴を聴く
  • 行動を見せて社会を教える
朝はハツラツと仕事に行き家庭では家事も立派にこなして存在感を見せる。
そんな、父親の背中を見て子供は育ち社会性を父親から学びます。
いざというときの行動も大事です。
父親は頼りになる存在であることが大事です。
  • 一緒に遊ぶ
父親は子供の永遠の壁でありたいものです。
時には厳しく接することも必要でしょう。
しかし、現代の父親は厳しい頑固親父だけではいけません。
一緒に遊ぶことによって優しい父親の面も見せて関係を築きやすくします。
女性の遊びと男性の遊びと感覚は違うと思うので普段は母親による女性目線での関わりが強いと思うので時間があるときは男性目線で積極的に遊びに連れて行きましょう。
  • 奥様の愚痴を聴く
意外な役割ですがこれも父親にしかできないんです。
そして、これが父親の役割の最重要だと言っても過言ではありません。
母親はかなり精神的にも肉体的にも参っています。
子供が寝静まったあとに話し掛けてきたら邪険にせずにしっかりと聴きましょう。
ママ友の愚痴だったり訳が分からないことも多くそんなことで悩まんでもとか悩んでも仕方ないと思うことも多いです。そして愚痴なのでマイナス的なことばかりの内容で聴いているこっちも滅入ってくるかもしれません。
しかし、聴ききってください。
注意点は「そんなこと悩んでも仕方ないじゃん」とか「悩んでるぐらいなら先生に相談したら?」などアドバイスはしてはいけません。
愚痴を聴いて欲しいだけでアドバイスを求めているのでは無いです。
男性は女性が相談を持ち掛けてくると勘違いしてあれやこれやアドバイスしたがりますが多くは聴いて欲しいだけでアドバイスなど求めていません。
余分なアドバイスをせず全部聴いて共感するだけで良いです。
言うまでもなく「ながら」はダメです。
ながら返事は「ちゃんと、聴いてるの!」ってなり逆効果になります。
なので、テレビは消した方が良いですしスマホは置きましょう。
普段、奥様のガ
ス抜きをしてあげることで笑顔が戻り夫婦の関係も深まっていくと思います。
奥様の笑顔を作る。
子育てにおいても母親の笑顔は最重要であり旦那さんにしかできない役割となります。
4.想い
3人の娘が次々と不登校になり私が父親として一番最初に心掛けたのは妻の笑顔を作ることでした。
妻が悲観的になって笑顔が無いときは暴言暴力、家出など最悪な状況になっていきました。
妻を笑顔にすると娘たちはすぐに学校へ目を向け前に進む努力を始めました。
母親の笑顔で子供は安心します。
夫婦関係が悪く喧嘩ばかりしてると子供は自分のせいだと思い不安なまま生活します。
学校で何かあっても「これ以上は親に心配を掛けさせたくない」とか「心配を掛けたらまたお父さんとお母さんは喧嘩するかもしれない」などと思い言えないこともあります。
その積み重ねがある日「学校に行きたくない」となってしまうのです。
親からしたら突然かもしれませんが積み重ねのことが多いです。
父親の役割は変わってきています。
家庭で担う役割が大きくなっているのです。
仕事も今まで通りで家庭でも負担が増えるとなると父親も大変になりバテてしまいます。
少しずつでも良いので残業を減らし時間を作り家に帰り関わりを増やしていきましょう。
残業を減らすにはスキルを上げる必要があります。
また、残業代も無くなるので家計の見直しもしなくてはなりません。
時間の余裕とお金の余裕は夫婦円満には必要なことです。
過去記事に時間の作り方や家計の見直しなど私がやって良かったことなどを書いていますので興味があれば読んでいただけたらうれしいです。
また、父親として不登校に関わってして良かったことや失敗したことも過去の記事で書いているので悩んでいる方の力や励みになればうれしいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。