辞めない職場作り【学び】

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幸せになるヒント

どーも気ままお父さんです。

2018年2月に妻が病気でこの世を去り
2歳の娘と二人で暮らすシングル
ファーザーになりました。

仕事はサラリーマンで労務担当の管理職。
今の会社に18年働いています。

仕事と家事育児の両立に工夫をしながら
最近では忙しいながらも少しずつ余裕も
できて、楽しく娘と暮らしています。

家事や子育てで悩んでおられるママさんや
パパさんたちに家事や子育てが少し
でも気楽に思え、楽しく感じていただけ
るように情報発信していきます。

愛していた妻とのエピソードが
夫婦関係に悩んでいる方の参考に
なればうれしく思います。

今回は、辞めない職場作りの秘訣に
ついて書きます。

介護の会社に勤めて18年。
慢性的に人手不足が続いています。

しかし、私は人手不足に困ったことは
ありません。

人は辞めなければ、人手が不足することも
少ないと思います。

人手が少ないのは業界や会社のせいでは
ございません。

働く環境が良くないのです。

私が普段心がけていることを書きたいと
思います。

4月からリーダーになりどうしたら
良いか困っている方や、なかなか
育ってくれないと人に教えることに
悩みがある方、職場が人手不足になって
いて困っている方の参考になれば
うれしいです。

目次

1、はじめに
2、リーダーに必要なこと
3、辞めない職場を作る
4、具体的に心がけていること7つ
5、まとめ


1、はじめに


退職の理由の90%は

人間関係です。

私は、18年今の会社に勤めています。

介護現場の責任者で8年、労務責任者で
10年です。

私が入社してから、この業界は人手が
不足していて現在に至ります。

しかし、私は介護現場でも労務責任者に
なってからも人手に困ったことが
ありません。

ここ10年で私の部署で辞められた
方は2名です。

仲間のほとんどが、10年一緒に年を
取りました。

人手がいないのを、会社のせいや、業界
のせいにしがちですが、私はそうは
思いません。

同じ会社でも、私の部署や管轄以外の方は
介護現場であろうが事務員であろうが
多くの方が辞めています。

条件は一緒のはずです。

違うのは、人です。

仕事は、人を育てることだと

思っています。

これは、どのような職場でも同じことが
言えると思います。

リーダーが何を大事に仕事をするのかで
職場の環境は大きく変わります。

難しいことを書くつもりはありません。

仲間を大事に人間関係を良くすれば辞めません。

私が、心がけていることを書いていきたい
と思うので、参考になればうれしいです。


2、リーダーに必要なこと


人を大事にすることです。

リーダーシップ論なども数多く
読みました。

その本の多くが、ビジョンを語り、
時には叱咤して、みたいなことが
書いてあります。

リーダーのためのリーダーシップ論
なのです。

もちろん、仕事を上手に進行させる
ためには必要なことです。

でも、自分のために良いリーダーに
なろうとしても良いリーダーにはなれ
ません。

一緒に働く仲間のために、良いリーダー
になろうとしないとうまくいきません。

それが、人を大事にする考え方です。

会社の評価ばかり気にしたり、売り上げや
経費ばかり気にしていてはいけません。

評価や、売り上げ、経費はあとから
ついてきます。

そのようなことを気にする前にまずは
仲間のことを考えましょう。

仲間のことを考えたうえで、ビジョンを
語り、仲間のために叱咤激励し、起きた
ことの責任は自分が取る。

私が心掛けているリーダーシップ論です。


3、辞めない職場を作る


聴くことに徹する。

リーダーで、現場業務を一緒に行い、
とても忙しくされている方がみえます。

見栄えは良いですし、仲間の評判も
良いでしょう。

しかし、それでは辞めない職場はできない
です。

責任者の評価は上がるかもしれませんが、
離職は増えます。

なぜなら、仲間の声を聴く時間と心に
余裕が無いからです。

介護の現場でも、ほとんどのリーダーが
このような状況になっています。

自分で精一杯では、仲間の声など聴こえる
はずもありません。

まずは、現場業務や日々の細かい業務を
仲間にお願いして、少しでも自分の手を
空けましょう。

人手がいなくて無理とあきらめないで
ください。

できる範囲で、少しでも自分のしている
作業を減らしてください。

そして、空いた時間は、自分の業務時間に
使うのではなく、仲間の声を聴くために
使ってください。

でないと、仲間から「現場はこんなに
忙しいのにリーダーはさぼっている」
と裏でコソコソ言われます。


4、具体的に心がけていること7つ


私が、具体的に心がけていることは
7つです。

・あいさつは目を見て元気良く
・朝は一緒に掃除してから業務する
・雑談を怠らない
・定時に帰る
・トラブルは真っ先に自分で解決する
・ミスはすべて自分のせいにしておく
・シフトは動かさない

