早く帰る方法を考える【家事育児応援】

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生活費公開

どーも気ままお父さんです。

2018年2月に妻が病気でこの世を去り
2歳の娘と二人で暮らすシングル
ファザーになりました。

仕事はサラリーマンで労務担当の管理職。
今の会社に18年働いています。

仕事と家事育児の両立に工夫をしながら
最近では忙しいながらも少しずつ余裕も
できて、楽しく娘と暮らしています。

家事や子育てで悩んでおられるママさんや
パパさんたちに家事や子育てが少し
でも気楽に思え、楽しく感じていただけ
るように情報発信していきます。

愛していた妻とのエピソードが
夫婦関係に悩んでいる方の参考に
なればうれしく思います。

家事育児に積極的に参加している
お父さんって素敵です。

素敵ですよね

私が思うのですから奥様やお子さんも
きっと素敵だと思っていると思います。

しかし、平日はなかなか仕事が終わらずに
帰りが遅いということもあると思います。

私は、サラリーマンで会社では労務の
担当を10年間しています。

近年は社員の残業を減らすために
あの手この手と工夫を凝らし
正社員400人の平均残業時間を月間で
10時間減らすことができました。

業界によっては参考にならないかも
しれませんがなるべく多くの方に参考に
なることを書いていきたいと思います。

少しでも早く家に帰って、奥さまや
お子さんの笑顔を見たい方の参考に
なればうれしいです。

目次

1.働き方改革って?
2.残業の種類
3.把握し記録する
4.スキルアップ
5.想い


1.働き方改革って?


私は会社の中で労務の担当を
しています。

会社の業種は「介護サービス」です。
訪問やら施設やらしており私の管轄内の
職員数は約800人です。

内、正社員さんは400人、
アルバイトさんは400人です。

直近の正社員1人(責任者含む)の
月の平均残業時間は約20時間。

2年前は30時間なので1人10時間
減ったことになります。

取り組むきっかけは2年前ほどから政府が
推奨した「働き方改革」というものでした。

うちの会社では無いですが長時間残業を
していた方が命を絶つという事件があり
世間では働きすぎは良くないから早く
帰りましょうというのが風潮として
ありました。

その流れに乗って管轄の職員の残業を
減らしていこうと思って色々な対策を
しました。

その頃の経営者には良い顔はされません
でしたが時代の流れもあり止められる
こともありませんでした。

しかし、仕事はあります。

ただ「早く帰れ」と言われても困る社員が
いました。

早く帰りたくても

帰れないのです。

なるほど、働き方改革とは早く帰ることが
目的ではなく、今まで残業してやっていた
ことを「業務効率を上げて残業せずに帰れ」
ということなんだと早々に気付くことが
できました。

