不登校を防ぐ!【不登校30】

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どーも気ままお父さんです。
3人の娘が同時に不登校になり悩み色々な気付きや学びがありました。

不登校に悩む方々の力や励みになればうれしいです!

不登校を防ぐ方法を私の経験から書いていきたいと思います。


目次

1.不登校は増えている
2.不登校は防げるのか?
3.子供を守る


1.不登校は増えている



毎年、不登校児童は増えています。

子供の数は減っているのに不登校件数は増えているので我が子も心配ですよね。

増える原因は分かっていません。

それは不登校になる原因は人によって様々だからです。

ただ、傾向は分かります。

・発達障害
・いじめ
・世間認知度アップ

不登校になる原因で「発達障害」は大きな割合を占めます。
しかし、件数が増加する要因にはなりません。

件数が増える要因になっているのは「いじめ」と「世間認知度アップ」です。

現代のクラスは全員がいじめの対象となり得ます。
軽微な嫌がらせはいじめの件数に含まれません。
解決はどうしても子供たちに委ねられます。
また、いじめの対象になっていなくてもクラス内で起きていたり見ているのもストレスになります。
子供たちはとてもストレスフルな環境にあると言えます。
これはネガティブな要因と言えます。

一方、世間認知度も上がってきました。
それは不登校への理解が進んだのですが件数の増加にはつながっていると思います。
無理して学校に行かなくて良いなど一時対応の徹底や夏休み明けの自殺防止のアナウンスなどもそうです。
これはポジティブな要因と言えます。


2.不登校は防げるのか?

不登校は防げるのでしょうか?

おそらく不可能です。

と言うより親が防ぐことはできません。

不登校になる原因の、1つで「発達障害」が起因してコミュニケーションがうまく取れないことや集団生活に支障が出るなどはそもそも防げる問題ではないです。

ネガティブな要因のいじめなども全員が対象者となりうるので防ぎようもございません。

ポジティブな要因は防ぐと言うよりむしろ推奨される対応です。


3.子供を守る

親ができることは子供を変えることでも子供の社会を変えることでもありません。

守ってあげることです。

具体的には

・ストレスを緩和させる

ことになります。

親は自分が経験した学生時代で子供のストレスを計りがちです。

20~30年前と変わったのは親でも子供でもなく環境です。

我々と同じストレスで生活していると思ったら大間違いで小学生から人間関係は多様化しております。

情報も溢れいじめの形態も特定の子供が長期化するのではなく全員が対象で発生しては解決し再度別のところで発生するというのが日常となっております。

なので、まずは子供は私たちが学生時代を過ごした20~30年前よりストレスを抱えて帰ってくることを認識しておいてください。

その上で気を付けることは

・話を聴く

ということです。

「やってる」「できてる」「うちは大丈夫」と思った方は要注意です。

現代の親は忙しいんです。

共働きは当たり前になっているのに家事や育児は奥様が担う傾向にあります。

なので、母親はとても忙しいんです。

その忙しい姿を毎日見てる子供はどう思うでしょうか?
話したいことがあっても「あとにしよう」とか「今話しても聴いてくれそうにないな」と思うかもしれません。

後回しにして話せずに自分で解決していく訳なのでストレスは溜まる一方になります。

父親は仕事からお疲れモード全開で帰ってきてませんか?

そんな疲れた父親に子供が悩みを話したいとは思わないです。
逆に疲れた父親に心配を掛けさせたくないと思うでしょう。

それがうまく消化できずにいつか爆発するかもしれません。

親ができること。

・家事、育児の分担

これ言うと多くの旦那様から「俺はやってる」と言われるんです。
私もそうでした。
そう思った方も要注意です。

話を聞くと「休日に掃除、料理、洗濯、家族サービス」と言われます。
それは「お手伝い」です。

ダメではないですがやらないよりマシって感じです。
むしろそれを「俺はやっている」と認識していることが間違いです。
家事をしている訳ではありません。
もう「家族サービス」と言う時点で育児を放棄しているようなもんです。
母親が子供を公園に連れていくのに家族サービスって言いますか?
父親は普段働いているから育児を免除されていると思い込んでいる証拠で誰も免除した覚えはないはずです。
奥様に免除でいいかどうか聞いてみてください。

家事、育児は毎日です。
ゴミ出しして「やってる」感出してませんか?
家中のゴミを集めてまとめたのは誰ですか?

昔は私もそうでした。
ただのお手伝いです。

今、全ての家事を一人で行っていますがお手伝いとは次元が違います。

〈ゴミ出し〉
ゴミの日に家中のゴミを全部集めてまたゴミ袋をセットし指定の場所に出す。
〈掃除〉
責任を持って指定場所を定期的に掃除する。
〈洗濯〉
洗濯機のタイマーセット、干して、取り入れて、畳んで、所定の場所にしまう。
〈食器洗い〉
洗って拭いて所定の場所に片付ける。

これぐらいは無理なくできるようにスキルアップしましょう。

できるようになったら朝ごはんの準備片付け、弁当の準備、風呂掃除などにもチャレンジしましょう。

学校から帰ってくる時間に多くの父親は家にいないと思います。
なら、子供の話を聴くのは母親となります。

母親が子供の話を聴ける態度が取れるように母親の忙しさを緩和してあげてください。

親が我が子を不登校から守る方法があるとすれば母親の笑顔だと思います。

母親が笑顔であれば家庭内はうまくいきます。
これは経験したから分かるのですが不登校から立ち直るために一番効果的なことは母親の笑顔でした。

母親の笑顔は夫婦仲も良くなくてはなりません。
子供は夫婦仲が良いと喜び夫婦仲が悪いと自分のせいだと思います。
なので、お互いに夫婦仲が良くなるにはどうしたら良いか話し合ってみてください。

不登校になってから夫婦仲を良くしようと思っても違和感しか生まれませんよ。

急に「ありがとう」とか「愛してるよ」って言えますか?

普段から意識して伝えあってください。
夫婦仲が良いと子供は間違いなく喜びます。

父親のできることは母親の笑顔を作ること。
母親のできることは笑顔でいられるように自分の人生を楽しむこと。

私は父子家庭ですがパートナーがいなければ仕事も家事も育児も全て一人でしなければなりません。

そんな方や旦那様の協力が得られない方が子供にできることは「自分も楽しむ」です。

忙しそうに家事していたり疲れてぐったりしていては子供が話し掛けてこなくなるので自分の人生を大変だと思わずに楽しむよう意識することが大事です。

それができないのであれば気持ちが分かってくれる方に相談しましょう。

私は妻を亡くして娘と二人で生活していますがきちんと家事、育児をすることは意識せずに娘と楽しく生活するように心掛けています。

まだ4才なのでこの先どうなるか分かりませんが毎日笑顔で生活できております。

家の中はルンバちゃんが掃除してくれてきれいですが、庭の草はやばいぐらいボーボーです。。
気にしない気にしない(笑)

長くなりましたが親ができることは子供を守ることです。
不登校を防ぐ家庭環境の第一歩は話を聴ける環境を作ることです。
参考になればうれしいです!

不登校に悩む方々の力や励みになれば更に嬉しく思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。