不登校でパソコンやスマホは取り上げるべき?【不登校26】

スポンサーリンク

どーも気ままお父さんです。

3人の娘が同時に不登校になり悩み体験したことを書きたいと思います。
不登校に悩む方々の力や励みになればうれしいです。
今日はパソコンとスマホについて書きたいと思います。
目次
1.パソコンとスマホばかり触る
2.なぜ触るのか?
3.自然と触らなくなる
4.我が家の体験談
1.パソコンとスマホばかり触る
不登校になるとパソコンやスマホばかり触るようになります。
親はそんな子供の姿を見ていると「ネットの世界に逃げている」と現実逃避しているように映ります。
また、夜中ずっと触っていて朝起きてこなくなります。いわゆる昼夜逆転です。
それで親は見かね、なるべく触らないように触る時間を制限したりします。
果たして子供への対応としてそれで良いのかうちも悩みました。
結論から言うと自由に触らせるべきなのですがなぜなのか体験も含めて説明したいと思います。
2.なぜ触るのか?
いくつか理由があるとは思うのですがまずはパソコンやスマホで何をしているのでしょうか?
うちの娘たちは「SNS」でした。
中でもツイッターやユーチューブが多かったです。
もちろん自分から発信することはありません。
ゲームは夢中になるほどしていませんでした。
そして、四六時中ずっと触ってました。
楽しいというより同じ境遇の方たちの情報を見ていることも多かったのでおそらく「自分だけが悩んでるわけではない」と気持ちを代弁してくれてそれに多くの共感が集まっているので誰かに分かって欲しかったのだと思います。
3.自然と触らなくなる
親のできることは良く聴き承認することです。
学校に行かなくてもOK、家にいてもOK、パソコン触ってもOK、スマホ触ってもOKと思えている子供はそんなに触らなくなります。
というより、依存しなくなります。
調べたいことがあれば触りますしユーチューブなんかも時間を見つけて楽しみます。
ただ、ゲームは違うようです。
自分に自信があってもゲームが好きな子供はゲームをします。
それは趣味なので依存とはまた違うと思います。
我々と使い方は一緒です。
子供は親が分かってくれないと思うと他の誰かに分かって欲しくなります。
パソコンやスマホの使用を制限しようとすると「親は私の気持ちを分かってくれない」と思います。
そこで、現実では外に出ることができないので好都合なのがネットなのです。
画面の向こうに助けを求めるのです。
我々もそうでした。
制限すればするほど触り昼夜逆転します。
昼夜逆転の理由はパソコンやスマホでは無いのです。
パソコンやスマホを取り上げても昼夜逆転は治らないということです。
4.我が家の体験談
我が家も大変でした。
3人が同時に不登校になりみんな昼夜逆転し妻はどうしたら良いか分からなくなり悲観してました。
そこで、取った作戦が「受け入れる」です。
・欲しい物があれば買う。
・行きたい所があればどこにでも連れていく。
・やりたいことがあれば何でもやらせてあげる。
良く聴き全て承認していきます。
スマホはまだ持っていなかったのですがうちの娘たちもずっとパソコンを触ってました。
昼夜逆転になり、明け方までパソコンやテレビを見てました。
最初は妻も「寝なさい」とかパソコンを取り上げたりとかしてました。
しかし、注意や行動を制限すればするほど反発します。
ついには暴言や暴力まで飛び出し家に警察を呼ぶ事態にまで発展しました。
そこで、妻に承認の話をゆっくり説明しました。
妻は最初は抵抗しました。
・やりたい放題は図に乗る
・しつけができなくなる
・益々学校に行かなくなる
・何でも買ったら破産する
抵抗の理由は挙げれば切りがありませんでした。
今までと逆のことをするわけですから当然です。気持ちも良く分かります。
しかし、状況が最悪だったので何をしてもこれ以上は悪化しないからやってみよう。と励ましぎこちないながらも娘たちにもそのことを伝え始めていきました。
最初は娘たちも戸惑っていましたが「あれ買え」だの「あそこに連れてけ」など一切言わなくなり、暴言も無くなっていき、昼夜逆転も無くなっていきます。
パソコンもほどほどになりました。
始めて1ヶ月もかからなかったと思います。
親が気持ちを分かってあげることがこんなにも大事なことなんだと学びました。
全てがうまくいくわけではありません。
でも、子供を信用して実践してみたことは大抵うまくいきました。
予定がないならパソコンをしたっていいじゃないですか?
そんな気持ちで子供を眺めていれば気付くこともあるかもしれません。
ただ、パソコンやスマホで何をしているかは、確認をしておいた方がいいです。
妻と私は放置し過ぎて後々に警察に呼ばれることになりました。(この話は長くなるのでまたの機会で書きます)
放置と承認は全く違うので分けて考えなければいけないととても反省しました。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
不登校に悩む方々の力や励みになればうれしいです。
不登校体験談
スポンサーリンク
シェアする
気ままお父さんでほっこりしてみる↓