なので、次のような手順で残業を減らして
いきました。

①把握する
②記録させる

どのような残業を、どれだけの時間で
行ったかが漠然としていたので、きちんと
毎日記録することから始めました。

たったこれだけで9割の社員が問題なく
残業を減らすことができました。

残りの1割は本人と上司だけでは改善が
できなかったので個別に対応しました。

まずはどんな残業があるのか検証して
みました。


2.残業の種類


毎日、残業の種類を調べると大きく
下記二つに分かれました。

①現場残業
②事務残業

現場残業を減らすには日々の工程を
見直します。

これは、個人のスキルとは関係が無いので
また別の機会があれば書きたいと思います。

自分で減らせるのは事務残業です。

これは残業の多い多くの方に当てはまる
ような気がするので事務残業の減らし方に
特化して今日は書きたいと思います。


3.把握し記録する


まずは残業を勝手にしないように
しました。

残業は各個人でするしないを自分の
判断でしていたのをその判断を上長の
許可制にしました。

そして、報告する際に
「何をどれだけ何分でする」
のか専用の申告用紙に簡単に書いて
上司に見せ許可を取るようにしました。

すると、多くの方の事務残業が
減ったのです。

書くことにより、今から自分が何を
何分でするのか明確になり、
早く帰ることを意識したことに
よって残業が減ったのです。

上司には残業の申請は却下しないように
指示していたので上司が業務効率を
上げたと言うより個人の業務効率が
上がったと認識しています。

早く帰る社風では無かったのですが
取り組みを始めて数ヵ月で早く帰る
というより「早く帰ってもいいんだ」
と社員が思うようになりました。

この気持ちは一般職より各事業所の
責任者がそう思うようになり、
責任者が早く帰る→一般職も帰る
という風潮が生まれてきました。


4.スキルアップ


自分のスキルアップは

大事です。

これから残業をもっと減らそうと
するならば個人のスキルアップの
向上が欠かせなくなります。

やらなくてはならない仕事は早く
終わらせる必要があります。

これを時間内に終わらせるために
個人のスキルを高めていくべきです。
個人のスキルアップは会社では教えて
くれません。

私が思う身につけるべき基本スキルは3つ
①ブラインドタッチ
②読解力アップ
③習慣化する精神力

①ブラインドタッチ

ブラインドタッチは
習得しましょう。

キーボード見ないで文字入力するのです。

事務残業が多い方の多くは、
ブラインドタッチができません。

私の部署は事務職ですがパソコンでの
文字の入力スピードは、早くないです。

会社の事務員ですら、遅いのですから
現場責任者はさらに遅いです。
一般職はさらに遅いです。

入力する機会が減れば減るほど
遅くなっていきます。

書くスピードは上げ過ぎると字がくずれて
読めなくなり丁寧に書くことが
大事になりますが、入力はどんな
スピードで入力しても仕上がりは
同じです。

とにかく早く入力できるように
なりたいものです。

なので、ブラインドタッチは早々に
習得してください。

だいたいの方はキーボードを見て
入力してます。

キーボードを見ながら入力している方で
スピードがそこそこ早い人なら
ブラインドタッチを覚えることで
とても入力スピードを上げることが
できます。

というのは、キーボードを見ながら
入力すると文字の間違いに気付くのが
遅くなります。

文字を間違えると、間違った文字を消して
再度入力するので入力する文字数が
増えます。

それは、間違いに気づくのが遅ければ
遅いほど消す文字数と入力文字数は
増えてしまいます。

非常に効率が悪くなるのでキーボードを
見ずに画面を見て間違えないように
入力する練習をしてみてください。

イータイピングという無料の
タイピングサイトが練習には
丁度良いと思うのでブラインドタッチの
習得を目指してください。

1日15分の練習で1ヶ月で習得可能です。
えんぴつで文字を書くときに、文字見て
書きます。

タイピングも一緒で、入力している
文字を見て入力するのがもっとも大切です。

②読解力アップ

読解力が大事な時代です。

最近の会社の情報共有はパソコンや
スマホを使うことが多いです。

パソコンから社内上の処理を指示されて
動くことも多いかと思います。

電話の回数は減り、メールでの指示が
増えているのでは無いでしょうか?
私は日に100件のメールが社内だけ
でもやってきます。

こんなの全部ゆっくり読んでいたら
自分の受け持ちの仕事ができません。

電話で口頭での指示と違い読解力が
求められています。

なのに、最近は活字を読む人が少なく
なっていて読解力は向上していない、
もしくは低下しているように感じます。

読解力は大事です。

まずは読むスピードを上げましょう。

ダラダラ社内から飛んでくるメールを
読んでいて最後まで読んだら自分には
関係ないじゃんってこと無いですか?
その読んでる時間がもったいないので
さっと目を通し自分に関係があるか
ないかをすぐに判断する。

