夏休みからの復帰【不登校12】

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どーも気ままお父さんです。

子供が不登校になったときの経験を語ります。
不登校に悩む方たちの力や励みになればうれしく思います。
目次
1.不登校になり初めての夏休み
2.不登校の夏休み
3.学校に復帰のタイミング
4.妻の心境
5.夏休み明け復帰
1.不登校になり初めての夏休み
不登校の子供たちにも夏休みはやってきます。
夏休みに入る前にそれぞれの先生方が通知表を持って訪問してくださいました。
子供たちが不登校になって最初の夏休みが来たときの状況を整理しておきます。
中3娘
復帰に向けて学校に行き出す。
教室にも入れるようになっている。
小6娘
友達とトラブルがあり学校に行かなくなる。
姉妹の中でも一番口が立ち暴言が多い。
小4娘
学校では誰ともしゃべることができずつまらないので中3娘と家にこもる。
それ以来学校に行きたいが行けなくなる。
お姫様
姉たちが不登校になって8ヶ月後に生まれる。
みんなから可愛がられる。
娘たちがみんな不登校になり長年勤めていた会社を辞める。娘と関わるが暴言と暴力で一時はふさぎこんでいたが私と結婚しお姫様も生まれ笑顔も増えてきた。
こんな状況の中、不登校になって初めての夏休みがやってきました。
2.不登校の夏休み
通っている子供たちと一緒でテンションが上がっています。
不登校になると外に出ることができなくなります。
誰かに見られるのがとても嫌なのです。
車に乗ってる時もずっと足元でくるまっており外から見えないようにしてました。
誰かに何を思われるのかこの頃はとにかく気にしてました。
ただ夏休みは特に家にいてもみんなと一緒なのでいくぶんは気が楽なようです。
普段は学校に行けない自分にイライラしたりしてましたが夏休みそんなことはありませんでした。
3.学校に復帰のタイミング
夏休みの宿題もきちんとします。
子供たちは不登校になりましたが最初は「行きたくない」という気持ちが強いのですが「そろそろ行かなきゃやばい」から「行きたいけど行けない」など本人たちは学校に行きたいと思い始めます。
中3娘は半年ほど不登校になり「行きたい」という気持ちが出て行動に移せ復帰できました。
この頃、小6娘と小4娘は「そろそろ行かなきゃやばい」という心境でした。
夏休みなどの長期休暇の明けなんかは復帰のきっかけとしてはタイミングが良いと思っていたのだと思います。
なのでその時に宿題を持って行かない訳にはいかないのできちんと宿題をします。
4.妻の心境
元々、働いて家事や子育てをずっとしてきたので夏休みは嫌いです。
なぜならずっと子供が家にいるからです。
学校に行っていると給食がありますが夏休みは昼食を用意しなくてはなりません。
それ以外にも小学生たちを長い時間家で留守番させておくのも心配です。
低学年のうちは学童や児童クラブに行きますが高学年になると行きません。
働くお母さんにとっては夏休みがやってくるのは恐怖です。
不登校になって夏休み関係がなく子供たちが家にいるようになり仕事も辞めて家事に専念できる環境での夏休みは妻にとっても初めてでした。
ただ妻は何も状況が変わっていないのにテンションが上がっている小学生二人を見ているとイライラしているようでした。
この頃は「学校に行って欲しい」などと口で言うことも無くなってはいましたが夏休みには嫌な思いしかなくそしてテンションを上げている小学生組が気になったのでしょう。
私も妻の気持ちを聴いてましたが夏休み中イライラは消えませんでした。
本当に悩んでいるのは本人たちだということを妻も頭では理解しているので子供たちに余分なことは言いません。
この頃も「子供が言ってくる要望に関しては全部承認していこう」と念を押しながら話を聴いてましたがもう子供たちからあれがしたいこれが欲しいと無茶苦茶な注文はこなくなってました。
アイス食べたいとかその程度でした。
5.夏休み明け復帰
今ほど夏休み明けに子供たち向けに「無理して学校に行かなくても良い」「子供の話を良く聞こう」などと自殺を予防する啓発はなかったです。
我が家の夏休み明けの心配は中3娘でした。
「しんどかったら始業日ではなく少しずらして行ってもいいよ」とか声を描けました。
ただ中3娘は学校に通えるようになり自信を付けていたので「大丈夫」と我々の心配をよそに少し緊張はしてましたが学校に行きました。
もう不登校だった自分に戻るのが嫌なのでしょう。
それも、一人で教室に。
この夏休み明けのタイミングで教室に復帰しようと試みたのです。
ここから中3娘は見事に教室に復帰しました。
この後も学校の配慮などあったとは思いますが休むことなく遅刻することなく自分で起きて自分で朝ごはんを用意して通うようになりました。
昨年の9月の体育大会が嫌で不登校になりちょうど1年見事に復帰です。
良く頑張りました。
スクールカウンセラーを始め学校の先生方にも個別に特別な配慮やフォローをいただきここまでこれました。
私たちはもちろん中3娘もみんなに感謝してます。
私と妻は不登校の子供に関わり初めて真剣に悩み子供たちのことを考えました。
不登校になるのは心配なことですが不登校になったから娘の本当の気持ち考えを理解することができました。
娘も大きく成長できました。
「私はヘルパーになる」と将来の夢もできてそれに向けて受験をしていくことになります。
復帰までは簡単ではありません。
それも私
も妻も初めて知りました。
この経験が不登校に悩む方たちの力や励みになればと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
不登校体験談
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