一番上の姉の高校受験【不登校13】

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どーも気ままお父さんです。
3人の娘が連鎖で不登校になり少しずつ復帰をしていきました。
親としての体験したことや感じたことを書いていきます。
不登校で悩む方々の力や励みになればうれしく思います。
今日は「高校受験」についてお話します。


目次
1.受験できるの?
2.希望進路決定
3.高校選び
4.受験方法は学校推薦を選択しました
5.いよいよ受験
6.合格発表


1.受験できるの?

不登校になると時期や期間によっては受験の選択肢が限られることもあります。
だからと言って受験できなくなる訳ではありませんのでご安心ください。
受験も大切ですが受験に焦って学校への復帰が遅れたり挫折したりするほうが良くありません。
まずは焦らずに学校への復帰を優先してください。

とは言え本人も親も気になる受験ですが今回は我々が選択した受験方法について書きたいと思います。

3人が不登校になり2人が高校受験して合格しているので今日は一番上の姉の受験について書いていきたいと思います。


2.希望進路決定

1番上の娘は中2の9月から中3の4月まで不登校でした。
まともに授業を受けれるようになったのは中3夏休み明けからでした。

もちろん、普通に受験することはできます。

しかし、娘は勉強が得意な方でもなくしかもほぼ1年授業を受けていないので9月から受験勉強を頑張ったとしても通常の受験で高校に合格するのは難しいと考えているようでした。

娘は受験を意識し妻と今後の進路についてどうしたいか話をしていくうちに「福祉の仕事」をしたいと言うようになりました。

妻も私も福祉の会社に勤めておりヘルパーの経験もあったので「大変」「給料安い」などの偏見もなく賛成することができました。

そして妻と私は福祉の仕事をしたいのであれば進学して資格を取得することを薦めました。

高校では初任者研修、卒業後に短大に入り介護福祉士を取得しておくと就職も有利だと言うことで娘も納得し目指す進路が決定しました。

私が高校受験したときはやりたいことも分からずとりあえず普通科に行くといった感じだったのですでにやりたいことがある娘が素直にすごいなと思いました。


3.高校選び

進路が決まっているので福祉コースがあり初任者研修が取得できる高校を選びます。
普通科と違って多くないのでその中で通える高校もおのずと限られてきます。

公立で1校、私立で3校ほどありました。

この地方では公立高校が多く学費が安いということで公立高校を目指す子供が多いです。

できれば公立高校に通わせたかったのですが福祉コースのある公立高校は募集人数が限られておりしかも人気が高く合格するのは難しいだろうとの判断で私立高校を受験することにしました。


4.受験方法は学校推薦を選択しました

私立の受験は2パターンあって普通受験と学校推薦です。

学校推薦でも指定校推薦と普通推薦とあり指定校推薦はほぼ合格しますが人数が限られてます。

普通推薦も合格しやすいと言われておりますが不合格になることもあるようで人数も学校によっては幅があります。

指定校推薦は通っている中学校で成績順で決まっていきますので断念して普通推薦を希望しました。

私立高校で福祉コースだとそれほど人気も無く希望者もいなかったので学校推薦で受験させていただくことになりました。


5.いよいよ受験

1月に入り受験シーズンがやってきます。
推薦入試はやや早く始まります。

初めて一人でバスに乗り受験する高校に行きました。
一緒に受験する友達もいて待ち合わせして高校に向かいました。

ほんとたくましくなりました。

受験勉強はやってたのかやってないのか分かりません。

娘に任せていました。

親から見れば物足りないぐらいの勉強量だったと思います。

2学期の中間テストや期末テストも授業を受けていない期間が響き点数が取れませんでした。

それでも何だか自信あり気に「行ってきまーす!」ってスタスタと行ってしまいました。


6.合格発表

一番合格通知を待っていたのは本人より妻でした。
妻は合格通知がいつ発送なのか調べそわそわしてます。
1月の終わり頃で本人もまだ学校に通っていた時期だったので私は「届いても決して開けずに本人が学校から帰ってから一緒に開けるように」と念を押しておきました。

私は仕事に行っている間に妻から午前中電話があります。
出ると泣きながら「合格したぁ❗」って喜びの一報をくれました。
「開けやがったな」と思いましたが合格していたので「やったぁ」って一緒に喜びました。

早く娘に伝えたいですが学校から帰ってくるまで待ちます。

娘に伝えると照れなのか恥ずかしそうに「ありがとう」って妻に伝えたようです。

不登校になり将来が突然真っ暗になったあのときにこんな明るい未来がやってくることは想像できませんでした。

スクールカウンセラーや先生方には感謝しかないです。
良く良く娘がどうしたいか聴いてくださり選択肢も広げれるだけ広げていただき無事に希望する高校に合格することができました。

受験生を持つ家庭とは親も本人もピリピリして勉強勉強という生活になり「落ちる」とか「すべる」とかは禁句になるイメージがありましたが我が家では全くそんなこともなく勉強しろなどと言ったことは無いですし学校に通えているだけで十分でした。

入試の際は心配し合格通知も本人より先に開けてしまうぐらいの妻でしたが勉強の遅れなどを心配することは今後においてもありませんでした。

次回は真ん中の娘の受験について書いていきたいと思います。
不登校で悩んでいる方たちの力や励みになればうれしく思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。

不登校体験談
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