不登校からの野外学習【不登校18】

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どーも気ままお父さんです。

3人の不登校の娘に親として悩み関わり成功や失敗を繰り返しながら学校に通えるようになるまでの体験したことを書きたいと思います。
不登校に悩む方々の力や励みになればうれしいです。
今日は小5娘の学校に通い出したことを書きたいと思います。
目次
1.前回までのあらすじ
2.心の問題
3.毎日の様子
4.学校での様子
5.野外学習
1.前回までのあらすじ
4月の進級のタイミングで思い切って引っ越しをしました。
小5娘は始業式には行けなかったものの次の日からは学校に通えるようになりました。
全てがうまくいくとは思っていませんでしたが何とか通い続けたのでその時の体験したことを書きたいと思います。
2.心の問題
学校に行けるようになったとはいえ、本人の問題の根本が解決した訳ではありませんでした。
本人の問題とは、「友達とお話ができない」ということです。
妻に聞くと保育園からほぼ誰とも話さなかったみたいでコミュニケーションが発達する小学校3年生でもうまく友達が作れず学校が嫌になり不登校になったという経緯があります。
言葉が発せられないとかの問題はありません。
家では一番しゃべります。
心の問題です。
これが解決していないので新しい小学校に行っても同じことを繰り返すのではないかと毎日見守っていました。
3.毎日の様子
朝は相変わらず4時半ごろ起きて準備をし7時40分になったら「行ってきます」も言わずに黙って行ってしまいます。
玄関でゴソゴソ聞こえてきますので妻はタイミング見計らって「行ってらっしゃい」と声を掛けますが無視して出ていってしまいます。
妻に聞くと「無事に帰ってきますように」と声を掛け続けているみたいで別に返事が返ってこなくても良いと言います。
学校から帰ってくるとリビングで宿題をして終わったら録り貯めてあるテレビを観ます。
学校ではずっと黙っているので反響で家に帰ってからは怒濤のようにしゃべります。
だいたい、中2の姉を相手にずっとしゃべっているのですが内容がその日あった嫌なことやお友達や先生の愚痴なので嫌気がさしてきます。
特に嫌いな人がいるわけではありませんがとにかく負のオーラでしゃべりまくります。
これには妻も参ってました。
事情が分かっているのでもちろん本人にははっきりとは言えないですが。
妹の面倒は良く見てくれます。
4.学校での様子
自信のない小5娘は毎日夏だろうがマスクをして学校に行きます。
学校では相変わらず誰ともしゃべらないようです。
ただポツンといるわけではないらしくクラスの女の子が声を掛けてくれるようでいつもその子と一緒にいるようです。
その子は何回か家にも遊びに来てくれました。
とても理解のあるお友達だったのだと思います。
先生からお願いされていたのかどうか分かりませんが気にしてくれていたようでした。
5.野外学習
この辺りの地域では小学校5年生になると野外学習と言って宿泊してキャンプをするというイベントがあります。
時期は毎年小学校によって違っていて新しい小学校の野外学習は1学期でした。
始めは行かないと言っていました。
クラスにもまだまだ馴染めていないので泊まりで行くなんてとんでもないと言った感じでしょうか。
まぁ無理に行かせる必要もないので娘の意思を尊重します。
ちなみに学校に行きなさいと言ったことは一切ありません。
逆に行きたくないなら行かなくてもいいというスタンスです。
野外学習が近づくにつれてそわそわしてました。
グループもいつも一緒にいるお友達と一緒にしてくださり「行く」と言ったり「やっぱり行かない」をしばらく繰り返しながらも何とか参加することができました。
こうして、不安定ながらも小学生イベントに参加することもできるようになりました。
娘の状況からするとかなり理解のある小学校だったと思います。
先生方も色々と配慮していただけたんだと思います。
どの小学校もこんなに一人に手厚く対応してくれるとは思えないです。
妻と私はとても恵まれたところに引っ越しできたといつも感謝してました。
環境が変われば勇気を持つことができることを知りましたが全員に当てはまるわけではありません。
たまたま小5娘には絶好の環境になっただけで中2娘は環境を変えただけでは学校に行けませんでした。
中2娘には違うアプローチをして学校に向かわせることになります。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
3人の不登校の娘たちと学校復帰までに体験したことや感じたことを書いていきます。
不登校に悩む方々の力や励みになればうれしいです。
次回は中2娘へのアプローチを書いていきたいと思います。
不登校体験談
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