特に大事なのは上から3つです。
残り4つはテクニックに近いです。

1つ1つ補足したいと思います。

・あいさつは目を見て元気良く

パソコンやタブレットを見ながらあいさつ
しているのであればすぐにやめましょう。

「ながら」あいさつでは、仲間がどのよう
な表情で出勤しているのか分かりません。

仲間の表情をゆっくり眺めながら気持ち
良くあいさつしてます。

元気無さそうなら、声かけます。

・朝は一緒に掃除してから業務する

きれいな職場は、コミュニケーションを
活発にします。

仲間のために、率先して掃除や片づけを
しています。

職場の乱れは、コミュニケーションを
乱します。

なので、朝は毎日掃除から始めます。

・雑談は怠らない

職員の声を聴くときに、面談して
普段話もしないのに、上司に何か
話せないと思います。

普段の雑談が大事なのです。

雑談もしてくれない職員が、面談で
本音で話などしてくれません。

雑談も簡単なようで難しいです。

自分のことばかり話をするのではなく
仲間が何が好きなのか興味を持つ
ように心がけています。

・定時に帰る

普段リーダーは、早く帰ったほうが
良いです。

私の会社では、リーダーが遅くまで
残っている職場は離職が高いです。

逆に、リーダーが早く帰る職場は離職が
低いです。

結果は、出ているので、早く帰ります。

早く帰るために、必死に業務効率を
上げる努力をします。

なので、定時に帰れるように、努力する
ことを心掛けています。

・トラブルは真っ先に自分で解決する

トラブルは仲間にとってストレスなので
真っ先に解決するようにします。

人材育成のために良くないと思われがち
ですが、逆です。

リーダーが率先してトラブルを解決しよう
とする姿は、仲間に共感され、自ら解決
しようとしてくれるようになるのです。

・ミスはすべて自分のせいにしておく

失敗を仲間のせいにしません。

人はミスします。

人である以上ミスは無くなりません。

ミスはシステムが防ぐのです。

ミスが発覚したときは、仲間が悪いの
ではなくて、システムが悪いのです。

システムの運営はリーダーがするべき
なので、ミスが出たのは、リーダーの
せいなのです。

これが分かっていれば、ミスが発覚した
ときに、仲間にかける声が違ってきます。

・シフトを動かさない

一度決まったシフトは動かしません。

介護現場だからかもしれませんが、
シフトが良く変わります。

それも前日やひどいときは当日です。

休みの朝に職場から電話がかかってきて
「今日出れる?」って言われたら用事が
無くてもストレスです。

仕方ないときはあるかもしれませんが
仲間にそんなお願いを月に1回している
のであれば多いと思っています。

私の会社ではやはりシフトがコロコロ
変わる部署は離職が高いです。

なので、決まったシフトは極力変えない
ように工夫しています。


5、まとめ


私が、18年、介護の業界にいて
人手に困らないようにしていた
考え方と工夫です。

私の会社のリーダーにも同じことを
伝えますが、離職を低くするリーダーも
いれば、何も変わらないリーダーも
います。

何が違うかというと、やるかやらないか
です。

何も変わらないリーダーの特徴は
「そんなことできれば苦労しない」です。

その言葉を言われると私はそれ以上
何も言う気が無くなります。

仲間のために、何かできることはないか
と熱意をもって取り組める方が、離職を
減らしていきます。

今の私の部署は10名ほどですが
管轄する各部署の在籍人数は800名で
全体の離職率は12%ほどです。

会社の全体の離職率の平均が18%。
介護業界の平均が15%なので、
やってみる価値はあると思います。

仲間のために、できることを探して
失敗をおそれずやってみる。

この考え方ができるようになれば、
自然と離職は減っていきます。

仲間の誕生日は覚えて
声をかける。

仲間の家族構成も覚える。

仲間の出身地のことを調べる。

仲間が大事にしてそうなものに興味を
持ち話しかけると、職場は少しずつ
変わっていきます。

これが、18年間、私が心がけて
きたことです。

参考になればうれしいです。

最後まで読んでくださり
ありがとうございます。

このブログでは家事や育児を始めたい
旦那さんや旦那さんに家事育児をやって
欲しいと思っている奥さまに役に立つ
ような情報をこれからも書いていきたいと
思います。

また、3人の娘が同時に不登校で悩んでた
時の親としての苦悩や体験談も30記事
書いてありますので不登校に悩んでいる方が
みえたら読んでみてください。

私も同じ悩みを持っている方の体験談などを
読ませていただき前向きに頑張っている姿を
想像し励みになり力になりました。

私も不登校で悩んでいる方の力や励みに
なれればうれしいと思います。