関係があれば指示内容を素早く把握し
後回しせずに処理を始める。

この処理を始めるまでのスピードを
上げるのです。

読解力はぼーっとしていても
上がりません。

本を読んでも読解力は上がりません。

意識して活字を読む必要があります。

私は話題作りにも新聞をお勧めしています。

毎朝、情報をインプットして、職場の
仲間にアウトプットするのです。

このことを意識して、毎日過ごすことで
読解力は向上していきます。

ヤフーニュースなどでも良いです。

読んで、自分の中で理解して人に話をする
ことを意識してみてください。

読解力なので、文字から情報を読み取って
ください。

聴く読むだけでは読解力は上がって
いかないです。

人に話すことが大事です。

人に話ができないなら、要約して
ツイートするのも良いと思います。

とにかく、インプットした情報は
アウトプットすることを意識して
みてください。

③継続する精神力

継続は力なり

継続する精神力を鍛えるのは大事です。

精神力が大事だ!っていうと根性で
仕事しろって聞こえるかもしれませんが
それはNGです。

あまり無理すると健康を損なうので
ほどほどに根性は出していただくように
してください。

私が鍛えた方が良いと思う精神力は
「継続」の精神力です。

要するに、決めたことを継続して
実行していくってことです。

継続は力なりって言いますが
つまるところ継続するには強い心が
必要です。

継続の精神力を鍛えるのです。
ブラインドタッチと読解力を
説明しましたが毎日練習、意識しないと
向上しないんです。

毎日15分タイピングの練習をする。
毎日新聞(本)を読んで、仲間に伝える。

ことをお勧めしました。

三日坊主の精神力ではスキルアップは
期待できません。

継続する精神力を鍛えましょう。

継続する精神力を鍛えるのに
お勧めなのが「習慣化」です。

「習慣」の力は

すごいです。

例えばブラインドタッチを毎日15分家で
練習するって決めてやれますか?
この方法だとおそらく三日坊主です。

会社でやるんです。

例えば休憩の終わる15分前に席に戻り
イータイピングを休憩終了まで行う。

など毎日時間を決めて行うようにする。
日々時間が空いたときにやろう!
じゃなくて毎日のタイムスケジュールの
中に組み込む訳です。

そうすれば時間が来たら
やればいいんです。

さらに時間を忘れちゃう人は
スマホのアラーム機能を使ってください。

15分がきついなら5分でも良いです。

自分でできる無理のない練習を決めて
毎日継続できるよう習慣化して
みてください。

余談ですがタイピングの練習は
朝が良いです。

午前中にメールの処理をするので
あれば尚更ですが朝練習すれば午前中の
入力スピードが向上しますので少し
大変ですが朝15分ほど早く会社行って
パソコンを開いてメールを処理するのでは
なくイータイピングしてみてください。

毎日新聞(本)を読むのは購読すれば
読むと思いますので良いと思います。

無料のネットニュースだと習慣化する
のが難しいんです。

なので、新聞をおすすめするのです。

買わない→読まない→習慣化できない
朝コーヒーを飲みながら新聞を読む。

通勤時間に本を読む。

休憩時間に本を読む。

など、買って横において習慣化しましょう。

時間の空いたときに読むなんて
言ってたら、忙しいと思うので、
読めなくなります。

時間を決めて習慣化しまょう。


5.想い


お父さん、少しでも

早く帰ってください。

少しでも早く帰って自分や家族のために
時間を使いましょう。

練習する時間を作りましょう。

って言うと「そんな時間はない」
「忙しくて無理」って言われます。

無理にしなくて良いです。

強制では無いです。

私は毎日3時間残業してました。
子供が不登校になり残業時間を1時間に
減らしました。

今は妻が他界し4歳の娘を一人で
育てるのに残業は0分です。

仕事内容は変わっていません。

仕事量はむしろ増えています。

忙しい中でも必要だと思うスキルは
自分で本買って勉強したり練習したりは
しました。

突然早く帰らなくてはいけない状況に
なったとき明日から早く帰れますか?

今は良いかもしれませんが何があるか
分かりません。

私みたいに一人で育児を育てなくては
ならなくなったとき、
今の会社で帰ることができなければ
転職しなければなりません。

給料は下がり新しい仕事を覚えて
いかなくてはなりません。

大変です。

もちろん、私の勤めている会社と
会社の仲間には感謝しかありません。

私の状況を理解してフォローを
してくれます。

家庭環境が一変したら今勤めている会社で
新しい生活をスタートさせた方が
良いです。

そのためには早く帰れるように
スキルアップするのが大切です。

早く帰れないのは会社のせいだと
言うのであれば家庭環境が
落ち着いているうちに早く帰れる
会社に変わっておいた方が良いです。

多様化している社会で奥様や子供も
大変ストレスを抱えます。

少しでも早く帰って家事育児に
参加しましょう。

今の会社で頑張っても給料はそんなに
上がりませんよ。

どこかで頭打ちになります。

順調に出世すれば良いですが、
自分と家族を犠牲にしてまでの出世は
人生豊かにしてくれません。

出世して育児家事をする。

そのために必要なのは自分への投資です。

自分や家族の時間を作るためには早く帰る。
早く帰ってフラフラ飲みに行ったり
してはいけませんよ。

その飲み会が会社の付き合いなら
尚更断ってください。

家族や友人と過ごす飲み会なら良いです。
私は今、定時ダッシュで帰り保育園に
駆け込み娘を抱き上げます。

この瞬間が毎日うれしいです。

一所懸命仕事をしていたときには
こんな素敵な瞬間が作れるとは
思いませんでした。

妻がいなくなって寂しいですが
娘と過ごしている時間がすごく幸せです。

私でも幸せになれるのですから

奥様やお子さんが元気ならば必ず幸せに
なれます。

それが私の想いです。

最後まで読んでくださり
ありがとうございます。

このブログでは家事や育児を始めたい
旦那さんや旦那さんに家事育児をやって
欲しいと思っている奥さまに役に立つ
ような情報をこれからも書いていきたいと
思います。

また、3人の娘が同時に不登校で悩んでた
時の親としての苦悩や体験談も30記事
書いてありますので不登校に悩んでいる方が
みえたら読んでみてください。

私も同じ悩みを持っている方の体験談などを
読ませていただき前向きに頑張っている姿を
想像し励みになり力になりました。

私も不登校で悩んでいる方の力や励みに
なれればうれしいと思います。