【不登校9】不登校の悩み「勉強の遅れ」について

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不登校体験談

どーも気ままお父さんです!

最愛の妻を病気で亡くしました😢
妻の想いを繋ぎ5歳娘を1人で
育てているシングルファザーです。

天国の妻と未来の娘に宛てた日記や
生活の質に関することを書いてます。

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3人姉妹が、全員不登校になりました。

最初は、長女(中2の9月から不登校)が不登校になり、妹の小学生二人も、不登校に
なりました。

長女は、半年ほど、学校に行けず、家にいましたが、学年が1つ上がって中3の春に学校に復帰していきます。

今回は、「勉強の遅れの悩み」について、書いていきたいと思います。

私たちの体験談が、不登校に悩む方々の一助になれば、幸いです。

☆目次☆
1、親の悩み
2、本人も悩む
3、不登校でも受験できるのか?
4、勉強の遅れ
5、子供たちは自主的に勉強します。


1、親の悩み


子供が不登校になると親が心配することはたくさんあります。

最初に心配したのが、「勉強の遅れ」です。

学校に通えない訳ですから、授業を受けることができません。

学校で出された宿題のプリントは、定期的にクラスメートが届けてくれます。

ただ、授業を受けていないので、プリントに書いてある問題が解けません。

学校に行けなくなってから、1ヶ月、2ヶ月と経ってくると、本人も親も、勉強のことがどんどん不安になってきます。

もし、学校に行けるようになっても「勉強についていけるかな?」などと不安に思っていました。


2、本人も悩む


これは親も心配しますが、娘も心配していました。

特に、中学生だと高校受験が控えています。

「受験は、大丈夫かな?」、「このままで高校に入れるのかな?」、「受験できるのかな?」と、心配になっていきました。


3、不登校でも受験できるのか?


結論から言うと“受験可能”です。

中学校までは、義務教育なので、出席日数が足りなくても、卒業ができます。

ただ、不登校のままだと、成績表が付けられません。

その成績表で、高校が、受かるかというと、どこでも受かるというわけにはいきません。

選択肢は、絞られます。

ただ、受験は、できます。

普通科も受験できますし、定時制であったり、サテライト授業で卒業できる高校もあります。

多様化してきたニーズに、高校も応えられるようにと、様々な方法で高校卒業できる仕組みがあります。


4、勉強の遅れは取り戻せる?


最初は、妻も本人も私も、正直、勉強の遅れについてはとても心配してました。

心配しても仕方ないし、勉強の遅れを気にして、勉強をしていない娘にイライラして「勉強しなさい」と口うるさく言うのも、いけないと思いました。

妻と私が出した結論は、「勉強はいつからでもできる」です。

別に今やらなくても、大人になってからでもできますし、学校に行かなくても勉強はできます。

本人さえやる気になれば、何歳になっても、取り戻せると考えました。

学校に元気に通っているときは「勉強しなさい!」、「宿題終わったの!?」など大声をあげていた妻も、この結論に達してからは、一言も「勉強しなさい」とは、言わなくなりました。

親としては、勉強のことより、まずは、心身ともに健康に過ごして欲しいという思いを、優先しました。

とは言え、勉強の遅れが気にならないかと言うと、気になります。

ただ、何も言わずに“放置”する訳ではありません。

子供たちと、参考書や、行きたい塾、家庭教師など、学校に行けなくても、勉強できる選択肢を一緒に考えました。

娘たちは、塾や家庭教師は、望みませんでしたが、欲しい参考書は、何でも買ってやりました。



5、子供たちは自主的に勉強します。


親より、子供たちのほうが、勉強については心配してます。

親は、口うるさく、子供に勉強させなくても、子供たちの心配を分かってあげれば、子供は、自主的に勉強します。

娘たちが、不登校になって、学んだことがあります。

それは、“自主的に勉強する”ことです。

普通に学校に行っていれば、勉強は、イヤイヤしていたでしょう。

私たちも、口うるさく「勉強しなさい」と言い続けていたでしょう。

おそらく、それでは“自主的に勉強する”ことはできなかったと思います。

不登校になって、たくさんの学びがありました。

勉強もそのうちの1つです。

学校って何で行くの?の答えは「選択肢を増やす」のと「思い出作り」だと思ってます。

行きたいなら行けばいいし、行きたくないなら無理してまで、行かなくてもいいのかなと、思えるようになりました。

親としては、子供の選択肢を増やしてやりたいので、口うるさく「勉強しなさい」と言う気持ちは、分かりますし、実際に言ってました。

しかし、本人がやる気にならないと、いくら勉強させても、効果は出ないです。

勉強はいつからでも取り戻せます。

だらだらと、目的もなく学校に通うより、目的を持って、自分で考えて行動できることのほうが、大事だと、今では思うことができます。

そして、子供たちが、目的を持って「学校に行きたい」と言ったときに、全力でサポートできるのが”親”です。

その時が来るまで、親は、子供を信じて待つしかないです。

子供に無理矢理勉強させるより、子供を信じて、どのような高校があるか調べたり、地域支援が何かないかと、地域の方と相談したりして、子供たちに提示できる選択肢をたくさん持って待っているのが、良いと思います。

これからも我々が考えていたことや、悩んでいたことを、書いてみなさんの応援をしたいと思います。


最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

このブログは、天国にいる妻と、未来の娘に宛てた育児日記、生活の質、お金について(生活費、株投資)を主に書いています。

また、3人の娘が、同時に不登校で悩んでた時の、親としての苦悩や体験談も30記事、書きました。

不登校に悩んでいる方がみえたら、力になりたいので読んでみてください。

娘の不登校体験談の最初に記事は、こちら↓

→「【不登校1】中学生の娘が学校に行かなくなりました。その原因とは?

私も、当時は、同じ悩みを持っている方の体験談などを、読ませていただき、前向きに頑張っている姿を想像し、励みになり、力になりました。

私も不登校で悩んでいる方の力や、励みになれれば、うれしいです。

続きの記事はこちら↓

歩いて登校する【不登校10】

前回の記事はこちら↓

「中3の娘がついに学校に復帰!初日の娘の様子は?【不登校8】」